横田早紀江さん、米下院で訴え
熱意は人を動かすというのはこういうことなのだろうか強靭な忍耐力、信念がなければここまでは出来ない 【ワシントン=丸谷浩史】北朝鮮による拉致被害者家族の横田早紀江さんが27日午前(日本時間28日未明)、米下院の公聴会で初めて証言した。早紀江さんは娘のめぐみさんが1977年に拉致された直後に北朝鮮で撮影された写真を議員に見せながら「めぐみは歌の好きな明るい少女でした。私はこの写真をなでながら『こんなところにいたの。まだ助けてあげられなくてごめんなさい』と話しかけました」と涙ながらに訴えた。 早紀江さんは「世界が心をあわせて『拉致は許せない。全被害者をすぐ返しなさい。それがないなら、経済制裁を発動します』とはっきり言っていただきたいのです。それが私たち家族の心からのお願いです」と支援を求めた