どうしてた?元気?!
Hey~!久しぶりに、義妹と電話で話した。隣のノースカロライナ州に住んでいる。初めて彼女と会ったのは、随分と前に、ハニーの実家を訪れた時。ナイアガラに近い、up state NY。当時、彼女は、まだ高校生になり立てだったが、生っ粋のアメリカン・ガール、日本の高校生と比べると、随分と大人びて見えた。瞳はグリーンで、サラサラのブロンド・ヘア。小柄だけど、美人の彼女は、どこに行っても人目を引いた。不良なところも持ち合わせ、家出も何度かしたようだ。隠れてタバコも吸っていた。他の妹達と比べると、何となく冷めていて、ちょっと付き合いにくいなぁ~、と言うのが、最初の印象だった。日本からバッファロー空港へ降り立ち、家族から歓迎を受ける。彼女たちの家へ着いた時、彼女がさりげなくかけてくれた言葉は、「Kaori,Bathroom is here.」トイレの場所を指差しながら、そう教えてくれた。些細なことだけど、必ず必要とする場所^^;。聞かずとも教えてくれたその心遣いが、すごく嬉しかった。最初の印象とは異なり、優しい子だなぁ、と感じた。滞在中は、彼女から、様々なスラングの伝授を受けた。半分程しか意味もわからなかったが、習い立てでおもしろげにスラングを連発する私に、目玉が落ちそうになるほど大きな目を見開いて、「誰に習ったぁ~~~!」と、ハニーが驚いたものだ。その横で彼女はコロコロ笑っていた。次にそこを訪れた時は、ちょうど卒業シーズンで、彼女の高校の卒業式を見に行くことになった。お腹の大きい卒業生だった。シニア・プロムにも、大きなお腹を抱え、義母お手製の、オーガンジーをいっぱいほどこしたふわふわのドレスを着て、嬉しそうに参加していた。そして、私たちの結婚式に出席してくれた彼女は、双子 エヴァン&ヴィクトリアのお母さんになっていた。今では、5児の母である。その彼女から、「How have you been,Kaori?」(はう はヴ ゆ べ~ん、かおり?)と聞かれる。今でこそ、何とか会話も成り立つが、初めて彼女から「How have you been?」と聞かれた時には、まったく意味がわからず、スラングもいいけど、この意味教えて!と真剣に尋ねたものだ。一辺倒の、「How are you?」しか知らなかったからね。。。。^^;5児の子育てにてんやわんやしながらも、わたしなんかより、随分と貫禄のある太っ腹母さん。20代後半なんだけどなぁ。。。同じくブロンド・ヘアの子ども達の髪の毛を、パープルやオレンジ、ブラックに染めてみる、相変わらずの彼女でもある。