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Dragonの日記

[仕事] カテゴリの記事

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ソリューション、ソリューションって・・・

来期の予算審議会に向けた資料作りの毎日です。予算取得のためのストーリは「ソリューションビジネス展開」。「物を作って、売る」というビジネスモデルでは儲からないので、ソリューションを提案して物を売らないでもお金をもらうことを考えろと。入社以来、ずーーっと回路設計、試作、評価をして来たので、いきなりそんなこと言われても何もアイディア出ませんよ。世の中、形の無いものにお金を出してくれるお客さんがどれだけ居るのか？？口先だけで上手いこと言ってお金をもらっても、約束した成果が出なければ訴えられたりしないのか？？「お客さんが困っていることに、解決策（ソリューション）を提示して（あわよくば）お金をもらう」と言っているけど、そもそもお客さんと相当な信頼関係がないと、困っている事を相談してくれるわけがない。上長も、そのまた上から指示されて展開しているんだろうけど、設計部がそっちに力を入れ始めたら、設計をする部員がいなくなっちゃうと思うのだが・・・。1年後には、そんなキーワードは忘れ去られている気がするなぁと思いながら、雲をつかむような話を書いて出し逃げして来ました。

2010年09月18日

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ノイズが・・・

一年前から設計、製造に関わってきた新製品の試作サンプルがようやく組み上がってきました。早速、評価を開始。初期サンプルの評価での最初の電源投入は何回経験してもドキドキします。（意外と電源投入→電源ショート発覚→評価終了のパターンが多い）今回は・・・とりあえず、電源投入は無事終了。主要なDC特性のほぼ事前のシミュレーション通りでOK。肝心のAC特性は・・・これまた、現行品よりも帯域が出ており、設計通り！ここまで順調にくると、装置屋さんにICを載せてもらって、システム性能評価がやりたくなります。無理なお願いして、装置を稼働してもらい、性能評価に突入！！しかし、ノイズが大きくSPEC未達の結果でした。おかしいなぁ～。事前に相当検討して、怪しいところはつぶしておいたんだけどなぁ～。とにかく、このままでは次のステップに進めないので、なんでこんなにノイズが大きいのか解析しなきゃ。そんな、こんなでずーっと実験室に入り浸ってます。結局、夏期連休前に解決出来ず、夏休みの宿題になってしまいました。とほほ。

2010年08月10日

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春は出会いと別れの季節

先々週ですが、長年お世話になった関連会社の課長さんの送別会がありました。彼は後工程と言われるICパッケージの組み立て関係の面倒を見てもらっていて、その世界では顔が広く、かなり有名人だったらしいです。こちらの結構無茶な要求（主に日程面）に、快く調整を引き受けてくれて、何度も助けられました。しかし、昨今の経済状況から関連会社のほうで、その部門の撤退＆廃止を決めたのが昨年の8月。それからずーっと再就職先を探していたらしいのですが、なかなか見つからず、結局、今の仕事とは関連のない福祉関係の事務をやることになったとのこと。送別会直前まで、再就職先が決まっていないとも聴いていたので無事就職が決まったと聴いてホッとしたのと、こんなに実績を積んだ人でも同じ業界に残ることが出来ないのかというショックとで複雑な気分でした。送別会での課長さんの一言がチクリと来ました。「『私はこれこれの業績を残してきました。』とか『このツールを使って、こんな製品を世に出してきました。』とか履歴書に書ける経歴と実績がないと、この年からの再挑戦は厳しい。」自分が、今の会社でして来た仕事を履歴書に書くとしたら、何が書けるだろう？別の会社に自分を売り込むとしたら、何をアピールできるんだろう？今の仕事をずーっと続けられないとしたら、次はどんな仕事がしたいんだろう？帰りの電車の中で、色々と考え込んでしまいました。そんなこともありながら、先週は就職希望の学生との一次面談とかもあり、自分の希望を無邪気？にアピールできる学生達が、ある意味うらやましくなりました。（本人達は超氷河期の就職活動でそんな実感はないのでしょうが）

2010年04月04日

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報告書が完成！

以前、こちらのブログでも書きましたが、今期、請け負った設計成果の報告書を本日、無事に顧客に納入しました。今回は、設計方針から回路の選定理由、回路の最適化、レイアウト、その他性能に影響あると思われる項目を全て報告しなさい、との契約だったので、詳細報告書、その要点をまとめた報告書、その他関連資料で200ページを超える大作になりました。ついでに下期の打ち合わせ資料と議事録もつけたら300ページを超えてしまい、3cmファイルに入りきらず5cmファイルに差し替える羽目に。久しぶりにこんなに大量の論文を書いて、体力面よりも脳が疲れました。この報告書をベースに来週、顧客（部長3名含む）に報告会をして、来期以降の進め方を相談することになってます。300ページもそのまま報告出来ないので、来週は何を残してどう説明するか？の試行錯誤の作業になります。学会発表とかなら、基本的に同じ分野の技術者が集まっているので、ある程度の前提条件は常識として端折ることが出来ますが、今回は全く分野の違う方々へICの開発の話をするので、とっかかりが難しいですな。自分の性格として、やった内容が１０あれば１０全てを解説したくなるのですが、相手に届くのはせいぜい２～３。ならば最初から２～３の内容に集中して解説すべき。（と頭では判っているけどなかなか・・・）そんな感じで今月半ばまで、来期の仕事が取れるか、ぎりぎりの攻防が続きますが、うちの部長は別製品の不良で頭がいっぱいで、こちらには全く反応なし。なので、結構好き勝手にやてます。

2010年03月05日

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開発ようやく決まりました

4月からドタバタしていた新製品の最終プレゼンが昨日あり、ようやく開発開始が決まりました。10月から昔の部下も戻して貰い、二人三脚で設計を開始して、性能見通しを解説し、今後のスケジュールを説明し、「お任せ下さい」と大見得を切って、獲得してきました。自分の生涯年収の半分くらいの額の開発案件です。2時間くらいの会議で、私が９０％以上話をしていて、質問にも答えてで、終わった後はぐったりしてしまいました。前日から資料の準備、説明の段取り、想定質問の回答準備などなどをこなして寝不足の上、緊張していたためか会議終了後、腹痛でトイレにこもることに。原因は客先で出されたアイスコーヒーだと思う（めちゃくちゃ濃いうえに、まずい・・・半分も手をつけなかっけど、朝食以外それしか口にしてないし）。午後は、展示会の見学を入れていたのですが、移動するまでに乗り換えの各駅でもトイレに直行。展示会会場に着く頃にはふらふらで、説明員の話もまともに聞ける状態ではありませんでした。「こりゃ、あかん」と早めに切り上げ、南武線の各駅停車の旅にイライラしつつ、何とか帰宅。ようやく一安心と思ったら、水道工事で断水中！！タンクに貯まっている分で、１回はOKだけどその次は水がない・・・。こんなことなら、トイレのある喫茶店にいれば良かった・・・。その後、10分ほどで工事も終了し、水道も回復したので破滅的な状況は回避出来ましたが、家でこんな緊張感を味わうとは思いませんでした。ライフラインが遮断されると、えらい目に遭うことを実感しました。（うちは、ガスは解約したから電気と水道だな・・・）それにしても、色々とあって疲れた一日でした。

