節分と立春
今日の読み聞かせは3,4年生でした。3年生では を読みました。おだんごを食べすぎておなかが痛くなったととさん。「かかさん かかさん、はらが いたくて たまらん。どうしたら いいかのう」「ととさん ととさん、おてらの おしょうさまに きいてみなさると いい」最初はおなかの虫をやっつけるためにかえるをのみ、へびをのみ、きじをのみ…最後に鬼をのんだととさん、さぁどうする。くりかえしが楽しい。絵も楽しい。案の定ページをめくるたびにどっかんどっかん受けてました。4年生では、息子のいるクラスでSさんが「おにのめん」を読んでくれました。 「びっくりするくらいウケへんかった!なんで?!」と首をかしげながら教室を出てきたSさん。落語をベースにしたお話で、面白いと思うんだけど…もしかして、「来年の事を言えば鬼が笑う」のことわざ、みんな知らないのかなー。家に帰ってきた息子に聞いてみたら「オレは面白かったから笑いたかってんけど、みんなしーんとしてるからこそっと笑った」だって。 我が家では、昨日恵方巻き食べて豆まきしたあとで、この本を家族で開きました。 二十四節気は、昔使用されていた太陰暦と実際の季節とのずれを埋めるためのいわば「季節のものさし」。日本の行事がこの二十四節気に基づいて行われてきたのがよくわかります。こういうの、大事にしていかないといけないよね…この二十四節気をさらに3つずつに分けたのが「七十二候」で、それも載ってる。七十二候の言葉のチョイスが、さすが日本人って感じでわたしは大好きです。ちなみに立春の初候は「東風(はるかぜ)氷を解く」、次候は「うぐいす鳴く」、末候は「魚(うお)氷を出づる」。うーんステキ にほんブログ村