2022 コロナ禍の下でのドイツ旅行 3:ロマンティック街道の起点の町フュッセンへ
今回はエミレーツ航空のフライトでした。エミレーツを選んだのもコロナがらみです。他の航空会社はいつ予約をキャンセルしても100%のキャンセル料がかかったのですがエミレーツは(フライトにもよるのかもしれませんが)いつキャンセルしても1人20,000円しかキャンセル料がかからなかったのです。予約したのが4月だったので8月のドイツと日本のコロナの感染状況がどうなるかは予測できずもしもとてもドイツに行けないような状況だったらキャンセルしようと思っていました。それとなるべく乗り継ぎ時間が長いフライトにしたかったというのもあります。以前スイスに行った時トルコ航空を利用したのですが悪天候のため遅延し乗り継ぐはずだったフライトが遅れた便を待たずに飛んでしまったので置いていかれて翌日まで空港で夜明かしさせられた経験があるのです。今回の行きの便は乗り継ぎ時間が4時間ぐらいありました。これなら2〜3時間遅延しても乗り継ぎ便に間に合うかなと。エミレーツの機内食はまあまあの味でした。メインはチキンです。焼き魚定食のような和食も一度出ましたがほとんどチキンとビーフ、チキンとパスタの2択でチキン料理が多かったです。ミュンヘンの空港に夕方着いたので翌日の観光のためにミュンヘン観光はせずに(最後の日もできるので)そのままフュッセンまで鉄道を使っていきました。ドイツをよく知っている人であればフュッセンと聞いてどこに行くかはもうおわかりですよね今回鉄道パスはユーレイルジャーマンパスを利用しました。今まではスイスパスなどの鉄道パスは全て紙のチケットだったのですが2〜3年前からモバイルパスに変更になったらしくこれが説明書を読んでもよくわからなくて困りました。販売元に問い合わせるとコロナ禍になってから発売されたのでまだ販売実績があまりないということで私の質問に対応できず発売元の会社に問い合わせてもらってやっと使い方がわかりました。ヨーロッパの駅は改札口というものはなく直接ホームに行ってドアも自分で開けて列車に乗り車内に車掌さんが回ってきて切符を見せるというやり方です。その時にスマホの画面でモバイルパスを提示するのです。紙のパスの時は持っているパスを出して見せればよかったのですがモバイルパスの場合、あらかじめ乗る予定の列車の時刻や行き先を必ず乗る前に登録しておかなければなりません。もし登録せずに乗ったら罰金を取られるということです。めんどくさいですねーー!!慣れたら大丈夫でしたが最初はとても煩雑で手間がかかりました。列車が遅延したりして次に乗る列車が変わったりするとまた登録しなおさなくてはならず本当に面倒でした。乗る側にとってはこんなの改悪ですね。紙のほうがよかった。車窓からの風景フュッセンの街並みミュンヘンから2時間ほどでフュッセンに着きます。ここはロマンティック街道起点の町。約30年前に一度ここに来てロマンティック街道バスに乗ったことを懐かしく思い出します。停めてある自転車はどれもタイヤが太いものばかり。着いたのは夕方でしたがこの時期夜9時頃まで明るいヨーロッパ。街の人たちはゆったりとくつろいでいる感じでした。駅から歩いて3分ほどのところにあるホテルゾンネが私たちの泊まった宿です。1階がお土産物屋さんでレストランもあります。スタッフの方がとても親切でした。地下にロッカーがありチェックアウトした後でも観光している間無料で荷物を預かってくれます。感染予防のためにもなるべくテラス席で.....と思いパラソルとテラス席のあるレストランでディナーをいただきました。次男はまだ19歳ですがドイツでは16歳以上は飲酒OKなので初めてのビールで乾杯しました。感想は.....苦い!私はちょっとボリュームのあるサラダをいただきました。ドレッシングが独特のテイストでおいしかったです。お腹いっぱいになりました。明日は朝早くからバスに乗って観光です!