岩盤浴
流行りでもある『岩盤浴』に遅ればせながらも体験すべく、ご近所の専門店を訪れてみた訳で。一年程前くらいだったじゃろか!?我が家のご近所の大きなビルヂング(!!)に、女性専用の『岩盤浴』のお店ができたわい。見渡してみると、徒歩圏内に数件、そのようなお店がござる。気にしていないとわからないくらい、入れ替わり立ち代わりの激しい立地条件のご近所さん。我輩が訪れた店舗は、最短70分2,500円也。思ったほど広くはない店内じゃが、清潔感があり、応対も心地良い風呂屋…もといッ、岩盤浴屋…。うふふ…。サウナが苦手な我輩。岩盤浴ならば苦しくないと聞いたゆえ、いざ、岩盤浴ルームへ。扉を開けると、むわぁ~ッと熱気が。『やっぱ、暑いのぅ。ダイジョブかいなぁ…。』忍耐・我慢・努力の三文字がメッポウ苦手な我輩。とほほ…。大して広くはない低温のサウナルームに、熱い石の床(ベッド)が仕切り付きで20床くらいあるじゃろか。ほの暗い中に、同じ囚人服のようなパジャマを着て、マグロのごとく寝そべっておる人々が…。『マグロが1匹、2,500円~…マグロが2匹、5,000円~…、マグロが3匹、7,500円~…、マグロが…マグロが…』我輩の心のつぶやき…。ぐふふ…と、一人でウケて心の中で笑ってしもうた…。『結構、儲かるのじゃなかろうかぁ!?この商売…!?』またひとりゴチ、我輩…。商人魂、復活。自分の番号が点灯する、マイ・岩盤ベッドにて寝そべり、我輩も1匹、2,500円のマグロとあいなりけり…。うふふ…。相当な汗をかいた…。かいた汗はそのままにした方が肌に良いというからして、マイ・岩盤ベッドは時間通りに譲ったモノの、リラクゼーションルームなる部屋に移り、雑誌を開いたり閉じたりしながら汗がひくのを待ち、囚人服のままのんびりとさせてもろた。スポーツ後の汗よりも、じぇんじぇんサラサラしちょる。ホンマに肌がしっとりとしておる。不快感がない。…とは言え、ごっつかいた汗は事実でござるからして寝る前のお風呂は、いつ入ったら良いのじゃろか!!??『そのままが良いと言われるが、持続性はどのくらいでござるかのぅ!?』我輩。『あ~、そうですねぇ…。すみません、ちょっと聞いてきます。』風呂屋の番台…もといッ、岩盤浴スタッフ。『いくらサラサラとはいえ、風呂には入りたいわいな…。』ひとりゴチ、我輩。『基本的にはそのままの方がいいんですけど、ダイタイ2・3時間とみてください。』スタッフ。せっかく訪れた岩盤浴じゃし、肌のサラサラ感は夜も変わりはないが、ナンとなく頭がかゆくなってきた…。我慢は体に良くない…。『ヨシッ!いざ、入浴じゃ~ッ。』やっぱり、汗をかいたまま眠るのは無理でござる。・・・・・・。風呂上り、やっぱりコッチの方が気持ちエエわ~ッ。すっきり、さっぱり!!石鹸でゴシゴシ洗い、びつくりするほどの肌のサラサラ感はなくなってしもうたが、すっきり、さっぱり!!一回の岩盤浴で、2キロペースくらいで痩せるのなら、もっともっと通いたいモノでござるな…。がははッ。お風呂、バンザイ。