coastal living

[中国三昧] カテゴリの記事

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• 国際電話

  電気自動車が気になる今日、この頃である訳で。横浜みなとみらい地区では、数台の電気自動車タチをお見かけする。試験的に法人向けに貸し出していたが、最近は個人でも借りられるらしいわい。エコ･カーである『ハイパー･ミニ』。かわいらしいのぉ～。しかも、環境に優しいワケじゃな。どんなモンか、試乗してみようかのぅ。入会金や月額の料金が発生するからして、まず、ちょっと試して･･･というワケにもいかないらしいわい。充電式であるワケじゃが、充電器の後ろにヘンなステッカーが貼ってある。『京田辺』『倉敷』ココは、横浜じゃわ～い。京都と岡山でも、同じようなシステムで、エコ・カーが走っておるのかのぅ…。『誰か乗る人が来ぬかのぅ…』暫くじ～ッと眺めておったが、だ～れも来んかった…。とほほ･･･。とぼとぼ家路を急いでおると、携帯が鳴った。未登録番号じゃし、見慣れぬ長ったらしい数字の羅列が･･･。いつもは出ないのじゃが、何度も鳴るから出てみた。『･････････。』無言の我輩。『ニンハオ、マァ～ッ!!』すぐにわかった、友人Ａのアホ声。『あれッ!?出張じゃったのか??』我輩。『もう飽きちゃった、この街･･･。』友Ａ。『ニンハオってくらいじゃから、北京か上海じゃな。』そう言えば、中国に出張だと先月言っておったコトを思い出した。『地下鉄にも乗れるようになっちゃった･･･。』友。『外灘(バンド)とか行って、観光客にでも変身してみるが良いぞよ。うひゃひゃッ。』我。『中国人業者を2，3人頼んだのに、20，30人とか来ちゃうんだよ～ッ!!日本語のファックスは意味不明だしさぁ･･･。』愚痴る、友。『うひゃひゃッ。ちなみにどんなファックスが来たのかのぉ～?』我。『ワタシ、準備アル。イッタ、アルカラ。ソノ事、理解シマス。･･･みたいな。っつうか、わかってないアルじゃ～ん!!ってな感じ。』吠える、友。『うひゃひゃひゃぁ～ッ!!!ソレ、辛いアルなぁ～ッ!!!』立ち止まって、お腹を抱えて笑ってもうた。『あと、二日…。はぁ……。』深～いタメ息の友。『我輩はサボって、豫園へ行った事がござる。小龍包食べに。しかも一人で。』サボりが得意じゃった、我。今では、六本木ヒルズにまであるが、地元上海っ子も並んで買う、旨い小龍包の店に30分も並んで買い、豫園の池のほとりで食べた。一人じゃったから食べきれず…でござったが。『ふ～ん。じゃあ、またね～。』勝手な友…。20分程愚痴られて、とっくに我が家の前に着いてもうたわい。国際電話で、電気自動車の話などする訳にもいかず･･･。とほほ…。

  2006.04.13

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• 釣魚台で『釣り』

  少々前の事ではあるけれど、午後のニュースを見て、ふと、思い出した訳で。「先日、中国に行ったんですけどね、『釣魚台』に宿泊する事になってましてね。いやぁ～ビックリしましたよ。」と、仕事上の知人A氏。へぇ～。『釣魚台』って、今まさに、中国で六カ国協議が行われている、国賓とかを招く場所でしょ!?ふ～ん。その方は、仕事上ではとっても偉～い地位に就く方であるが、『外交』なんぞ関係ないし、あるとすれば自社工場や取引先が中国にも存在するくらいな訳で。『大地』に始まり、『ワイルド・スワン』や『宋姉妹』を読んで、思い切り『中国チッキー』な気分に浸った時期を経た我輩は、大変興味深くお話を聞かせていただくにいたり。六本木の天ぷら屋『福島』で、うんまい『天ぷら』をいただきながら冷酒。「あの～、『釣魚台』で釣りはできるんですか!?」･･･。ちと、笑いを取ってみたりなんかしたりして。うふふ･･･。『釣魚台』の宿泊施設には、普通にフロントがあり、普通にホテルらしい。興味津々だった割りによくわからんかったが、日中友好･･･とかナントカの名目だと、『お泊り』できるらしい。へぇ～。誘っていただけたら、『自腹』でも行ったのになぁ～。おほほほ･･･。席が隣りの外国人のご夫婦が、上手に箸を使っていらっしゃる。オマケに冷酒であ～る。『福島』のご主人も、『英語』と『箸使い』は見事。太い菜箸で絶妙に揚げてくださる『テンプーラ』は格別でござる。向かいのカウンターには『オッパイを大きくした』元・女性棋士が楽しそうに食事しておった。『あッ、ホントにオッパイが大きくなってる･･･。』真っ赤な口紅と『谷間』が印象的。うふふ･･･。↓これは、越前(福井県三国町)『盛安』のデッカイ『かき揚げ』･･･。

