[出産ストーリー]の記事一覧 | ニューヨーク郊外で暮らす主婦の徒然日記

---　出産ストーリー　その３　 ---

Epiduralの麻酔をしてもらってから、嘘のように痛みがなくなりました。ビバ・麻酔！！！素晴らしい陣痛モニターを見ていると陣痛が来ているのがわかるものの、痛みはないので余裕しゃくしゃく。20:30 ドクターが内診したところ、子宮口は3cm。「まだ3cm....」ってつぶやいたらドクターに「別にレースしてるわけじゃないから気にしなくていいよ。このペースで3cmなら悪くないから」となだめられる。。。でも、初産とはいえ朝から陣痛が始まってて、まだ3cmかぁ。あと何時間かかるんだろ。周りからは「絶対に安産っぽい」と言われ続け、自分でも安産と確信していたので、思ったより時間がかかり少々あせる。痛みがないのが唯一の救い。薬のせいかいまいち陣痛の進みが悪いので、ナースがモニターを見ながら促進剤の量を増やすように調整してくれる。その後、なぜかおなかの右側だけ徐々に痛くなるしばらく我慢したものの、モニターを見てると陣痛が来てるときに痛い。しかもものすごく痛い！！！　麻酔がきれたか？？ナースコールをして事情を説明すると、10分ほどで陽気な麻酔師が再び登場。麻酔を追加してくれる。促進剤でお産が進んだので、痛みが出たのでしょうとのこと。麻酔を追加した後はまたペインフリー状態にあー、よかった。22:00 ドクターが別の患者の帝王切開に入ってていなかったので、ナースが内診したところ、9cmと言われ、あせる。えーー、いきなりですか？？ＬＤＲ内がバタバタし始めて、お産の準備が整う。でも、ドクターがいないので、別の患者さんの手術が終わってからＰＵＳＨしましょうと言われる。22:30 手術を終えたドクター登場で内診。さっきは9cmだったのに誤診だったらしく、正確にはまだ7~8cmと言われ、がっかり。また促進剤を追加される。。。今の私、かなりの薬漬けですわ23:00 ドクターによる内診。ほぼ無理やりグリグリと子宮口を開けられ、10cmに！ようやくＰＵＳＨ開始とはいえ、下半身は麻酔で感覚がないので、ナースにＰＵＳＨの仕方を教わる。陣痛が来たら教えてもらい、大きく息を吸ったら頭を上げて息をはきながらおへその辺りをみていきみ、１０カウントするらしい。とりあえず、がんばってやってみると、「上手よ～～～」をお世辞を言われ、がんばる。でも、これがかなりきつい。1回の陣痛に2回ずつＰＵＳＨするけど、結構、体力が要ります40分ほど、何度もＰＵＳＨをし、赤ちゃんはだいぶ下がってきてるもののなかなか出てこない。モニターをみていたドクターの顔もくもりがち。。。どうやら、ＰＵＳＨする度に赤ちゃんの心拍数が落ちるらしいこれ以上のＰＵＳＨは危険ということで、なんと、緊急帝王切開をすることに　ＬＤＲ内はまたまた、騒がしく。私はストレッチャーに乗せられ、何人ものスタッフが慌しく動き出し、心配そうなダーリンと母に見送られながら、別室に移動　おいおい、どうなるんだよ。。。麻酔師に再び麻酔を追加され、私は疲れで意識が朦朧。。。気がついたら、ダーリンが横に来ていて、手を握ってくれている。胸から下は見えないように布のしきりがあるので何をされてるかはわからないけど、なにやら手術前の処置をされてるらしい。私は薬の副作用なのか吐き気でげーげー。。。何分たったのかわからない（多分、手術室に入って10分程度）頃、「おぎゃーおぎゃー」と泣き声が響き、赤ちゃんが出てきたのがわかりました。下半身の感覚は全く無し！！！ダーリンが「生まれたよ！！　男の子だよ！！！　すごい元気に動いてるよ！！！」と教えてくれました無事に生まれてきてくれたんだ。本当によかった。その後、体を洗って綺麗になった赤ちゃんをみせてもらう。真っ赤な顔で泣いてるおサルさんみたいな顔抱きたいけど私のお腹はまだ開いてる状態らしく、腹を縫われながらとりあえず赤ちゃんにご挨拶。君がお腹の中にいたんだね。君がいつもお腹の中でしゃっくりしてたんだね。君がいつもわき腹を蹴ってたんだね。無事に生まれてきてくれてありがとうすべての処置が終わって、私は回復室へ。ダーリンは赤ちゃんと一緒に新生児室にチェックアップへ。回復室で1時間ほど仮眠を取り、入院室へ移動。夜も遅かったのでこの日はダーリンと母も入院室のイスで一緒に寝てくれました。すべてのチェックが終わった赤ちゃんも連れてこられて初めての母乳をあげました。彼もうまく吸えてないし、私もどうしていいのかわからないけど、ものすごい満足感　生まれてきたばかりだけど、ちゃんとおっぱいがわかるんだね。不思議な感じ。そしてとっても可愛い今日はとてもとても長い一日で、いろんな体験をして忘れられない一日に予想外のことがたくさんおこった出産でしたが、なかなか面白い体験でした。べビちゃんが大きくなったら、どんな風にして生まれてきたのか教えてあげるのが楽しみです