2009年10月22日

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開始と同時に山場に

久しぶりの更新です。仕事の方ですが、ようやく動き出したのは良いんですが、いきなり山場を迎えています。今回の製品の難しいところは、LSI単体ではシステム全体の性能、品質が判らないこと。顧客からは、ICだけじゃなくて、ICに入ってくる波形を生成する所から、途中の伝送系、さらにはIC内部での動作を理論的に表現した検証モデルの構築が求められてます。そんな設計方法は部内の誰もやったことが無いので、色々な人に聴きまくって、何とかプログラムらしい格好になってきました。MATLABという計算プログラムを使っているのですが、調べれば調べるほど強力なプログラミング言語で、やりたいことはほとんど組み込みの関数で用意されているのが驚き。種々の事情で現在、私一人しか担当がいなくて、朝から晩までプログラミングに明け暮れているのですが、久しぶりにエンジニア魂が騒ぎます。顧客には「こんな検証系を考えてます」「これで検討すると今の伝送系では、このパラメータがずれるとあっという間に品質が劣化しますよ」「それを回避するのは、ここを今の2倍の周波数にすれば良いですよ」というような説明をして、感心してもらえました。おかげで、4月からドタバタして立ち消えになりそうだった今回の開発案件もようやく発注がもらえることになり、私の給料分くらいは確保出来そうです。来週も打ち合わせがあり、さらなる提案をして、発注を本決まりにしたいところ。それに向けて、色々なパラメータの組み合わせで最適解を求めているところで、山場を迎えています。次は、理論式で求めた理想形が本当に実現できるか？という検討ですね。ICに出来なかったら全て、絵に描いた餅なんで。これから半年で回路設計からレイアウトまで終わらせなければならないから、相当ハードです。（まあ、開発期間がキチキチなのはいつものことですが）来期からは他の案件に取られていた部下も戻してもらうよう交渉済みで、ようやく、本格的になってきました。

2009年09月11日

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ようやく・・・

ようやく、仕事が始まりました。４月から待たされて、待たされて、その間に部下もどんどん別の仕事に引き抜かれて、部長の機嫌が悪いときには、「この開発は中止にしろ！」なんて言われて、別の製品の勉強を始めたりして、どたばたしているうちに気がつけば、担当は自分一人だけ。そんな状態になってようやくお客と話が出来て、開発する方向で話が動き始めました。ところが、蓋を開けるとただの開発ではなく、システム設計から行わねばならず、そのノウハウがうちの部著には無いことが判明。色々な所に話を聞きに行って、MATLABというツールで開発するらしいということまで、判明。そのツールの使い方も判らず、隣の部署の入社２年目の新人に教えを請う状況。エンジニアなので、新しいことを始めるのは全く苦になりませんが、自分一人で担当という状況がつらいなぁ。新人ならマイペースで進めても許されるが、この年になると、いつまでに何をどこまで立ち上げるという計画を宣言しなければならないが、使い始めて２日でそんな計画立てられないよ。絵に描いた餅でも、フォローの対象になるので下手な宣言は出来ないし。とにかく、夏休み前までにどこまで進められるかが一つの目安だな。

2009年08月01日

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始まらない、始まらない

新しい仕事が始動しないです。昨年度までに担当していた製品は市場の縮小とともに売り上げが見込めなくなったことから撤退することが決定し、担当部隊も解散して新しい仕事に備えて組織替えまでして準備を整えてきました。ところが、もう6月も終わろうとしているに始まらないんだ、新しい仕事が！原因は、お客さんの予算枠が決まらず、作業内容を決定できないためです。営業が聴いてくる予算枠に合わせて、こちらの対応可能な作業内容を提示（要は見積もりですな）し続けてきましたが、金額がころころ変わるので、そのたびに全く内容を書き換えて再提出を繰り返して、もう、6月も後半になってしまいました。4月、5月は昔の部署から連れてきた部下達の教育を兼ねてアナログ回路の勉強会をしていましたが、勉強だけじゃモチベーションが上がらない。私も、過去に担当した製品の再勉強で、当時は使えなかったVerilogという言語でのsim環境を立ち上げてみたり、色々と個人的に興味ある内容を追求していますが、毎日勉強ばかりじゃつまらんし、収入にもならない。当然、暇なことは上司は知っているので、アルバイト的な仕事がちょこちょこと入れられているうちに、ついに7月から1人部下を抜かれることになりました。6月中に今検討中の仕事がスタート切れないと、7月からはまた、新しい部署に異動になるかもなぁ（何もしないうちに解散）会社だから、働いてなんぼ、稼いでなんぼで居るだけで給料もらえる訳じゃないんだよね。予算苦しい時期に全く貢献できていないのもへこむけど、なにより昨年12月からかれこれ、半年以上、新しい製品を設計できていないのがエンジニアとして足踏み状態でしんどいです。どんな形でも良いから早くスタートしないかな・・・。

2009年06月21日

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コミュニケーション力研修

月曜火曜と会社の教育で都心に行ってきました。研修内容は「コミュニケーション力研修」です。最近、部下や社内同僚、社外顧客とのコミュニケーションが上手くとれずにプロジェクトが失敗に終わるケースが多々あり、それを憂えたのか会社でも中間管理職を中心にコミュニケーション力研修を受けさせるのを始めたようです。初日の内容はまずは相手の言い分を「聴く」（聞くではない）。特に相手の感情面を受け取るように集中するのがポイントだそうです。（相手の話している内容、事実、自分が話したい内容を抑える）これが、難しい。仕事では、感情面まで汲んでいたら、とても業務が回らない。ついつい、事実の確認と今後やることの確認ばかりになってしまうし、会社人ならたぶんそういう会話の仕方に慣らされているじゃないか？2日目は自分の意見を伝える。最近はやり？のアサーティブに振る舞うと言うことを学びました。これも難しい。ついつい相手の意見を立てすぎて、自分の感情を押し殺したり、逆に自分の意見を押し通して、相手の意見を封じてしまったり・・・。アサーティブとは、「自分もOK、相手もOK」という精神に基づき、互いの意見を臆することなく表現して、解決策を見つけていくということだそうです。こちらの方は、日本人がもともと苦手としている分野で、研修での演習例（研究ばかりしたがる部下に広い目線を持つよう導く）もあまり良い例ではなくて、何となくただの説得術になってしまった気がします。アサーティブな態度は、むしろ、上司との調整、顧客との調整の場面で必要になるんじゃないかと感じましたが、それを実際に応用出来るかは自分次第ですね。アサーティブ・・・・、難しい。この本を読んでみようかな？断る力

2009年04月21日

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やっぱり・・・

仕事の話です。きな臭い話で書きましたが、「慰労会までやった高耐圧LSIの改良版」をやることになりそうです。あれだけ、「もう、見込みがないからプロジェクトは中止だ！」と宣言されて、泣く泣く外注さんを切ってと、どたばたしながら業務を整理して、席替えまでして新しい担当製品の準備まで始めたのに・・・。当然のように、再開した仕事と新しい仕事の両方をやることになるので、業務二倍です。まあ、この１～２ヶ月ろくな仕事してなかったので、やることがあるのはうれしいんですが、一回やめ！と言われた仕事をもう一回立ち上げるのは２倍以上パワーがいるなぁ・・。（色々と資料も捨てちゃったし、人もばらばらになったので）その他の「きな臭い話」まで現実にならないことを祈ります。