  2005.09.19

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• 華正楼の月餅

  『月餅』を知らなかった友人に『お月見の夜』である本日、華正楼の『月餅』を送って差し上げる事にした訳で。我が家の近所では、ドラマやCMの『撮影』が頻繁に行われる。崎陽軒の、とあるCM撮影が行われたのも、近所のたばこ屋さんの前でござった。見慣れた景色に、夜のランドマークタワーの灯りがキレイに映り込み、放映後、撮影場所がすぐにわかったからして。その『たばこ屋さん』前は、我輩が知る限り、既に5，6回は『撮影』に使用されておる。一昨日も、長々と通行を妨げて、撮影隊がゾロゾロとお出でなすったからして。『また、何かの撮影してるみたいですよ。』と、私。酒屋さんのおじさんが、孫を連れて『どれどれ!?』と野次馬と化して、お行きなさったわい。『月餅』は好きだけれど、ちと甘すぎて、たくさんはいただけないモノである。華正楼にて、小さめの『月餅』を選んで、『月餅』知らずの友に宅急便。甘い物大好きな彼女であるからして、『ヨロコビぃ～!』っであろう～。

  2005.09.18

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• 続々・二胡の調べ

  その中国人女性とは、知り合いになった時から取り立てた根拠もなく、『信頼』を抱いていたからして、自分がどんな類いの『二胡演奏会』に誘われたかも、深くはお聞きしていなかった訳で。3人連れ立って辿り着いたのは、中華街にある『教会』でござった。そう、二胡の『チャリティ・コンサート』であ～る。ナンでも、主にアメリカなどで公演をしている、ちょびッと『有名』な女性中国人二胡奏者。マネージャーも付きっきりで『ちょびッと有名感』が漂う感じ～。二胡奏者が着ている、ど・ピンク色のサテンのふりふりドレスには、一瞬おののいた我輩であるが、彼女の奏でる『二胡』の音色に酔いしれたからして。『教会』での『二胡の演奏』は、それはそれは雰囲気良く、音色も良く、ナンとも言えず･･･。その音色に訳もなく『涙』がジワ～ッと溢れてきたわ～。『鳥肌』も立ったりしちゃってからに～。おば様と『ラッパー』も静かにその音色を聴き入るにいたり。演奏会が終わり、教会の出口では、二胡奏者の『ＣＤ』がひっそりと販売されていた。おば様は『アナタハ、カワナクテモ、イイカラ。チョット、マッテイテ。ワタシ、2，3マイ、カッテクルワッ!』と言い残し、我輩と『ラッパー』を教会の外に出した。中国人牧師は始終微笑んで、教会を出て行く人々に握手をしたり、手を振ったり、おばあさんの話し相手になっていたり、『二胡奏者』よりも忙しそうでござった。本当にイイ経験をさせて頂き、心から感謝しきり。とっぷりと日が暮れて、ナンとも言えない『中華街』の、辺りの匂いを背に、二胡の音色名残り惜しく帰宅～。おば様からの去年のクリスマス・カードには、家族揃ってカナダのバンフへスキーに行っていると知らせてくれたわ～。エエな～。それにしても、ちょっとした事から楽しい出会いが生まれるモノじゃのぉ～。ホンマに、『謝謝』。