---出産ストーリー　その２---

14:00 家を出発。ホスピタルツアーやParents Classのため何度か病院に行ってるのに、パニくったダーリンが道に迷いそうになりつつも何とか到着。ホスピタルツアーの時に教わった入り口から入ってはみたものの、受付に行けといわれ、病院内でまたグルグルと迷い、なんとか受付に到着。この時、既に陣痛は10分間隔。受付では、名前やら保険やら色々な質問攻め、、、　まだ痛みはがまんできる程度だったからよかったものの、ギリギリで来てたらキツイですよね。受付は事前にPre-Registerすることを強くお勧めします15:00　受付での手続きを終えて、ようやくＬＤＲに到着。朝、電話で話したクリニックのナースが連絡をしてくれたらしく、すぐに部屋に通される。陣痛は７～８分間隔。病院の部屋着に着替え、お腹にはＮＳＴ、陣痛モニターをつけられる。そして、この後、浣腸の処置アメリカではお産のときに浣腸はしないと聞いていたのでちょっとびっくり。恥ずかしながら、初めての体験です。。。もちろん、お部屋にトイレ＆シャワーがついてるので楽。ナースに陣痛の痛みを１～１０でたとえると何？と聞かれ、「４」と答えてしまった私。この時、６とか７って言っておけばよかったのに、Epidural（無痛分娩のための麻酔）はいつしてもらえるんですか？って聞いたら、まだ我慢できるでしょ？とあっさり流されてしまいました15:30　ドクター登場。私の担当医が今日は来れないということで、初めて会うドクターが担当になりました。なんだか怖そうな先生　大丈夫かしら？？？陣痛が5分間隔になっていたので、初めての内診。子宮口は1.5cm開いていました。検査の結果、破水をしていることも確認。今朝、破水をしていたとするとなるべく早く赤ちゃんを出してあげた方が良いので、促進剤を使うことに。促進剤は点滴で入れるのですが、私の血管が細いため、何度やってもうまく刺さらない。。。左、右、左、右、と何度もトライするが失敗。針を刺してはグリグリされ、痛いったらありゃしない　違うナースにヘルプを頼むも、その人も失敗。。。どんだけ下手なんだよ、針さすの。。。結局、3人目でベテランっぽいナースが登場してようやく点滴成功　この時、グリグリと針をさされた左手首と手の甲は産後1週間たっても青あざだらけですその後、徐々に強くなる陣痛にひたすら耐える！陣痛が来てる時は、ものすごく痛い　思わず、声が漏れちゃうくらいに痛いっ！！！　ダーリンとお母さんに交代で腰をさすってもらう。陣痛の波が終わると、不思議なくらい痛くないんですけどね。冗談言って笑えるくらいなのに、次の波では「うぅ～～～、いたたたたた」って感じの繰り返し。19:00 陣痛が2~3分間隔に。もう痛みにも耐えられないくらいになっていたので、Epiduralをお願いする。5分ほどで陽気な麻酔科の先生が鼻歌を歌いながら登場こっちは痛みでそれどころではないけど、顔をゆがめながら握手で挨拶。ダーリンと母は部屋を出るよう言われて、私はベッドのふちに座らされる。背中は丸出しの部屋着なので、背後に回った先生が背中を消毒後、針を注入。チクッとした痛みの後、麻酔が入ってくるプレッシャーを感じ、針をテープで固定され5分ほどで処置は完了。麻酔の直後から陣痛の痛みはうそのようになくなりましたすごーーーい。ホントに痛くなーーーい続く。

