カード三昧、カード三味
今日は、ゲーム仲間の1人のBIRTH DAYだったのですそんなワケで、お祝いも兼ねて集まってゲームしてきました。・・・いつもと大差ない集まりですが、何か?今日遊んだのは、TRPGではなくてカードゲームを3種類。1つめは『ドミンゴ』(Lay up社)0~7までの数字が書かれたカードに、3種類の特殊な効果を持っているカードをうまく使って、同じ数字が3枚の組み合わせ(スリーカード)を早く3組つくった人が上がりです。おもしろいのは、組み合わせに使ったカードの数字がそのままその人の点数になるところ。例えば、誰かが0、1、2のスリーカードを作って上がった場合、その人がもらえる点数は 0+1+2 で3点になるのですが、他の誰かが7のスリーカードを1つ作っていれば、その人には7点が入ってしまうので、先に上がったのに負けてしまうという逆転現象が起こったりします。すぐに覚えられるシンプルなルールなのに、他人の手や残りのカードなど考える部分が多く、非常に盛り上がるゲームでした。2つめは『マンチキン』(Steve Jackson Games社)「マンチキン」とは、「オズの魔法使い」に登場する国の名前で、そのままその国の住人たちもマンチキンと呼ばれます。ですが、これがゲーム名やゲーム用語として使われる場合には、「主にテーブルトークRPGをプレイする上で、インチキをしたりルールの穴を突くなど、あの手この手で他のプレイヤーよりも少しでも有利であろうとする、マナーに欠けた人たち」のことを指します。このゲームは、そういった 「マンチキンな人たち」 の習性 (?) をおもしろおかしく取り扱って遊ぶ、とてもマニアックなゲームです。このゲームでたくさん笑える人ほど、マニアだと言えるカモ?(笑ゲーム目的は、誰よりも早くレベルを10まで上げること。そのためにモンスターを倒したり、宝物を見つけたりするんですが、そんな場面で他人の足を引っ張るための手段の多いこと(笑さらに、そういった困難を一蹴するふざけたカードの多いこと(苦笑「わかる人」 には爆笑必至のカードゲームですね。1回のプレイに結構な時間がかかるので1度しか遊んでませんが、その1回のプレイで主は勝者となることができました。が、帰ってきてからこのブログを書こうとして「マンチキン」についていろいろ調べてみたところ、主の上がったやり方はルール上では"やってはいけないこと" だったみたいです。・・・勝者がしっかり一番マンチキンだったというオチでした。3つめは『トリック&トリート』(Game Republic社)1から最大20までの数字が書かれた6色のカードを手札にして、一定の条件にしたがってプレイヤー全員が手札を捨てることでゲームが進みます。カードを捨てるとき、最も条件に近いカードを捨てたプレイヤーは点数チップをもらって、全員の手札がなくなったときに持っている点数の一番高いプレイヤーの勝利となります。このゲームのおもしろいところは、カードを捨てるときの条件が1回ごとに変わることでしょう。 しかもほぼランダムに。数字が書かれたカードとは別に捨てる条件が書かれたカードがあって、裏返して重ねたこのカードの山から、1回ごとにカードを引いて条件を決定します。ある条件では大きい数字が強いのに、別の条件になると小さい数字が有利だったりと、まったく反対の要素が求められたりして、小さなルールの積み重ねが、単なる積み重ねにはとどまらない独特のおもしろさを発揮しているゲームでした。ところで、今回遊んだこれらのゲームを主はすべて初めて遊んだワケなんですが、遊んでみたところ「マンチキン」というゲームが、主の作った「超神ネイガー」のカードゲームにルール的に似ている部分があることがわかりました。狙っているところは全然違うハズなんですけどね。これまで主は、「オリジナリティ」 を出すことにはかなりこだわって作ってきましたけど、こうなってくると 「まったく新しいルール」 を考えることにこだわり過ぎるより、上手く組み合わせてみることで新しいものが見えることもあるんだなーと実感しました。いろんな意味で、とっても実りの多い1日でしたとさ('▽')ノ