2009年04月10日

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きな臭い話

今日は出社してから立て続けにきな臭い話を聞かされて、へこみました。一件目は、大昔にうちの部が製造していた通信関係のLSIを再生産できないかと言う話が来ているらしいということ。これは、すでに製造終了になった７年前くらいのLSIで、すでに製造に必要な部材などは処分してしまっているので、一からやり直しです。しかも、過去に作った実績があるので、出来て当たり前と思われがちですが、当時と製造装置も変わっているので全く同じ物はもう、作れないはず。しかも、私が設計したLSIではないので、中身が全く判りません。実は6年前に同じような話が来て、担当になり、まったく中身が判らないLSIを作って、テスト、評価して出荷するという仕事を1年ほどさせられました。エンジニアとしては、工夫のしどころがない（過去と全く同じ物を作るので）作業の連続で、それでも物を作るとなるとそれなりに雑務や調整が必要で、ほとほと嫌になった時期があります。二件目も、同じような話ですが、これは7年前に開発した光通信関係のLSIをベースに新規開発出来ないかという問い合わせが来ているらしい。こちらは、私も設計に参加しており、当時の事業部の目玉製品で各部から20人くらいかき集めて突貫工事で作った製品です。かなりチャレンジングな目標設定で性能要求が厳しく、回路的にも色々工夫をして製品に仕上げた物ですが、ITバブルの崩壊とともに市場が急速にしぼんでしまい、どこのメーカーも次期品種の開発を凍結してしまったので、折角、世界で初のLSI化に成功したのに全く商売にならなかったもので、そのまま凍結してしまった製品です。7年たってようやく市場も動き出したのかもしれませんが、当時と同じ性能でOKになるとは思えず、電力削減、性能向上を求められるでしょうが、当時の設計者達は別々の部署に行っており、開発当時のデータもどうなっているか判らない状況で、やれと言われたらまた20人くらい集めないと出来ないだろうなぁ。でも、開発コストに対する利益率が少なく、とてもペイできないと開発当時も判断していたので、再開する可能性は低そうです。（とは言っても、この苦しい台所状況では、部長がこの案件を食べてしまうかもしれず、それが心配）三件目は、先日、慰労会までやった高耐圧LSIの改良版をやる話を海外のメーカーに打診しているとのこと。これは、家電向けLSIは年ごとの原価低減要求が厳しく、うちの体力ではついて行けないと判断して、新規開発を凍結しましたが、次期製品に適用の予定で開発していたノイズ対策版が成功していたので、その話を聞いた上の方の人が製品展開に色気を出しているらしい。半年前に、この製品で利益を出すのは無理だから撤退しろと指示を出しておきながら、新規開発をやるから研究費を出せとメーカーに要求しているらしい（たぶん出してもらえない）。4月から担当するはずの製品も、顧客の予算認可が下りていなくて宙に浮いているようで、上の3つ案件のどれかが落ちてくる可能性が高そうで憂鬱です。（丁度仕事の切れ目なので、新しい案件を押しつけられやすい）1件目はエンジニアとしては全く魅力を感じない案件で、二件目は技術難度は高く、開発は面白いと思うが、絶対儲からない、三件目は今の仕事の延長なので取りかかりやすいが、そうころころ方針を変えられるとモチベーションを保てない。3件とも別の人から話が続けざまにきたので、もう、午前中だけでおなかいっぱいになってしまいました。月曜日には事務所内の席替えをして、新しい体制に入るのに、何で過去の亡霊のような話が出てくるのかなぁ？とりあえずは聞かなかったことにして、新しい分野の仕事の勉強に集中します。仕事とは関係ないけど、明日は次男の2歳の誕生日。この1年間、保育園でもまれて成長しました。この子が3歳、あるいは10歳になる頃にはどんな仕事をしているのか、想像出来ないです。

2009年03月27日

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担当製品慰労会

本日は、この3年半、担当してきた製品開発に係わっていただいた方々を集めての慰労会を行いました。次期の開発が中止になったため、このメンバーで集まるのは2ヶ月ぶりくらいです。思えば、この製品は常に問題を抱えながらの開発が続いてきたので、全員で飲みに行くというは初めてでした。新人から取りまとめの主任まで、一人づつ、この3年間の思い出を語ってもらいましたが、全員、大変な時期を乗り切って量産化までこぎ着けたことを誇りに思ってくれているのがうれしかったです。私としては、量産化してから顧客先でトラブル発生し、その窓口としてかなりのストレスを体験しましたが、それも良い経験だったと思いたい。（まだ思い出と言うには生々しすぎる）この製品を担当していた3年半の間に、平社員から主任に昇格させてもらったり、二人目の子供が生まれたりと公私共々、色々と変化がありました（40代に突入もしました）。早いもので、来週には長男は保育園を卒園して小学生になり、次男は2歳になります。慰労会に集まってくれた方々も、4月から新しい仕事に就く者有り（私も）、勤務先が変わる者有りで、このメンバーで集まれる機会はこれが最後でしょう。本当に春は別れと出会いの季節です。柄にもなく帰りの電車でiPodが選曲したチャットモンチーの「サラバ青春」が胸にぐっと来てしまいました。chatmonchy has come/チャットモンチー［CD］

2009年03月19日

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4月から

朝、出勤してPCが立ち上がるのを待っていると、部長代理が「ちょと来て・・・」時期が時期だし、肩叩きか？とびびりながら席に行くと、「今の部署は4月で解散、他の部門に統合することになる。残っている生産はそっちで面倒を見る。で、君は別の部署に行ってもらう。」とのこと。うわっ、ついに来た！確かに今担当している製品は何とか量産にこぎ着けたが、次期の顧客製品には他社品との競争が厳しくて、採用見込みがないので人を抱えてられなくなっていたのだ。一緒に苦しい時を乗り越えた関連会社さん達も、次々と別の仕事に取られていき、最後まで社員が残った状態で宙ぶらりんでしたが、ついに決定が下されたようです。それにしても、行けと言われた新しい部署は光通信関係で、確かに4年前にちょこっと在籍していたけど、結局自分が関わった製品は世に出ることが無く終わってしまったので、あまり良い思い出がない。それもあるが、3年前に今の仕事を振られたときに、「これから高耐圧製品で活路を見いだす！その切り込み隊長としてなんとしても量産化を達成してくれ！」と言われて、高耐圧回路設計に骨を埋めるつもりで、勉強し、経験してきた内容がリセットされるのがつらい。光通信関係のIC開発で、当時は設計者として関わったが今度は管理者として何を要求されるんだろう？自分がステップアップしているのか、来た道を逆戻りしているのか判断に苦しむなぁ。しかし、このご時世、仕事を振ってくれるだけでもありがたいと思わなければ！単身赴任でもないし、同じ部内の異動なので、自分の気持ちの切り替えだけだ！まずは、昔の上長から情報収集だ！

2009年02月21日

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新年の抱負

遅ればせながら、新年の抱負などを考えました。（１）仕事関係　昨年は、３年前から担当していた製品が無事出荷出来たと思いきや不良？をだしてその対応に追われた一年でした。　その経験をバネに思いましたが、諸般の事情で製品は集約方向に。　次の担当製品が決まっていない状態ですが、おそらく全く別の分野の製品で一から勉強し直しで、環境も大きく変わらざるを得ないでしょう。　今度は、人に喜んで使ってもらえる製品に関わりたいなぁ。（と言うか、自分がそのような製品を企画しないといけない年代になってきてます）（２）家族関係　昨年からの心配事だった次男のヘルニアの手術も昨日、無事終了　今年は、スキー、アウトドア、旅行など家族のイベントを増やしたいです。（３）自己啓発　最近の忙しさにかまけて、自己啓発が滞り気味。　就職してからも英語、ペン習字、水泳と色々とチャレンジしてきましたが、今年も何か新しいことを始めたいですね。　個人的にはスキューバダイビングに興味津々です。　あと、学生時代の友人達とも久しぶりに何かイベントしたいなぁ。

2009年01月10日

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今週から顧客のところへ長期出張中です。

設計したICがようやく採用され、市場にも出始めましたが、初期トラブルが収まらず原因解析のため、本日より顧客事業所に長期出張することになりました。通勤に1時間半以上かかり、トラブル起きているところへ単身乗り込むことになるので、先方からは「おまえ達の製品のせいで、こんな苦労を・・・」というような視線をひしひしと感じ、針のムシロ状態です。部長からは解決するまで帰ってくるなと言われて送り出されているので、期間がどれだけになるか判らないところがまたストレスです。なんとか、不良原因と思われる箇所を見つけたので、対策を即日で実施してもらいましたが、これで収束するか微妙なところです。早く解決して、自分の事務所に戻らないと、こっちが倒れそうです。