生まれました！　 ---出産ストーリーその１---

６月４日に無事、元気な男の赤ちゃんを出産しました！身長53cm, 体重3470gの少し大きめの赤ちゃんでした。病院ではアメリカ人の赤ちゃんに囲まれていたのでそんなに大きくは見えなかったですけど～出産では予想外のことが次々と起こり、一生忘れられない体験になりました。大変な思いをして産んだ赤ちゃんはとーーーーーっても可愛いです自分でも想像はしてましたが、既に親ばか夜中の授乳も全然、苦になりません　これからこの子とずーーーっと一緒にいられると思うと幸せな気分でいっぱいになります♪べビちゃん、これからもヨロシクね***出産ストーリーその１***予定日を過ぎても、うんともすんともいわない私のお腹。。。いわゆる前駆陣痛らしきものを感じることもなく、出血もなく穏やかに過ぎてゆく日々。予定日の次の日の検診でＮＳＴをしてみても、陣痛は測定されず、ちょっとがっかり　予定日を過ぎても生まれなかったら計画分娩する、と決まっていたので予定日２日後の夕方に入院する準備をしていました。前処置のためにＬＤＲ室に１泊する予定だったので、ダーリンと母も一緒にお泊りの準備。ダーリンと母の分のお夜食を作ったり、飲み物やお菓子をカバンに詰めていると「なんだかピクニックにでも行くみたいね～」などとのたまう、うちの母。。そして、「ＰＣとお笑いのＤＶＤ持ってく～？？」などとのたまう、うちの旦那。。いったい、この人たちは何しに行くのかわかってるのかしら？？　この時はまだ私も普通の状態だったのでのんびりムード。まさか、あんなことになるとはこの時は夢にも思っていませんでした。。。・入院当日　3:16AM 寝室で寝ていたら、突然バチンッという音と下腹部のするどい痛みで目が覚める。トイレに行ってみても出血もなければ、他に異常もないので、そのままベッドに戻る。後から考えてみるとこの時に破水したっぽい。その後は生理痛のような鈍痛を感じ始めるものの、まだまだ余裕。でも１時間に２~３度、目が覚めてなかなか寝付けない。7:00AM この日、ダーリンは午前中だけ会社に行くことになっていたのでいつもの時間に起きて朝食の準備。一応、夜中の出来事をダーリンと母に報告。もしかしたら、早まるかもね～なんていいつつ、まだ余裕の痛さ。8:00AM　何気なくトイレに行ってみたら、なんと出血！トイレで血を見るのが久しぶりだったのでちょっと驚く（笑）。これがうわさのおしるしかぁ～とちょっと感動。8:30AM トイレで血の塊のようなドロッとした物が出た後、頻繁にトイレに行きたくなる。その後、出血の量は減ったものの、ナプキンが濡れるようになる。おりもの？？尿漏れじゃないよね、、と思いつつもシャワーを浴びたりしていつもどおりの朝を過ごす。11:00AM この日は16時半に入院する予定だったが、出血したので早めに行った方が良いのかクリニックに電話して聞いてみる。大量の出血でなければ予定どおり16時半に病院に行けばよいとのこと。電話を切って、ランチの準備やお部屋の片づけをしていたら、鈍痛の中でもたまに強い痛みがあることに気づく。時間を計ってみたら、強い痛みは15分間隔で来ている様子。陣痛が始まったらしい13:00 ダーリン帰宅。皆でランチを食べている最中に何かが漏れる感覚がしたのでトイレへ。ナプキンがぐっしょり濡れている　間違いなく破水だ～～～！再度、クリニックに電話。陣痛が15分間感覚で来ているのと破水したらしいと告げると、すぐに病院に行ってもいいとのこと。皆でバタバタと出かける準備をする！長くなりそうなので、続きはまた書きます