  2005.09.13

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• 続・二胡の調べ

  上海帰りの『機上』で、偶然(必然･･･!?)住まいが近いコトもあり、仲良くなった中国人のおば様から、その数週間後に早速お電話を頂いた訳で。留守番電話に『○月○日、二胡ノ演奏会ガ、アリマス。ヨカッタラ、イッショニ、キキニ、イキマセンカ!?レンラク、クダサイネ。』ですと～。うわ～、嬉しい～ッ!!二胡の生演奏が聴けるのか～ッ!?ひとり、おおはしゃぎであるからして、早速折り返しご連絡差し上げるに至り。横浜は元町、『ユニオン』の前で待ち合わせ。彼女と久しぶりのご対面。ふと、背後に『ラッパー』･･･みたいな、キャップ（帽子）のツバを後ろ向きに被り、耳にピアス・ダブダブの長Ｔシャツ・膝丈のジーンズのデロデロの格好に、じゃらじゃらとアクセサリーを首から下げた、高校生くらいの若い男の子が立っておる。『ムスコノ、「ジョ○○ン」デス』だと～。カワイイ～。生まれも育ちもニッポン・ヨコハマであるが、家の近くのインターナショナルスクールにも通っていたから、バイリンガルどこではなく、トリリンガル。お母さんとは中国語、お父さんや兄弟とは英語、街を歩く時は日本語･･･であ～る。便利だわね～。『拙者、英語苦手な故、日本語で良い!?』と私。『もちろんッすよ～!おっけーッす!』ですと～。頼もしいわい。それにしても、親孝行な『ラッパー』である。お友達連中とのお付き合いもある中、お母さんに付いて来て、これから『二胡』の演奏を我々は聴きに行く訳で。初対面の我輩にも『フランク』であるが、礼儀正しい。感心してもうた。3人で改めて自己紹介をしながら、夕闇迫る『中華街』へと向かったわ～。目的地までのたった数分の間に、『朋友』。

  2005.09.12

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• 二胡の調べ

  2年程前、上海からの帰路、お決まりの窓側の席で『機上の人』となった我輩は、50代前半(?)の『中国人』のおば様と知り合いになった訳で。搭乗した時から、スンゴイ気になるモノが彼女の足元に置いてある。キャリーケースのような結構大きめの細長い木箱でござる。『ライフル??』･･･。ずっと気にはなっていたが、彼女は熱心に英字新聞を読み込んでいるからして、『コレッテ、ナニ!?』なんて、野暮なコトも聞けず、我輩は独り黙ってシャンパンをぐびぐびといただき、空の景色を眺めておった。成田に着陸間近になり、やっぱり気になるから『箱の中身はナンだろなぁ～♪』･･･。お聞きして見ると、『二胡』ですと～。うわぁ～、本場中国人二胡奏者ッ!?･･･違～う。趣味ですと～。そして、主婦ですと～。優雅だな～。『二胡』を買いにちょっと上海まで･･･的である。楽譜を見せていただき、上海で質の良い『二胡』が買える所を教えていただく等、話に鼻･･･花が咲いたわ～。以前から『二胡』の調べが、哀愁を帯びているような、でも力強いような、何とも言えない魅力的な音を奏でる楽器だなぁ～、習いたいかも～･･･なんて思った時期もあったからして、大変興味深かったわ～。更に、なんと彼女の家と我が家がすぐ近く･･･。オー･マイ･ブッダ!シッタールタ･･･。偶然は必然!?『二胡ノ演奏会ガ、アレバ、スグニレンラクシマ～ス』的に彼女が言う。互いの連絡先を交換して、午後の成田に降り立ち、『再見』。

  2005.09.11

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• 『シュウマイ』な日々

  横浜では『博雅のシュウマイ』が結構有名であるけれど、その『博雅』亭は今はもうない。昔々に伊勢佐木町にあった『博雅亭』の『シュウマイ』は現在、龍泉（ロンシャン）という中国料理屋が製造している訳で。たまに物凄ぉ～く『シュウマイ』が食べたくなる時があり、先週からシュウマイな日々を送っちゃっている。肉々しいシュウマイを欲している時は『博雅』。『清風楼』もいい。崎陽軒の『シウマイ弁当』も、たまに物凄く懐かしくなり駅で買って帰ったりしたりなんかして。みなとみらいは本日花火でスッゴイ人であるからして、横浜松坂屋で『博雅のシュウマイ』を買って帰り、またまた花火の音だけで、ビールとおつまみにシュウマイ。