2008年06月16日

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ＰＣ故障

先日、会社の席に座って、PCの電源を入れてお茶を汲みに行って戻ってきたら、PCの画面が真っ青・・・。いわゆるブルーバックという状況で、管理者に連絡しろみたいなメッセージが出ています。祈るような気持ちで何度も電源入れ直しますが、結果は同じで、HDDがやられているようです。実は、会社のPCが立ち上がらないのは今回が2回目。前回は、PCの電源入れ替えでなんとかなりましたが、今回ははたして・・・。社内のＰＣ関係のメンテナンス部隊に連絡を取り、修理をお願いすると「修理依頼書が会社のＨＰにありますので、それに記入してメールで提出してください」「いや、だからＰＣ立ち上がらないから会社のＨＰにもアクセス出来ないし、メールも無理です」「・・・・、そうなんですが、依頼書がないと修理作業も始められないので・・・」「だから、その手だてがないんですってば」「・・・・」みたいな不毛な会話を続けて、結局、部内の共通ＰＣからなんとか種類を作成し、修理開始。昔はＰＣなんかなく、手書きで設計していたけど、今はＰＣがないと本当に何にも仕事が出来ないですね。半日以上待ってようやく連絡があり、「ＨＤＤの＊○□（よくわからん）のデータが破損していて、HDDを認識していないようです。復元ソフトでトライしていますが、相当量のデータは失われるかもしれません」「なんとかならない？」「社外の修理専門会社にお願いすれば、あるいは出来るかもしれませんが、100万円コースです。」「・・・・、それは、経費で落とせないので、何とか頑張ってください」そこから待つこと4時間でもう定時近くに、ようやく連絡があり「作成データはかなり復元出来ましたが、メールはダメでした」「それでもいいから、とりあえずPC受け取ります」結局、起動ディスクのCドライブのデータが見えず、過去メールがすべて失われました。過去メールとかあんまり見ないか、とも思いましたが、やはり一日に何回かは過去に顧客とやりとりした際の資料とかが必要になり、あわてて再送してもらったり、周りの同僚に残ってないか確認したりで、効率がガクンと落ちました。メールソフトに関しては、会社指定の信じられないくらい使いにくいメーラを押しつけられてのですが、そんなソフトでもデータ消えると痛い・・・。会社ではセキュリティ事故に神経尖らせていて、自分のＰＣから外部の記録媒体（ＨＤＤ／ＣＤ－Ｒ／ＤＶＤetc）への書き込みが一切出来ないようになっています。従ってバックアップを取ることも出来ず、PC壊れたら運が悪かったとあきらめるしかない状況ですが、やっぱり壊れるでしょ、そんなもん。何か自衛の手段を考えなきゃ・・。ちなみに、余計なソフトやデータが無くなって戻ってきたPCはものすごく立ち上がりが早くなり、別の意味で快適です。

2008年05月18日

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見てきました

昨日発売になった私の製品が載った機器を見に行ってきました。（八王子のムラウチ電気さん）さすがに黒山の人だかり！とはいかず、どこにあるのか暫しフロアをうろうろ。ようやく見つけたました。なぜか旧型と一緒に並べられており、しかも旧型がGW特価で大幅割引しているので新製品のインパクトが感じられませんでも、そのコーナーであれこれ悩んでいる家族連れがいて、「やっぱりこっちの方（新製品）が、色もきれいだよ」などと長考している様子。思わず「買ってくれ～～～！！！」の念を送ってしまいました。とりあえずは、販売目標クリアできるといいなぁ。

2008年04月29日

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ついに・・・

仕事でどたばたしていて昨年から更新がストップしてしまいました。なんやかんやあってネタだらけだったのですが、落ち着いてPCに向かう時間がなくて。あまり詳細は書けないですが、３年前から担当していた製品が搭載された機器がついに発売になります。自社のHPでも派手に宣伝しているし、価格.COMにも載ってるし、やっとここまできたなぁと感慨深い物があります。正確には4/28から発売らしいので、GW中にビックカメラにも行ってみよう。入社した当時にやっていた製品は一般家庭向けでなく、自分の関係した製品がどこで活躍しているのか判らなかったけど、今回は一目でわかるので、子供にも自慢出来ます。で、自分で買うかと言われると、・・・・家にあるのがまだまだ使えるし、そう気軽に買い換えられる物ではないので、しばらく我慢です。

2008年04月26日

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あちゃー

仕事の話です。量産に向けたロットを大量に仕込んでおり、でもまだ注文も来てないのに大丈夫か？と思いつつも、先頭ロットが完成しました。朝一からすぐに評価始めるつもりで会社に行くと、まだ机の上に製品が乗っていません。あれっ？と思いながら製造部隊に確認すると、「いやー、ちょっと測定値がおかしいんで、もう一回測定してるところなんです」「そうか、どれくらいかかる？」「一時間くらいもらえます？」「わかった、終わったら連絡下さい」で、待つこと４時間。全く連絡ないので、しびれが切れてこっちから連絡することに。「で、どうなったの？」「すいません。・・・・だめです」「だめって何？測定できないの？」「いや、製品がまともに出来ていないようです」結局、装置のメンテナンス時の作業ミスで、圧力がおかしくなったまま、製品を投入してしまったらしく、そのロット含めて、後続の数ロットが全滅の可能性大、とのこと。アウトになったロットの材料費だけで結構な金額が損金として計上されるのも痛いですが、９月から量産なのに大丈夫か？注目度の高い製品だけに、トラブルと一気に話が広まるので、勘弁して～。

2007年08月01日

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見切り発車

担当製品の進捗ですが、あれよあれよと言う間に、量産先行で大量に製造ラインで着工されてしまいました。細かい内容では、２～３直したい所があるのだが、製造部は久しぶりの大量生産にお祭り状態で、ブレーキが掛かりません。個人的にも、こんなに大量に作る製品を担当したのは初めてなので、量産準備に追われて毎日午前様です。例えば、製品のテスト時間が１秒長いだけで、毎月の生産可能個数が１．５倍から２倍も変わってしまいます。テストを１秒縮めるために、テストプログラムの調整、項目の見直しなどを延々と行ってます。新人も入ってきたので、その教育もあるし・・・。新人君に最初に担当してもらう試験が、破壊試験なのがちょっとかわいそうだけど、何せ人手が足りない。こんなに大騒ぎしてやっているけど、正式に顧客からオーダもらった訳ではなく、リスク着工なので、最後にどんでん返しがないことを祈るばかりです。（過去にそう言う製品があったので）

2007年07月08日

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やけに愛想がよい

お客さんに提出したサンプルの特性評価が一通り終了し、とくに問題なしの結果となった。ただし、あくまでも自分たちのサンプルを自分たちで評価した場合であり、お客さんがどのような観点でどんな評価をしているのかは、今ひとつ不明。そこで、評価の進捗を聞きに顧客の事務所に伺い、打ち合わせをすることに。今まで、行くたびに、こちらの思いも寄らない内容を突きつけられて打ちひしがれて帰る、というパターンばかりだったので、今日は何を言われるのか・・・、と身構えつつ打ち合わせ開始。しかし、相手の話のニュアンスから我々のICに対する期待がかなり高いことが伝わってくる。やはり、先行で評価、採用決定した他社のICが破壊する深刻な状況らしく、保護機能があるうちのチップに乗り換えたいらしい。今まで、断られてもねばり強く改良を重ねた甲斐がようやく出てきたか？それにしても、あちらの購買担当がやけに愛想が良いのが、違和感あるなぁ。（今まで、もう来るなくらいの感じで対応されていたので）

2007年06月01日

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その後・・・

性能未達の項目は、その後の評価で試験回数に関係があることが分かってきた。一回だけならまったく、問題なし。二回連続で試験すると、壊れる場合がある。三回連続は完全に破壊。うーん、どうも、一回目の試験の影響がずーっと残っていて、２回目以降に影響するらしい。試験の度に、初期状態にリセットすることで、性能達成していることが確認できそうです。ふーっ、一安心。この問題にかまけて、顧客の評価状況へのアンテナが低くなってましたが、色々なつての話を総合すると、どうも、一回他社に決めたけど、生産工場での量産になって不良続出していて大問題になっているらしい。もう一度、ウチに話が戻ってくるかもしれない。まあ、この製品を担当してから、希望的観測はいつも打ち消されてきたから、１００％の期待は出来ないけど、ここまで頑張ったんだから、世の中に製品として出て行って欲しいなぁ。

2007年05月18日

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二転三転

先日、レイアウトの修正で性能達成したはずのサンプルを評価すると、なぜか性能未達に逆戻りしていることが判明。うーん、原因が分からないから修正方針も決められない。GW前なので、色々な部署で年休取ってる人が多くて、解析もスムーズに進まない。がっくりした気分のまま、GWに突入しました。全くの手探りではなく、性能達成できる場合が有ることが分かっているので、それをいかに再現するかを考えればよいのだが・・・・。

