昨日お手てに軽いヤケド跡をこしらえたデコです、こんにちわ。
水ぶくれになってその後破れてキレイになってくれればイイのだが。
主婦やってるとこーゆー小さなケガが増えますねー。
こーゆーの、「名誉の負傷」ってゆーの? 違う??(^^;
さて、今日は昨日の続きです。
多分同じ世代とかちょい上とか、まぁ独身なんだろうな、くらいの男性職員さんが相手なら
恐らく『セクハラ』にはならなかったんじゃないのかな、と思う。
とはいえ年齢が問題なんじゃない。
問題なのは、その問題となる行為・または言葉を受けた人(=以下受動者とする・今回でいえばバイト女子)にとって、それらを行った人(=以下能動者とする・男性職員)が『セクシュアルな対象だったかどうか』ということである。
例えば、20代の一人の独身女性を想像してほしい。
そしてもう一人、40~50代の一人の男性がいるとする。
彼は妻子がいて更に先の彼女の上司であり、仕事上はお互いに信頼関係の上にある。
さて、今日は職場の有志の飲み会に2人とも参加して楽しい時間を各々過ごしていた。
するとその上司がそっと彼女のそばに近寄って耳打ちをしてこう言った。
『今度2人で飲みに行こうよ。メアドか番号教えてくれるかな。』
↓
パターン1
彼女はもともと上司には公私にわたり様々な相談をしたりしていた。
親元から一人離れて生活する彼女にはまさに『父親のような存在』である。
しかし、だからこそ、『部下』としてではなく『女性』として見られていることに
大変な違和感とショックを覚えた。
パターン2
彼女はもともと上司には公私にわたり様々な相談をしていた、というのも
実は彼に好意を寄せていたからである。
職場の上司である、そして妻子もある。
しかし彼女は『彼となら不倫でもかまわない』と思っていた。
さて、上記二つのパターンのうち『セクハラ』という問題に発展する可能性があるのはどちらか?
明らかに「1」である。
「受動者」である女性と「能動者」である上司の関係は最初の段階では一緒である。
そして全く同じ状況で「能動者」は「受動者」に対して行動をとった。
では一体何が違うのか。
それは先に述べた通り、「受動者」にとって「能動者」が『どういう存在だったのか』。
パターン2ではもともと「受動者」は上司を『男性』として意識していた。
つまり『セクシュアルな対象』として認識していたので、『セクシュアル』な言葉をかけられても違和感を感じなかったのだ。
逆にパターン1では「受動者」は「能動者」をあくまでも『上司』として、
そして男性の中でも最も『セクシュアル』や『男性』とは程遠い『父親』のような存在として見ていたために、かけられた言葉や相手の気持ちと自分の認識との食い違いに驚き、ショックを受けたのである。
男性にも経験があると思うが、
自分にとって『無二の友人』『信頼できる先輩』あるいは『恋愛対象にはならない友達』から
ある日突然『好きです、付き合ってください』と言われると少なからず衝撃を受けるでしょう。
アレに近い。
「自分にとっては全くセクシュアルではなく
むしろ『友人』とか『先輩』とかもっと他のカテゴライズをされてた相手が、
自分の意志に関係なく急にセクシュアルに変貌した時のショック」とでも言おうか。
そしてそこに職場なり年齢なりの『上下関係』というものが加わって初めて『セクハラ』は存在する。 だって上下関係がなければハッキリキッパリ『やめてください!』って言えるもんね。
更に付け加えると、「能動者」の側が「受動者」に対して『真摯な好意』を持っている場合は
『セクハラ』にはなりにくいと思う。なぜなら慎重に言葉や場所、自分の立場をわきまえた上で意思表示をするだろうから。
言い換えると、上下関係(上司と部下とかバイトと職員とか)が明確で且つ
お互いに『明らかに恋愛対象にならない』と思われる条件が、
かえって最も『セクハラ』の危険度が高いということになる。
酒の場で出た何気ない一言・・・
多分それが最も無防備で最も無責任で、そして最も相手を傷つける。
職員さんの気持ちも、多分推し量ってあまりあるほどわかる。
自分のお嬢さんよりちょっと若いくらいの女の子たちと一緒に飲みながら、
お嬢さんの少し若い頃を思い出して嬉しかったに違いないのだ。
だから嬉しくって飲みすぎちゃって、それで浮かれ気分でメアド聞いたら思わず教えてもらえちゃった ってところなんじゃないかな。
だから『セクハラ』なんて言われたらきっと
『なんだよーイヤなら教えなきゃいいじゃん!!』って言うんだょ、多分ね。
だけどね。
『イヤですょ~内緒です♪』
って笑って言える女の子は、そもそも『セクハラ』に悩んだりしない。
言えないから『セクシュアル』な言動を『ハラスメント』だと受け止めちゃうんである。
そして何を『セクシュアル(性的)』だと感じ、どこからを『ハラスメント(いやがらせ)』だと受け止めるかは、人それぞれ。
『セクハラ』はいつも、投げかける側の問題ではなく受け止めた側の問題である。
『セクハラ』に関しては、まず「受動者」がいてそして「能動者」が浮かび上がる。
ここがこの問題のミソであり一番肝心なところなんだと思う。
だから、特に一定の年齢や社会的立場にある人は常に、
自分がいつでも『セクハラ』の「能動者」になりうることを認識しておかなければならない。
ヘンな例えだけど
『コイツは絶対ありえねぇー』ってくらい『セクシュアルな対象じゃない』相手の方が
油断してる分危険かもしれない。
あと『父親世代』っていうお年頃も要注意。
お父さん気分で『そろそろ相手でも見つけろょ~』なんて言った一言が、
裁判沙汰を引き起こす可能性もあるかもしれないのだから。
<昨日のメニュー>
朝:白米、納豆、椎茸とワカメの味噌汁、烏龍茶
昼:お弁当(白米、ゆで卵半分、野菜とピリ辛挽肉の炒め物など)
夜:ネギトロ丼、大根・こんにゃく・結びしらたき・鶏モモの田楽、豆腐の味噌汁、キューリの浅漬け