『親切なクムジャさん』(2005) / 韓国
イ・ヨンエ様~美しい。美しすぎる。美しかった・・・。今日は、夕飯の支度と、長男の塾弁当を早々としちゃって、『親切なクムジャさん』観て来ましたーー!!だって、レディースデイ&1ランク上のゴージャススクリーンで観れるんで、こんなチャンス逃してなるものかっ!と、張り切って行っちゃいました。初めてのスクリーン、すごい!椅子が、一個づつ独立していて、ソファーみたい。足を全部伸ばしても余裕だし。前後左右の間隔もバッチリで、パパイヤ鈴木が前に来てもOKよん(笑肘掛も左右にあるし。テーブルもある。ここで観ちゃうと他で観たくなくなっちゃうなあ・・・。これが今日は\1,000で観れちゃうんだもん、ラッキー!*************************『親切なクムジャさん』(2005) / 韓国 (R-15)監督:パク・チャヌク出演:イ・ヨンエ、チェ・ミンシク<Story>粉雪の舞う中、刑務所から1人の女が出所する。女の名はイ・クムジャ(イ・ヨンエ)。 20歳のときに「ウォンモ君誘拐事件」の犯人として逮捕され、13年間の服役を終えたのだった。彼女は刑務所内で、他の囚人たちをかばったり、手助けしたり、世話をしていたため、みんなは彼女のことを「親切なクムジャさん」と呼んでいた。しかし、天使のようだった彼女の面影は、出所後は消えていた。彼女は、13年前から考えていた、自分を無実の罪で陥れた犯人に対する復讐を開始したのだった・・・。<感想>ちょっとこれは血が多すぎる映画だ~~~R-15指定、残酷シーンあります^^;日本では、ドラマ『チャングムの誓い』で有名になりましたイ・ヨンエですが、清純派のイメージから脱却を図っているかのような今回の役どころである。「復讐」がテーマ。誰かに何かをされた場合、あきらめて許してしまう場合も多いわけだが、クムジャさんはあきらめなかった。目的は達成したものの、「魂の救済」が得られなかった、というくだりは、キリスト教の盛んな韓国らしいオチである。もうすぐ忠臣蔵の季節だが、あだ討ちが好きな日本人の感覚からしたら、敵を取ったら万々歳となるんだろうけど、心の内側まで考えてしまうところが、国民性の違いなのかも。そして、テーマカラーの「赤」を、効果的に使っていた。クムジャさんのアイシャドウ。部屋の装飾。血液。任務を遂行したクムジャが、赤いアイシャドウを取る場面では、ONからOFFへの切り替えを感じる。何もつけない「白」と、くっきりと引いた「赤」、視覚に訴える演出である。イ・ヨンエの美しさにハッとさせられる。「白」の、純な、それでいてどこか褪めた表情と、「赤」の、妖艶でけだるく、でも目的だけを見据えている横顔。対照的な美である。************************『チャングム』、今地上波で放送していますが、BSで3回くらい見てやめちゃいました。これも毎回次々と人が死ぬストーリーだったんでねえ。今日の評価:★★★☆