  2005.08.01

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• 続々・黄昏パンダ

  この目で見たい『黄龍』の風景に出会うのは至難の業であるからして。歩いて急な山道を数時間登るというから、かなり怯んだわ～。歩き慣れない私は、すぐさま『籠』に乗り込んだ訳で。体の大きな人や太っちょは後回しにされるんだな～これが。『籠』を担ぐ人々に選ばれるのを、彼らにとっては『大金』を支払う我々『お客様』がお待ち申し上げるのであ～る!最初はお年寄りに先を譲っていたけど、『いい加減日が暮れる･･･』っと思ったからして、次に『選ばれし人』にご指名いただいたら乗っちゃおう。スッゴイ急な上り坂を2人の『籠担ぎ人』がひょいひょいと私を乗せて駆け上がって行く～!こんなに空気が薄くて、標高3000メートル以上の高地を!私は決して体が軽いわけではな～い!お金を払っているのに申し訳ない気持ちになって来た訳で･･･。そんな良心の呵責を補う為に、登る途中の所々に露店があり･･･お饅頭やら何やらを買って差し上げるに至り。やっと辿り着いた『黄龍』での風景は流れ落ちる池々。鍾乳洞も『籠担ぎ人』の男の子が案内してくれた。ヤケに涼しい真っ暗な鍾乳洞には、たくさんのお金(!?)がお賽銭のようにばら撒かれている。それにしても中国って広いわ～。『黄龍』のこの『流れ落ちる池々』が温泉だったらな～。そしてあの景色の中に、『黄昏パンダ』たちをパズルのようにはめ込んでみたくなったわ～。

  2005.06.12

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• 続・黄昏パンダ

  特に何をしている訳でもない、ただ黄昏ている『大熊猫』たちと名残惜しいお別れをして成都へと戻る為に、またまた怖いバスの旅であるからして。四川省といえば、『麻婆豆腐』だからして毎日違うレストランへ出かけてみる。どこの『麻婆豆腐』も山椒の実がふんだんに入っている訳で。奥歯で噛んだ時に爽やかというかシビレルというか、辛い事よりも『山椒イッパイ入れたぞ!』感が広がるわ～。九寨溝と黄龍の幻想的な風景をこの目で見るべく、もっと高地へ飛んでみた。空港へ降り立った途端、空気が薄くてボーっとしっぱなし･･･。臥龍の『黄昏パンダ』よりもきっとボーっとしていたと思われるわ～。ライターの火も中々点かないし～。九寨溝を巡るバスはカッコ良いバスで、更に安全運転。移り変わる川だか池だか湖だかナンだか･･･。それにしても怖いほど透き通る水を湛える池（!?）じゃ!!曇っているのに何でこんなに青いのか!!不思議だわ～コレ、しかし～。

  2005.06.06

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• 黄昏パンダ

  四川省を訪れた時に、臥龍のパンダセンターにも行ってみた。ついでのつもりが成都から4，5時間もバスに揺られて。山水画か古い中国映画を見ているような、そそり立つ岩山をスッゴイ勢いでバスが走り抜ける。眼下を流れる大河も、大き過ぎて濁り過ぎて怖い。そんな事より、ドライバーの運転がもっと怖い。上を見上げれば固そうな岩が落ちてきそうだし、10センチ道をずれたら谷底かあの大河に落ちるのか…。途中は民家の人にお金を払って、お手洗いを借りたりしたりなんかして。元祖『水洗トイレ』であるからして。川上で用を足した人のモノが、流れ続けるあの『河』の水で川下で用を足す人の真下を流れて行ったり。やっとの思いで辿り着いた『大熊猫苑』はシトシト雨が降り、雲が低く垂れ込め、岩肌もぬれてコレまた、中国チックである訳で。チビパンダが暇そうにぶらぶらしている。人目など何も気にせず、ヘンなトコ掻いてみたりしちゃたりなんかして。そしてヒタスラ木の皮剥いたり、固そうな笹の葉かじったり…。ひっくり返ってみたり、木から落っこちたり。雑食であるからして、クッキーも食べていた。っつうか、何でも『食べる』のですな～キミたち。私に似ているわ～。

  2005.06.01

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