『テラビシアにかける橋』 (2007) / アメリカ
原題: BRIDGE TO TERABITHIA監督 : ガボア・クスポ 原作 : キャサリン・パターソン 出演 : ジョシュ・ハッチャーソン 、 アナソフィア・ロブ 、 ロバート・パトリック 、 ズーイー・デシャネル 鑑賞劇場 : 109シネマズMM横浜公式サイトはこちら。<Story>貧しい家庭にあって姉妹4人に囲まれ窮屈に暮らす11歳の少年ジェス(ジョシュ・ハッチャーソン)の唯一の慰めは、こっそりと絵を描くことだった。学校でも居心地の悪さは同じだったが、ある日、風変わりな女の子レスリー(アナソフィア・ロブ)が転入してきてジェスの灰色の毎日は一変する。自由な発想と行動力を持つレスリーのリードで、2人は森の中に空想の王国テラビシアを創り出し、かけがえのない友情を育んで行く。ところが、突然の悲劇が2人を襲う。テラビシアにかける橋 - goo 映画<感想>この日109での2本目。実は「お正月お年玉チケット」というのがあり、これで千円で鑑賞できるのでした。なので水曜じゃなくても千円。。。 ありがたいです~ということでここはテラビシアは押さえないと!! アナソフィア・ロブの、きらきらと輝く瞳がとても素敵で、予告の段階からいいなあ~って思ってました。そしてその期待は裏切られず。(C) Copyright 2006 Walden Media, LLC.ALL RIGHTS RESERVEDこの映画の中でも、子ども達の世界では「いじめ」がある。そして大人たちの世界は、今日をどう暮らすかで精一杯で。夢や希望が持てない世の中。現実の世界ではいつも、「どうせ自分なんて」という虚しさがつきまとう。 そこからどうやって希望を持っていったらよいのだろうか。 その疑問に答えたのがこの映画。 空想の世界だけはいつも裏切らず、その中では完全に自由なのだから。 レスリーはそれをジェスに教えた。そしてどんなに邪悪だと思われるものにも必ず理由がある。 その訳を訊いて相手の心をほぐしたとき、心が通い合って行く。 ジャニスが自分の鎧を捨てて変わってくれたのは、きっとレスリーが本気で向かい合ってくれたから。空想の世界って誰にも邪魔されない自分だけの世界だから、その中でいくらでも元気をもらうことができるし、無限に想像力を働かせることができる。そんな素敵な空間を誰もが持っていることを、日常に流されるとついつい忘れてしまうから。アナソフィアの素敵な笑顔が印象的でした。*****************************今日の評価 : ★★★★(CGも、空想のニュアンスを高める効果を上げている。そして主役の2人の躍動感がよかったです)