2007年05月02日

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チキンレース

ついに幹部がチキンレース参加を決断しました。つまり、プライスは顧客の言い値をそのまま提示。これなら採用せざるを得ないでしょと言う訳。でも、この値段で出したら、売れば売るほど赤字が膨らみ、誰も儲けが出ないはず。うーん、最悪なシナリオは、我々の提示したプライスを使って、さらに他社と交渉して値段を下げさせる戦法を顧客が取ったら、さらに赤字が膨らむこと。過去に、そんな製品があって、結局、他社の当て馬にさせられて、参入できなかった経験があるので、また同じ話の繰り返しにならなきゃ良いけど。結局、怖じ気づいて降りる会社が出てくるまで、値段を下げ続けるチキンレースの幕開けです。

2007年04月24日

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ロット完成

先月データ払い出した修正版のロットが完成しました。軽く評価した結果では、特に問題なく設計通りに仕上がっている模様。但し、前回もそう考えて顧客に払い出したのに、ミソが付いて採用されなかったので、今回はそうならないことを切に願う。組上がりは一週間後の予定。その頃、私生活でのイベントがあり、自分では直接評価出来ないが、みんなに頑張って貰おう。部内会議で何かに付け、この担当製品の成果がフォローされる。来期予算をこの製品で組んでしまっている関係上失敗できないし、期待されているのも分かるが、それならもっと人を増やしてくれ！と言いたくなる。

2007年03月20日

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測定装置をお借りして

今日は、昨年末の講演を聴講して、連絡を取らせて頂いた方の所にお邪魔して、製品の性能を評価させて貰いました。素子単体の性能は予想通りの結果でしたが、チップ本体の特性が、なぜか予想と反対の結果に・・・・。理由はよく解らないですが、チップに組み上げると想定している以外の所が動き始めるのかなぁ？などと言いながら結局丸一日、装置をお借りして色々なデータを取らせて貰いました。「良いなぁ、この装置、欲しいなぁ」などと思いながら、話を伺うと、来期にもう一台購入する予定だとか。やはりお金のある所はすごいなぁと思いつつも、それだけの成果を出しているから、新営が通るんだと思います。ウチもだめもとで出してみよう。

2007年02月02日

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実際に目と目を合わせて話をしないと

今日は秋葉原で会議がありました。いつもはＴＶ会議で議論しているのですが、なかなか回路的な課題が解決できず、お互いの中間地点である秋葉原で会議することになりました。午後２時から７時半まで休み無しでぶっ通しでしたが、かなり細かいところまで議論できて、収穫は大でした。ＴＶ会議も移動などの手間を考えるとなかなか効果ある方法ですが、やはり煮詰まっているときには、実際に目と目を合わせて話をしないとダメですね。ただ、本日の会議でもすべての問題が解決した訳ではないので、継続検討の課題が残りましたが、ＴＶ会議のまどろっこしさがなく、密度の濃い時間を過ごしました。その分、疲れましたけど。

2007年01月26日

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不可解な現象が・・・

仕事始めから２週間過ぎましたが、なかなか突破口が見えません。年末に組み立てたサンプルで突然、特性劣化するサンプルが続出し頭を抱えてます。サンプルを物理的に分解、解析進めてますが、なぜこのロットのみにそのようなことが発生するのか原因が未だに分かりません。年末に顧客からダメ出しされた特性も、実機に組んでみると、ウチの方が特性良かったりして謎は深まるばかり・・・年明けから２週間の最大の収穫は、年末の講演会で、ある設計技術で衝撃的な発表をされていたご本人と連絡を取ることができ、直接話を聞けたことかな。非常に気さくな方で、測定装置も貸して下さるとのことなので、これを機会に仲良くしておこう。

2007年01月20日

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正月休みも終わりです。

12/29からの連休も今日が最終日です。連休中、家の大掃除、自分の部屋の片づけ、カミさんと自分の実家に帰省などなど細かく動いていたので、のんびりはしたけど、移動で結構疲れた気がします。特に自分の実家からの帰路は、昨日の強風の影響で高速道路が速度規制＋渋滞の上、車も風に煽られてハンドルを取られるので、かなり疲れました。年末に風邪をひいていた息子も、年明けには完全復活し、やんちゃぶりを発揮し始めたのでそちらのフォローでもくたくたになりました。さて、今年は仕事で結果を出していく年です。（出せないとプロジェクトは解散）私生活でも色々とイベントが控えてますが、とりあえず、年末にカミさんに貸してもらった「掃除力」の本で、「部屋が汚い人は仕事も出来ない」を肝に銘じて、整理整頓を心がけます。あと、年末に読んだ宋文洲さんの本で「仕事ができない人は話も長い」も感銘を受けたので、仕事のメールは３００字以内に納めるようにしよう。今年の終わりに自分がどれだけ成長したか、実感出来る年にしたいものです。

2007年01月08日

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まだまだ突破できない

前回、他社品で不具合発生して急遽、うちにお鉢が回ってきたと書きましたが、先週、顧客の所にお納めしたサンプルの評価状況を確認しに出張に行ってきました。他社品が壊れてしまうというので、ウチのサンプルを出したことで喜ばれているかと思いきや、そんな雰囲気は全くなく、前回サンプルの比較、他社品との比較表を提示されて、「おたくのサンプルはまだまだ性能が足りない。はっきり言ってこのままでは採用は出来ない」と宣言されてしまいました。前回の反省を活かして、今回のサンプルは他社比較をさんざん行い、他社品以上の性能が出ていることを確認した上で持って行ったのに、なんか前提条件が違っていたようです。あわよくば、来年早々から量産か？などと皮算用して、量産に入っても対応可能なように色々と準備を進めていただけにショックは大きいです。さらに今まで評価と解析を後回しにしていた項目（ちょっと性能足りないけど、普通に使う分には十分）での未達をやり玉に挙げられ、それが私が担当していたところだったので、かなりへこみました。と言っても、いつまでも落ち込んでられないので、今度こそはきちんと仕上げて絶対採用される物を持って行くつもりです。失敗とはあきらめたときに確定するものだと肝に銘じて、時間と会社が許す限り、何回でもチャレンジしてやる！と誓いながら、出張から戻ってきました。とは言ったものの、どこから手を付けるかなぁ・・・

2006年12月11日

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ついに・・・

水曜日にお客さんにサンプルを納めてきました。競合他社品が壊れてしまうので困っているということなので、急遽、性能未達の項目がありますが顧客評価の立ち上げ貢献ということで、最低限の個数を納入しました。ウチのサンプルは同じ試験で壊れないことを祈るばかりです。それと同時進行で、未達の性能を上げる試作をしていて、そのロットが完成したので早速実験室で測定しました。・・・・・だめだ・・・・改善どころかよけい悪くなっている・・・。今までの試作で条件を振った中から本命中の本命の仕様で臨んだのに、なんでだ？気を取り直して測定データを眺めるとウェハ内、ウェハ間のバラツキがめちゃくちゃ大きい。測る場所によっては、以前のサンプルよりも性能良くなってるが、悪いところは半分以下になってる・・・・。これは、設計よりも製造行程の方に問題有りそうだ、と仮定して製造担当の消防隊時代の後輩に色々と質問攻めにすると、「層間膜の仕様を変えましたよね？あれは以前と違ってウェハの裏面にも付いちゃうから、・・・・」という会話にヒントを得て、裏面を削ったサンプルで再測定するともうばっちり！当初目標通りの性能が出ていることを確認できました。はぁー良かった。一日の中で地獄と天国を体験しました。今週も徹夜を覚悟してましたが、今回は免れました。実は、改善してもまだ、マージンが足りないので、さらに修正する必要があるのですが、今考えている方向性が間違っていないことを確認できただけでも大収穫です。

