戦力分析してみます
開幕前日という事で、今日はもうひとつ記事を書いてみます。テーマはパシフィックリーグのチームの戦力分析です。実はこういう記事を書くのは初めてだと思うんですよね。他チームの事を書くほど情報もないですし、応援しているイーグルスの事を書くとひいき目になってしまいそうですから。でも、今回は敢えて挑戦してみます!開幕前日のめでたい時なのに私としてはかなり辛口な内容になってしまうかと思いますが、イーグルスファンも他球団ファンもご容赦いただければありがたいです。昨年の順位順に書きます。まずはファイターズですね。今年も万全な投手力を武器に3連覇を狙う優勝候補ですよね。個人的に好きな投手であるスワローズから移籍の藤井投手なんですが、オープン戦でかなり打ち込まれているんですよね、先発枠に入れるかなあ。梨田監督の評価もあまり高くないのでしょうか。その代わり、と言いますかオープン戦最終戦では同じスワローズからの移籍組である坂元投手が先発し短いイニングながら結果を残していますよね。名前を出すまでもなく先発から中継ぎ、抑えにかけて良い投手が揃ってますから大崩れする事はなさそうです。後はファイターズは守備が良いですよね。どのポジションも非常にレベルが高いです。打線はセギノール選手が抜けた影響がどう出るかですね。新外国人のスレッジ選手にホームランは出なかったみたいですが、公式戦に入っても長打力がないとなると稲葉選手にかかる負担が増大するばかりのような気がします。とはいえ、勝つために何をすべきか分かっている選手ばかりですから、接戦になればなるほど強さが発揮されるチームでしょうね。気になるのは監督が変わった事くらいです。梨田監督の明るさがチームに好結果をもたらすか注目です。続いてマリーンズ。マリーンズファンでなくても、マリーンズの先発ローテーション6人の名前はスラスラッと挙げる事が出来るくらい、万全なメンバーが揃っていますよね。サウスポーやアンダースロー、技巧派も力投型もいて、大きく連勝出来るだけの力を持ってます。はっきり言って戦う前から70勝は確実だと思います。中継ぎ→抑えのメンバーが大幅に変わりそうですが、アブレイユ投手やルーキーの伊藤投手でしたか、良いピッチャーが粒ぞろいですからスタートが良ければ波に乗っちゃいますよね。打線も穴がなく、層も厚くて文句無し。オーティズ選手が8番もびっくりですが、ベニー選手が一軍に残れないんですよね。どこからでもどんな形でも得点出来るメンバーが揃ってますので恐ろしいです。正直勝てる気がしないほどです(^_^。不安な点は日本代表メンバーが多く在籍していますから五輪期間中の戦い方と、意外と諦めの早いバレンタイン監督の采配ですよね。マリーンズさんと戦う時は先手必勝が大切です。次に開幕戦の相手、ホークス。こちらも投打ともに選手層が厚いんですが、故障者も多いですよね。斉藤和巳投手に和田投手、そして馬原投手も故障だそうで開幕メンバーから外れました。打線も小久保選手にイーグルス戦には強すぎる大村選手も故障中。主力を欠く中での開幕ですが、そこは選手層の厚さでばっちりカバーするでしょう。特に今年は松中選手も多村選手も好調らしいですからね~。軸がしっかりしていればぶれません。気になるのは「王監督のために」という意識が強すぎる事でしょうか。王監督もこのシーズンで最後と言われていますから、最後は日本一になって、という思いが強すぎると固くなってしまうのかなと思います。故障者を欠く中で不覚にも昨年負け越したイーグルス相手に開幕3連戦を大場投手の好投などで3連勝出来れば一気に波に乗っちゃいそうです。逆にこの3連戦負け越すと、変に気持ちが焦ってしまうように思います。そしてイーグルス。良くも悪くも昨年と代わり映えのしない戦力で戦う今シーズンですが、まずは岩隈・田中・朝井の三本柱がしっかりシーズンを投げきってくれるかが大事ですね。投げきられれば上も狙えますし、ダメだったら最下位に逆戻りもあります。中継ぎ以降では山村投手の故障が非常に痛いです。先発は最低でも6回までは投げきってもらわないと勝てません。抑えはドミンゴ投手をいつまで我慢して使えるか、ですね。三村部長は黒田投手の応援に行かれたのはニュースになったものの、それ以降音沙汰無しなのが気になりますが(^_^、お土産を楽しみにしています。打線は客観的に見てもバランスが取れていると思います。牧田選手がいないのは残念ですが、守備固めや代走のスペシャリストも揃ってきましたし、他球団とそれほど遜色なく、Aクラスも狙えると思います。後は効率の悪さの解消と、何試合ベストメンバーで戦えるかどうかですね。ここ2年、主力選手に大きな故障はないですが、今年もレギュラーは6人以上規定打席に到達出来るくらい元気でいられる事が大切ですね。ライオンズは順位予想を見ると結構評価が低いですよね。和田選手とカブレラ選手の穴が大きいと思われているみたいですが、伝統的に若手がどんどん出てくるチームカラーがありますから、大きな戦力ダウンはないと思います。例え新外国人選手が打てない場合でも。投手陣は岸投手がどうなんだろうと思いますが、涌井投手を筆頭に西口投手や石井一久投手などがいて、先発が揃ってますよね。中継ぎも文化放送さんの中継を聞くと粒ぞろいだとおっしゃっていたので心配ありませんね。岡本投手も獲得しましたし。抑えのグラマン投手が不安かもしれませんが、某球団の外国人クローザーよりは心配ないと思います(^_^。最後にオリックス。こちらは評論家の皆さんの評価が高いですね。カブレラ選手や濱中選手といった補強の影響だと思うんですが、大西選手や平野恵選手を放出した結果、バランスは悪くなりましたよね。外国人3人が並ぶクリーンナップは迫力満点ですが、この3人が元気で勢揃いする試合が100試合以上あるのなら、Aクラス入りも十分ですよね。個人的にはオリックスの投手力を買っていたんですが、平野投手にデイビー投手、岸田投手まで故障だそうですね。これは非常に痛いでしょうね。金子投手がどこまでやれるかにかかってます。中継ぎ以降の投手はなかなかですから、ローテーションを確立する事が重要になりそうですね。さぁ明日は開幕!私も万難を排して中継を見ます!・・・と普通ならなるはずなんですが、明日は他の趣味のイベントがありまして、試合時間中は仙台で遊んできます(^_^。「お前はファンじゃないのかよ!」というイーグルスファンのブーイングが聞こえてきそうですが(^_^、ほんと申し訳ありません。私の魂は試合を観戦されるIC-BOY様に持っていっていただきますし、その後の150試合以上(143試合じゃないですよ。その先も見据えてます!)は全力で応援させていただきますので、大事な開幕戦ですが、勘弁してください。イーグルスの勝利を願ってます!