大切に、大切に。
今日の出来事ではないのだけれどね。あなたはあなたの愛する人に明日も会えると思っているでしょう?その当たり前が崩れたときに、人は嘆き悲しむよね。それなのに、私達は目の前にいる大切な人を毎日、本当に大切に扱っているでしょうか?ちょっと、考えてみてください。”ねえ、話聞いてくれる?”そう坊やに言われるたびに、"後で忙しくなくなったらね”とある両親は言っていたそうです。でも、坊やはある日、交通事故で帰らぬ人に。家族の悲しみはどんなだったでしょうか。きっと、話を聞いてやればよかった。とかああしてやればよかったとか、そう思ったに違いないでしょう。人が愛するものを失った時、どれだけ泣き続けるかは、自分の後悔の量と比例する。そんなことを聞いたことがあります。本当かどうかは人それぞれ違うかもしれないし、依存の量にも比例しそうな気もします。あなたの目の前にいるその人を大切にしてください。万が一何かがあった時に、後悔しないように。だから、腹が立っていても決して、捨て台詞で別れない様に。そして、”ありがとう”を伝えるのを忘れている人には覚えている間に伝えておいてくださいね。なぜこんなことを書くのかと言うと、娘が交通事故にあったからです。”交通事故にあったから、今日の家族でのお食事会は参加できない”とのんきな電話をしてきた位ですから、動揺はしません。運転席側を車体を上げた、大きなトラックにぶつけられたんです。娘は直進、相手はブリンカーを出していなかったから、まさか曲がるとは思っていなかった娘は直進して、ぶつけられました。窓ガラスは粉々、体に小さなガラスが一杯当たり、腕や顔には小さな傷が沢山出来ていました。直進していた娘は、近寄ってきた車に気づき、とっさによけ命拾いしたのだと思います。相手には、どうも娘の車が太陽の位置と、車体を上げているため、坂道で見えなかったようです。相手は上りで家のドライブウェイに入ろうと、ドライブウェイに気を取られていたとか。娘は下りでした。相手の車は無傷、娘の車はボロボロ。助けられる命もあるんだなっとも思いましたけれど、こういうことを経験するたびに、人間、本当に何時何が起こって明日はもう会えないということがあるんだと再確認します。神様に感謝です。(こんなことを書きながら、最近の子殺し、親殺しのニュースが脳裏に浮かぶのは何故なのでしょう。そんなことをしても後悔しない人が増えているから??)