2006年11月24日

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目まぐるしい

３週間前に試作品が出てきてから、毎日目まぐるしい状況です。最初、試作品が設計通りの性能が出ていなくて大騒ぎになり、原因解析のための評価をうちの実験室でやったり、研究所まで出張したりで、毎日どたばたしてます。タクシーでの深夜帰宅も３回目です。当初は11/15にサンプルを納める予定だったんですが、性能が出ていないので急遽マスクを直して再生産したりして、納期はずるずると延期中。そこに、お客さんから連絡があり、11/20までに性能はともかくサンプル持ってきてくれとの依頼。遠回しに探りを入れると、どうやらうちと競合していて、一時はそっちに決まったはずのメーカーがトラブルを起こしてサンプルを持ってこないらしい。それで、うちにお鉢が回ってきたらしいです。この機会に一気に出遅れ分を挽回したいところですが、なかなか上手く行きません。でも、お客さんがこちらに歩み寄ってくれたので、性能出てない分はこれから一緒に改善していきましょう、というストーリでなんとか入り込みたいところです。さらに話には続きがあって、当初セカンドベンダーだったはずのウチがいつの間にか、単独納入に近いトップベンダーに格上げの予定で、さらに来年発売の新機種にもウチの製品を採用予定とかなんとか・・・・。まだ評価サンプルも納めてないのに、話が進み過ぎて眉唾モノですが、目の前の壁を乗り越えられればかなりバラ色の生産計画が待っていそうです。もうちょっと、あとちょっと頑張って今年の締めくくりをぜひ、採用！の一言で締めくくりたいです。

2006年11月16日

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退隊式

ついに１１年半所属していた消防隊を退隊しました。前日に最後の定期訓練があり、久しぶりに消防車を運転し、放水銃から水出しもして、色々な機材を触りまくってほとんど思い出作りになってました。最後に整列している隊員達の前で挨拶をさせてもらい、訓練服を脱ぎました。普段着で自分の席に座っていると、まず、自分が落ち着かない。１１年も仕事中も訓練服を着ていたので、それが当たり前になっているので、普段着だと仕事に集中できない感じ。トイレの鏡とかで普段着の自分を見るとなんか、パワーダウンした感じがします。周りの人たちも見慣れた風景が変わって気になるのか、そわそわしてました。通りがかりの人も「おっ！・・・・そうか～、卒業したのか～」とか「誰だか解らなかったよ～」とか言いながら、色々と声を掛けてくれます。トイレに行くときや他部署に話をしに行くときも、ついいつもの癖で帽子を探してしまします。（消防隊員は移動時は制帽をかぶるのが原則だったので）体にしみこんだ癖なので、慣れるまでもうちょっと時間がかかるかな？月曜日に出社して、無意識のうちに訓練服に着替えそうで怖い（笑）残念だったのは、退隊の記念品として「消防魂！」と入った湯飲みをもらえると聞いていたのですが、発注が間に合わなかったらしく、現金２千円を渡されました。欲しかったなぁ、湯飲み・・・

2006年10月03日

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消防隊卒業です

１０月１日付けで昇格し、非組合員になるため消防隊を卒業することになりました。９５年入隊なので、１１年半も消防隊に所属していました。いやー、長かった。もちろん、嫌々やっていた訳では無いですが、正直、最近は消防隊として拘束される時間が長く、業務も滞りがちだったので、後輩に任せて卒業できることで、ようやく肩の荷が下ろせた感じです。消防隊での収穫は、（１）知り合いが増えた。　業務では繋がりのない部署の人たちともワイワイやりながら酒を酌み交わしたり、一緒に訓練することで、会社生活に業務関係以外の知り合いが大勢出来たことは、自分の財産です。（２）消防車を運転できた。　これは、消防隊員でかつ車両班でないと受けられない恩恵でした。　ついつい、町ですれ違う消防車の搭載されている機材をチェックするようになりました。　子供にも自慢できるかな。（３）仕事の段取りが良くなった　消防隊とは直接関係ないですが、訓練時間の確保のためとかで仕事を効率的に進める癖が付きました。　あと、訓練計画を事前に練る、という作業を業務にも応用して、細かい大枠を決めてから作業開始するようになり、効率上がりました。消防の訓練服を着ているのもあと１週間。今まで、勤務時間帯は訓練服だったので、１０月から仕事中にどんな服を着ればいいのか悩み中です。

2006年09月22日

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久しぶりの徹夜

ふーっ。ようやく、データを払い出しました。今回は、競合他社よりも性能の良い物を早く出さねば、プロジェクト打ち切りなので締め切りがきつく、データ払い出しを延期できず、久しぶりに徹夜しました。前日も02:00くらいまで頑張って、終電もないのでタクシーで帰宅し、３時間しか寝てない状態で徹夜したので正直きつい。４８時間のうち３時間の睡眠でやり遂げました。前日のタクシーは深夜割り増しで７５００円、本日は電車は動いていたが、駅までのバスが無く、これもタクシーで１２００円。いざという時のために小銭入れに小さく折りたたんで入れている一万円札が役立ちました。最後まで頑張ってくれた部下達に感謝です。（上長達は、後はよろしく～！と出張に行ってしまった）データを払い出した後、ふと外を見ると朝焼けが拡がっていて、「そうか、朝ってこんな感じだったなぁ」としばし、見とれていました。今回、設計した製品が出てくるのが約１ヶ月後。今度こそ、採用される製品に仕上げたつもり。これで、一気に攻め込みたいものです。ちなみに帰宅後、２時間だけ寝て子供と一緒にプールで泳ぎ、昼寝を２時間して子供にたたき起こされて、本屋に絵本を買いに行き、まともに寝られたのは21:00になってからでした。

2006年09月16日

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体力年齢テスト

今日が会社の消防隊の集中訓練日でした。先週ぎっくり腰をやってしまったので、参加出来ないかと思いましたが、痛みも引いたので、腹筋以外は参加出来ました。いやー、体力の衰えを感じますね。若い頃はもっと動けたと思うんですが、全然だめです。で、山場のシャトルランは５２回で、まあ、年相応といった所です。しかし、一回り以上年上の隊長が、７０回も行っているのには、正直負けました。汗だらだらになって、「もうだめだぁ～」とか言いながら、体育館の床の倒れ込む、なんてのは中学、高校以来じゃないかな。社会人になると仕事で、そんなことしないし。体力の衰えは感じましたが、気分は若返った感じです。しかし、今日の本当の山場は、その後の長縄飛びでした。これはきつい。１０人くらいが一斉に飛んで４１回が限界でしたが、そこに行くまでに、１回でお終いになったり、１０回だったりというのを繰り返していたので、優に１００回以上は飛んでいる。足ががくがくになりました。疲れたけど、楽しかったです。（でも、年に１回くらいでいいな）

2006年07月27日

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残念

今日は、春先に納めたサンプルの顧客評価結果を聞きに行ってきました。直前まで何の連絡もなく、量産能力の質問とかもあったので、上長達はすっかり量産にgoサインが出る物と思って、気楽に来てました。（もちろん私も）ところが、思いも掛けず厳しい評価で、この状態では採用できないとの判定。電気的性能より、発熱のほうが大きな問題だったようです。その辺は今まで大型計算機向けのLSIばかりやっていて、熱よりも速度の方が問題になることが多かったので、家電品に対するLSIへの発熱低減への強い要求という観点が抜けていたようで、反省事項です。うーん。やはり初物は難しいなぁ。まずは、今回の製品で顧客への足がかりを作って、次期製品で一気にシェアを取ろうというもくろみはもろくも崩れ去りました。次の改良版で一発完動させねば、プロジェクトは中止です。かなりハードルは高くなりましたが、突破口を探して頑張ります。

