(画像) 踊りお~どるな~ら♪♪
昨日、ソシアルダンスのレッスンに行ってきた。 私は子供のときから父と母が踊っているのを見ていて、 「私も習いたい!!」とずっと言っていたのに、 「これはあなたがもう少し大人になってからね」 と言われ続け、したくもない日本舞踊をやっていた。 私は子供の時、好奇心旺盛で、あれもこれもと習い事をしていた。 私がしたいと言ったことは何でもさせてくれた父と母だったが ただの興味本位で始めたものは、やはりすぐに飽きる。 しかし、この日本舞踊と、ピアノだけは、母から言われてしていたにも関わらず、 嫌々でもなぜか辞めるとは言わずに頑張っていたらしい。 でもピアノは才能がなかったのだろう。 長年やったわりには全然上手にならなかった。 反面、日本舞踊の方はめきめきと上達した。 その内ファンだと言ってくださる方まで出てきて、 舞い終わると花束まで頂いたりもしていた。 おばあちゃんばかりだったけど。。。。(笑) 上手になると面白くなり、熱中するようになって、大学進学前まで続けた。以前もーーちさんから「日本舞踊の写真を見せて」との リクエストを頂いていたので、ちょっとだけ載せますね。これは3~4歳のときだと思います。 これは8歳くらいかなあ??こんな風に日舞に熱中していた私だったけれど、それでも父と母が優雅にボールルームダンスを踊る姿は、ずっと私の憧れだった。 特に母はタンゴが得意で、それはかっこよく決めていた。 3年前の私の結婚式のときも、タンゴを見事に踊って見せてくれて 拍手喝采を浴びていた。 今は腰を痛めてしまい、可哀想に大好きなダンスもできないらしい。 いけないいけない。母の話になると湿っぽくなってしまう。。。。 そして、私が念願の大人になった時、いくらでも習うチャンスはあったのに、 その頃には日本文化に興味を持ち、着物の着付けや茶道、 懐石料理などを一生懸命習っていた。 茶道は子供の時も少し習ったのだけれど、その時はすぐに飽きてしまった。 でも大人になって習うと、また違った感性で受け止めることができ、長続きする。 私は子供のときに始めた習い事は飽きて辞めたものが多かったが、 成人してから始めたものは、ほとんどがある程度の資格を得るまで続けている。 『やってみたい』という願望の強さの違いなのだろう。 あ、でも懐石料理。これは熱心に通ったわりには、今でも作れるかというと 本を見なかったらまず無理だし、本を見ても。。。。ん~・・・・・あまり自信が無い。。。。これは無駄な投資だったか。。。。 まあ、作ったときはみんなで美味しく頂いたので、 いいとしましょうかね。。。(言い訳。。。) さて、念願のソシアルダンスを初めて習いに行ったのは、 結婚後アメリカに来てからだ。 それまでも、友人の結婚式とか何かのパーティとかで 誘われるまま仕方なく(笑)踊ったことは何度かあるけれど、 いつも相手のリードにあわせて体を動かしているだけだった。 これが不思議なもので、相手が上手だと全然踊れなくても パッと見は上手く踊れているように見えるから不思議だ。 時間が経つとだんだんボロが見えてくるのだけれど。。。(苦笑) カルヴィンは子供のときから両親に教わっていたので、ある程度は踊れる。 でもプロから教わったことはないらしい。 なのでその時が私もカルヴィンも初めてのプロのレッスンだった。 でも習い始めてすぐに今のところに引っ越してしまったので 習ったなんていう内には入らないのかもしれないが。。。。 引っ越してからすぐに教室を探して続ければよかったのだけれど、 忙しさにかまけて、今日まで来てしまった。 先日カルヴィンから「またダンスを習いに行こう」という話しが出たときに、 「これから勉強で忙しくなるのにそんなの無理よ」 と言ったのだけれど、彼は 「忙しくなるからこそストレスを発散するものが必要なんだよ。 COCOもずっとまた始めたいって言っていたから 今がちょうどいい時期だと思うよ。 やってみて、もし大変だと思ったら辞めればいいんだから、 まずはやってみよう!!」 と言われ、「それもそうね。」 と返事をしたら 早速昨日、体験入学を予約していた。 早っ!! ただ、詰めが甘くて、行ってみたら スタンダードの初心者コースかラテンの上級者コースの二つしかやっていなかった。 私は、 「ブランクもあるし、ラテンなんてとても無理だから スタンダードの初級者コースでいいよねえ。」 と言って、そっちに行こうとしたら。 「何言ってるんだよ。僕たちは初歩のステップはもう習ったんだから 今日はこっちのアドバンスのクラスを受けるよ。 体験入学だからトライしてみよう!!」 と上級者コースの方へすたすたと歩くカルヴィン。。。。。 「そりゃ、あなたはなんとかなるかもしれないけど。。。。。」 とブーブー言いながら、彼の後を付いていく私。。。。 でもいざ音楽が始まると、それなりに踊っているから不思議だ。 とは言いながらも、やはり決めのポーズとか、姿勢、足の運び方なんかが、 上級者の人たちとは全然違う。 そんなすごい人達の中、自己流のへなちょこダンスで浮きまくる私たち。 「恥ずかしくない?」と聞いたら 「全然。どうして?」とにっこり笑う我が夫。 度胸あるなあ。。。。 彼がそんな風だから私も 「ま、いっか」 と気にせず楽しく踊りまくっていた。 皆さんもとても優しくて、休憩時間に 「ここはこうした方がいいよ」 とか 「もう少し練習したらすぐにこのクラスに入れるよ」 なんて優しいことを言ってくださる。 お世辞とは分かっていても、そんな言葉の一つ一つが嬉しい。 先生と相談して来週からは、中級コースに入る手続きをした。 ここのところ、仕事と勉強で 「キーッ!!」 となっていたストレスが いっぺんに吹き飛んだ。 ほんと、息抜きにちょうどいい!! カルヴィンは今、LawとMBA、両方の課題に追われていて、私以上に忙しい。 本当はダンスをやる時間があったら、課題に時間を費やしたいだろう。 でもこうやって私の心の叫びを感じ取り、それとなく気を配ってくれる。 ほんといい子だなあ。(子供扱い。。。 笑) 帰るとき、 「ありがとう。。。」 と小さい声で言ったら 聞こえてない振りをしていたけど、チラッと横目でみたら 顔がニコニコ嬉しそうだった。 ふふふ♪ 早く、上級コースの方たちとまた一緒にダンスを踊れる日がくるといいなあ。。。。