昨日は「おとぎ話」の映画を観て、今日は本を読みました
正確に言うと、おとぎ話ではないですけれど・・・・
以前読んだ、これまたシリーズニューヨークの魔法使いの
最新作が出ていたのです
おせっかいなゴッドマザー
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
あこがれの彼とのはじめての正式なデートの朝、待ち合わせ場所に現れたのは、さえないフェアリーゴッドマザー。どうにかお引き取り願ったものの、肝心のデートはお流れ。一方、魔法の悪用を企む一味が派手な広告戦略に打って出たため、対策を講じるはめになった(株)MSI側。ケイティはまたしても危険な任務につくことに…。おしゃれでキュートなファンタジー。シリーズ第三弾。
このシリーズの魅力は、なんと言っても魔法の世界や、おとぎ話の世界が
現在のNWにちゃんと共存していること
映画「魔法にかけられて」ではありませんが、
いろんな種類の魔法&妖精&おとぎ話しの登場人物が
そこここに出てきたり、ちりばめられていたりします
そして今回重要人物として出てくるのが・・・・・
タイトルのごとく、とってもおせっかいな「フェアリーゴッドマザー」
フェアリーゴッドマザーって誰のことと言いますと・・・
シンデレラを助けてあげた、あの魔法使い
かぼちゃとねずみを馬車に変え、ドレスとガラスの靴を提供した人物です
「運命の恋人」をゲットする為に、乙女を助けるのがどうやらお仕事らしい
ただ・・・・彼女の今までの輝かしい業績と言えば・・・
シンデレラのみ
主人公がよりによって、彼と付き合い出したときに現れるタイミングの悪さ
未だにシンデレラの時代の栄光を引きずっている彼女に現代社会の常識はない
男女が結ばれるには、ドラゴン退治や、生命の危機に関わる事件が必要だと
思っているし・・・・
女性たるのも、ドラゴンを一目見た途端、男性の腕で失神しなきゃいけないと
思っている
(現代のヒロインに、少なくともそんな女性はいない)
しかも・・・自分がおせっかいを焼いて、上手くいかないのが分かった途端、
「運命の人じゃないのよ」と言いきる勝手ぶり
仕事でバタバタ
このおせっかいでバタバタ
ああぁ・・・せっかくゴージャスな彼と両想いになれたのに
まぁこのドタバタがこのシリーズのおもしろいところでもあるんですけど
魔法界ならではの、トラブルや日常は毎回本当に楽しませてくれます
また最近のお話しなので、小説の中に
「ハリーポッター」の記述や、「チャーリーとチョコレート工場」のジョニー・デップ
の記述などもあり・・・
現代に生きている主人公・・・というのが、リアルで
些細なことだけれど、それもちょっとおもしろかった
日常のラブストーリーに魔法がからんでくる・・・というラブコメディですが、
なんだか今までの魔法関係を全部ひっくるめた
箱の中のお話を読んでいるよう
シリーズはまだ続くらしく、今までのペースで行くと、
次作が出るのは来年頃
主人公の恋愛がどうなるのか、とっても気にしつつ
1年程待つことになりそうです