2006年07月13日

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感心感心。

日曜日に大学時代の友人夫婦が子供を連れて遊びに来てくれました。上の子は女の子で小学一年生。下の子はうちの息子と同じ４歳であちらは早生まれなので学年は一つ上になります。で、男の子同士、早速プラレールで遊び始めました。お互いに鉄道大好きらしく、「これはあさまだよ」「これはE2系のあさま」「これはこまちだよね」とかなり深いレベルで趣味が一致している模様（笑）。やっぱり、一人で遊ぶよりお友達と遊んだ方が楽しさ１００倍だなと眺めていると、視線が気になるのか、「見ちゃダメ！」とか言って、和室の戸を閉めて二人っきりで遊んでます。（おねえちゃんの遊ぶ物が無くて申し訳ない）感心したのは、息子が自分のプラレールを気前よくお友達に貸している所。いつも、児童館で人のおもちゃを奪うシーンばかり見ていたので、ちょっと意外でした。お昼ご飯もそこそこに、夢中で遊び続ける二人。そろそろ帰らなきゃと言う段になって、息子がお友達が気に入ってずーっと使っていたプラレールを「貸してあげる！」と言いながら玄関まで持ってきてました。自分もお気に入りの電車なのに、貸してあげるなんてすごいなぁと思いながらも、次にいつ会えるかも定かではないので、「○○ちゃんも自分のうちに行けば一杯持っているから大丈夫だよ」と言いながら納得させました。もう少し大きくなって独占欲が出てくると違うのかもしれませんが、自分の大事なおもちゃも気前よく貸してあげられるなんて感心してしまいました。こんどは、外で遊べると良いね。

2006年07月10日

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シャトルラン

７月の中旬に消防隊の集中訓練日があり、私が訓練内容を考える幹事長に任命されています。若い隊員達から色々と意見を聞いたうちで、体力年齢テストをやりたいという案が一番面白そうだったので採用することに。内容は、反復横跳び、柔軟、握力、立ち幅跳び、腹筋などの基礎体力測定を年齢別に分けて採点し、トータルの点数が最も良い隊員を表彰しようという物。テスト項目にシャトルランというのがあり、昔は１５００ｍ走だったのが、運動場が狭いなどの理由で、体育館で出来るメニューとして考えられた物らしいです。20mの区間を往復するだけですが、ＣＤの指示に合わせて、最初はゆっくり、徐々に早くなっていき、最後は20mを５秒程度で走るダッシュになります。これで最高得点を取るには９５往復以上しないといけません。今日、注文していたＣＤが届いたので、若い連中と予行演習を運動場でやってみました。これが、キツイの何のって・・・。２０往復くらいでギブアップしてしまいました。集中訓練日は、私がみんなから非難囂々だな、こりゃ。来週がちょっと怖い。その他の握力測定とか柔軟もやってみましたが、若い隊員に唯一勝てたのが、握力でした。勝てたとなるとうれしい物で、本番までにその他のメニューもこっそり鍛えて高得点を目指そうかななどと考えてますが、明日は筋肉痛でだめそうだな。

2006年07月07日

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なかなか上手く行きません

今日は、半年間担当してきた製品の最終版の性能改善効果を確認する予定でした。前回のチップでほぼ目標性能は満たしており、ある特性だけ未達だったのを改善したはずでしたが、測定してみると、前回も台無かった性能が劣化しており、トータルで全く改善効果が見られない結果に。修正した所は予想以上に性能が上がっており、一安心のはずだったのですが、ここで足元を救われるとは・・・うーん、正直参ったなぁ。その他にも、細かい問題点が山積みで、今日は疲れました。寝ておきれば、何か良いアイディアも浮かぶかもしれないな。

2006年07月03日

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データ払い出しました

ようやくデータ払い出し出来ました。色々と問題有ったけど、なんとか日程キープです。あとは、１ヶ月後無事動いてくれることを祈るだけです。前の製品までは、自分で回路シミュレーションを回して、自分でレイアウトをして配置を決めて、性能の調整を行っていましたが、今回は指示をするだけで、自分で直接手を動かしていないので、いまいち「やり遂げた！」という実感が湧いてきません。が、これからは、こんな仕事が増えるのでしょう。下の人間がスムーズに動けるように、環境、情報整理し、他部署との交渉、調整がメインの仕事になっていくのだと思います。それはそれで重要だけどなぁ。個人的には、実験室でハンダ付けしている時が一番充実しています。（やればやった分、仕事が進むのが実感できるし）今日も、空いた時間を見つけては、新しいグループなので、実験機材を何も保っていないのを良いことに、ニッパやら、ハンダやらの見積もりを取ったり発注したりして、ちょっと現実逃避してました。経理からは「研究費では工具は買えませんよ！」と再戻しをくらいましたが・・・。まあ、測定環境整備も重要な仕事と言い訳しながら、「このピンセット欲しいなぁ」とカタログを眺めています。

2006年05月31日

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ついに・・・

ついにこの日がきました。メールソフトが、会社指定の物しか使えなくなる日です。いままで、自社製のメールソフト以外は使用禁止のお達しは出ていたのですが、あまりにも使えないソフトだったので、無視してThunderbirdを使っていたんですが、ついに先日、Thunderbirdからは送信が出来なくなりました。（自社製ソフトからは出来る）まあ、確かにメールの誤送信による顧客情報の流出が絶えないので、メーラーを限定して、対策したくなる気持ちも分かりますが、それなら、もっと使えるソフトを開発してくれ！今、会社で一番使う頻度の高いソフトがメーラーなので、この使い勝手の良し悪しは効率に直結します。この使えないソフトと格闘しながら、仕事の効率を上げるにはどうしたらいいか真剣に考える必要が出てきました。今までは、メールの分野？毎に細かくフォルダーを分けて管理していたのですが、フォルダーが作れない段階で、これはあきらめて、時系列に管理することにしました。つまり、４月、５月、６月という風にフォルダを作り、日付で各フォルダに振り分け。必要なメールはマークを付けておいて、管理。そんな感じです。ただし、今までは、データベース的な使い方もしてきたのですが、時系列にするとそれは出来なくなるので、メーラーによる管理ではなく、別途やり方を考える必要がありそうです。とか、試行錯誤していると、さらなる通知が・・・。「来月から添付ファイル付きのメールの送信は禁止する」。・・・・仕事するなってことだな。・・・・もう、好きにしてくれ！

2006年05月19日

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うれしい悲鳴？

仕事の話です。お客様に評価頂いているサンプルが、幸いなことに問題なく動作しており、ついては、本格的に採用可否の評価をするからと、追加のサンプル要求を頂きました。ところが、今回のサンプルは色々と試作条件を振った品種のうちのチャンピオン製品だったので、追加のご要求に対応できるほどサンプル数がないんです。追加のサンプル出せないならおたくの製品は候補から外すよ、と言われているので、急遽提供サンプルと同じ仕様のサンプルを沢山取れるよう、構成を変えた試作マスクの準備に追われることに。まあ、不良品の選別とか、クレームの対応でなく、上手く行けば採用の可能性が出てきたということで、はたから見ると順調なはずですが、担当としてはやることが急激に増えて、毎晩午前様です。（今日はさすがに体が保たないので早めに帰宅）本当に採用されれば、入社以来１４年間、ＬＳＩの設計をしてきましたが、初めてビックカメラに自分の製品を使った商品が並ぶことになります。今までは、一般の経路では買えないような製品ばかりだったので。でも、並んだ製品を買えるかというと、これまた、懐具合の関係で簡単には買えないんですけどね。少なくとも、後ろ向きの話ではないので、頑張り甲斐もありますが、ちょっと疲れてます。しかし、家電製品に使われる製品はコスト要求が厳しいですね。この値段じゃ、利益どころか赤字垂れ流しだと思うのですが、他社も赤字を出してまでやっているはず無いので、まだうちのコスト削減手法が未熟なんでしょう。もう、シェアＮｏ１かせいぜいNo2でないと、生き残れない時代なんだとつくづく思います。

2006年05月18日

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今日からGW！

今日がGW前の最終日でした。５月１日、２日と年休を取って、九州に遊びに行ってきます。今年はこの二日間に年休を取る人が多いようで、事務所の半分くらいの人が一週間お休みです。おとといまで、仕事の進捗が思わしくなく、狙った性能と価格が実現できそうになかったので、かなりブルーでしたが、昨日と今日で何とか解決のめどが立ってきました。明るい兆しが見えたところで、GWに突入で、個人的にはかなり前向きです。休んでいる間に上長、同僚に検討を続けてもらうのがちょっと申し訳ないですが、今まで頑張ってきたので、メリハリを付ける意味でもすぱっと仕事のことは忘れます。

