竜馬っちゃ!と乙女姉ちゃん(4)
竜馬っちゃ!の成長に大きな影響を与えたのがすぐ上の乙女姉ちゃん ここのあたりを追いかけてみよういつまで続けられるか・・・前回のつづき・・・竜馬っちゃ!は京橋桶町の千葉道場を訪ねた出迎えたのは定吉の娘佐那(子)その美しさに竜馬っちゃ!は言葉がでない「どちら様で・・・」竜馬っちゃ!はあわてて紹介状を突き出した佐那子はそれに目を通した後竜馬っちゃ!の顔をしげしげと眺め笑いだした「何かついちょりますか?」「いえ、何も・・・」そういいながらも笑いをこらえている「さあ、父がお待ち申しております」といって竜馬っちゃ!を座敷へ案内した佐那子の肩はまだ笑いを噛みころしたままだった ・・・・・・・ 小栗流の免状を持っているとはいえここでは子供同然、まるで歯がたたないそれでも攻撃をかわすのは人並以上竜馬っちゃ!は稽古に励み充実した毎日をすごしたところが江戸へ来て半年突如ペリーが浦賀にやってきてから町中蜂の巣をつついた騒ぎとなったこの様子を父への手紙の中で「ペリーは日本を脅かしている。もし戦になったら 異人の首を討ち取ってやる」と書き送っている話が乙女姉ちゃんと関係ないところへ行ってしまった少し修正しよう安政五年、竜馬っちゃ!は二度目の江戸修行にでるこれもあっという間にすぎ一年延長したこの頃の竜馬っちゃ!は全く金がない乙女姉ちゃんへの手紙に「このところ金がなくどこにも行けない」「明日は千葉道場で神道無念流との試合があるのに 道具すら買えない。修理して使うしかない」などと泣き言を書き綴っている乙女姉ちゃんは少しばかりの蓄えや給金を竜馬っちゃ!に送り続けたこのつづきは次回・・・竜馬っちゃ!と乙女はこちらにまとめていきます。時間があったらお立ち寄り下さい。