池田(天竜川)の渡し 1
GWに天竜川の渡しを調べてみた折角なので少し紹介してみます 諏訪湖を水源とする天竜川は全長213KMの大河江戸時代この川を行き来するには池田の渡しを利用する以外に方法はなかった池田周辺は川幅800M、瀬幅45Mの大天竜と18Mの小天竜があった渡船場が三箇所あり大変繁盛していた池田には大藩船六艘、小藩船二十二艘の他地元住民が所有する高瀬船が十艘前後あり川庄屋、十一軒の川年寄、十六軒の船頭達が管理運営をしていた船賃は武士や御三家の菩提寺と朱印状を有する社寺は無賃地元遠江国の人達も無賃だった道中奉行が定めた船賃(正徳元年=1711)は旅人一人十二文一駄荷物三十文、馬一頭三十六文だったというただしこの川は二瀬あったので船賃もこの二倍だったらしい(なんだかインチキくさい)