2006年04月28日

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採用される確率が５０％あります

先月完成したLSIを顧客に評価して頂いているのですが、先日、顧客訪問した人から進捗概要のメールがあり、その中に「今回の製品が顧客に採用される確率が５０％有ります」と書いてある。一瞬、「おっ、すごいな。ひょっとしたら上手く行ってるのか？」と思いましたが。冷静に考えると採用されるか、されないかは半々なので確率５０％に決まっている！その数字を裏付ける根拠となる情報は？とメールを読み進めても、全く記述がなく、結局５０％というのはその人の希望的観測というか、そう思いたいという期待値のようです。根拠のない数字を元に、「顧客に入り込むにはもっと単価を下げる必要が」とか、「いざ採用になったら手持ちの在庫を潤沢に持っておく必要が」とか自分の都合の良い方向に議論を持って行こうとしている。どうも今回の製品は、途中でプロジェクトリーダが辞めてしまったり、顧客窓口が訳わからん人だったりでやりにくい。顧客ニーズをちゃんと捕らえているのかがかなり心配です。関係ないですが、デザインテーマを変えてみました。ちょうどぴったりのドラゴンの背景で見た瞬間に変更してしまいました（笑）

2006年04月22日

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さらにハードルが高くなりました

仕事関係の話です。昨年から開発していたＬＳＩが無事動作確認でき、懸念のとある性能も他社品を上回ることが確認できて、意気揚々とお客さんの所にサンプルを提出しました。ところが、お客様は我々が一番気にしていたとある性能はあまり重視せず、別の性能に魅力を感じるとのこと。さらに話を伺うと、短期間で製品を設計したため、消費電力が他社より多く、その時点でアウトらしい。消費電力が大きいのは、常に電流を流している回路があるからで、これを無くすにはさらに別の構造をもつ素子を新規に開発しなければならない。うーん、あとは生産に向けて細かい作業だけと思っていたのに、ほとんど一から開発し直しです。今回はさらに短期間での開発が要求されるので、去年よりきついなぁ。ＧＷ明けは大変なことになりそうだけど、ターゲットが絞られたので気分的には楽になったかな。

2006年04月16日

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会社の教育で都心に行ってきました

会社の教育で、虎ノ門に行ってきました。講義は「交渉術」。（笑）あまり期待せずに行ったのですが、思ったより面白かったです。言われてみると当たり前で、こちらの要求、あちらの要求、一致する点、しない点、纏まらなかったときの代替案を用意して交渉に臨めとのこと。一番、面白かったのは先に相手が知りたいと思っている事をこっちから教えてあげなさいと言う点。（これがハーバード流とのこと）ネタ本はあたりらしいです。まあ、講義の内容はこれくらいにして、宿泊のため、研修所近くのビジネスホテルに移動しているときに、ビルの陰から、東京タワーが見えました。写真で見るとかなり遠くにあるように見えますが、実際はすぐそこにあり、こんなに近くで東京タワーを見たのはずいぶん久しぶりです。昔、自転車による書類配達の若者を描いた「メッセンジャー」という映画があり、それはこの辺を舞台にした映画（よく東京タワーが出てくる）でしたが、本当に自転車便の人たちが走り回っているのでちょっと感動しました。それにしても、ビジネスホテルってなんであんなに乾燥してるんでしょう？夜中に鼻とのどが痛くて目が覚めてしまいました。部屋にタオルを干したりしましたが、効果なく、バスタブにお湯を張ってバスルームのドアを開けたまま寝てもだめで、結局花粉症のマスクの予備を持っていたので、それをしたらようやく寝ることが出来ました。部屋に水をまくという人もいるらしいので、みんな苦労してるんですね。でも、マスクはこれから常備品リストに入れる必要があるなぁ。

2006年04月05日

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そんなのありか？

３月３１日、’05年度の最終日。先週、完成したLSIの2ndCUT（要は作り直し）の動作が確認でき、一番の懸念だったある性能も無事クリアしており、後はお客さんに評価してもらえると意気込んでいた。で、来期に向けて色々と雑務を片づけていたら、「お世話になりました」というタイトルのメールが来て、「期末だしなぁ、でも、誰？」と思いながらメールを開くと、今回のプロジェクトの取りまとめリーダさんでした。そもそも、今回の製品はこの人がうちの事業所に話を持ってきて、それにうちの幹部がのる気になって、って所から始まっていて、副社長まで入れてプロジェクトの立ち上げ式やら色々と盛大に（でもないが）花火を打ち上げたところだったのに。メールには、残りの人生を新しい道にチャレンジしたいと書いており、何をするのかは不明だが、ずいぶんと無責任な話だ。突然の話だったらしく、うちのメンバーも３１日になって初めて知ったらしく、後継者も決まっていないらしい。2ndcutで顧客に出せそうな物が出来たからか、本人はすがすがしく去っていけるんだろうけど、残された方は新年度早々大騒ぎが目に見えていて、「そんなのありか？」と思わず返信したくなりました。

2006年04月01日

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喧嘩上手

本日の会議でのこと。私の上司と（一応）お客さんが製品のテストをどうするかで口論を始めました。（一応）お客さんは、自分の部署がテストの担当なんだけど、自信がないので、我々に立ち会って下さいという意見ですが、上司はテスト仕様までこっちが書いて、メーカとの交渉までしてあげたんだから、あとは自分達で立ち上げるのが本筋でしょうとの意見。端から見ても、上司の方が筋が通ってますが、なかなか相手も引かず、延々と水掛け論の様相に。この時、上司がすごいなぁと思ったのは、白熱すればするほど論理的になること。私は、頭に血が上ると訳わからなくなりますが、上司は相手の論理のおかしいところを鋭く指摘していくので、よけい相手が別の論法で反論してくるという状況に。最後は、（一応）お客さんの顔を立てて、我々が立ち会うことで決着しましたが、普段にこにこと笑ってばかりいる印象の上司が、一回り以上も年上の（一応）お客さんにずばずば切り込んでいくのは迫力ありました。甘い顔をしているといつまでもこちらに仕事を振られてしまうので、一度、喧嘩してでも責任の所在を明確化したかったらしいです。一応、相手の顔を立ててはいますが、これが最後だと釘を刺しておきたかったのでしょう。うーん、口論を始めると後々までしこりを残してしまう私には出来ない芸当だ。

2006年03月27日

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スーパーひたちで出張に

金曜日は、久しぶりの出張で、これに乗ってきました。スーパーひたちです。子供の電車好きの影響で、私も日本中の最新の特急にやたらと詳しくなりました。昔、自分が小学生くらいの頃、実は電車大好きで、時刻表ばかり見ていた時期がありました。日本一周を安く実現するにはどういった方法があるのかとかそんなことを計算して大きくなったら絶対、行くんだと思っていました。結局、電車ではなく、バイクで実現させたのですが。電車は乗っている間、何も考えず、ぼーっと出来るのが良いですね。スーパー日立は動きも滑らかで、シートもしっかりしていて、乗り心地は良好。出発前に調べたら片道5230円だったけど、駅の窓口で切符を買ったら、都区内からの往復で8300円の切符を売ってくれた。うーん、ＪＲもなかなか親切！しかし、一緒に行った上司の横で、電車の写真を撮っているのは、ちょっと恥ずかしいですね。（子供をだしに言い訳しましたが）

2006年02月24日

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ロット完成

測定装置をお借りして

実際に目と目を合わせて話をしないと

不可解な現象が・・・

正月休みも終わりです。

まだまだ突破できない

ついに・・・

目まぐるしい

退隊式

消防隊卒業です

久しぶりの徹夜

体力年齢テスト

残念

感心感心。

シャトルラン

なかなか上手く行きません

データ払い出しました

ついに・・・

うれしい悲鳴？

今日からGW！

採用される確率が５０％あります

さらにハードルが高くなりました

会社の教育で都心に行ってきました

そんなのありか？

喧嘩上手

スーパーひたちで出張に