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カテゴリ:東日本大震災
北三陸・田老へ 週末、仕事の建設関係者団体で北三陸海岸を北上してきました。 メインは世界最大といわれていた田老町の津波防潮堤です。 復興後の完成予定図を見せていただきました。 このようには作らないようです。 3つの防潮堤が交差したところ。 右側の防潮堤がほとんど破壊されている。無筋コンクリート、重力式ではない表面のみコンクリートの堤。中は砂や土。鉄筋コンクリートの水門は形は残っている。水面から10m、実際の津波は20m以上。 世界一といわれた理由はなんだったのか?どこが世界?
宮古観光協会のガイドさんから説明を受けたところです。 遠くの建物は田老観光ホテル。 このホテルは6階建。3階まで津波で破壊。このビルの6階で最後に3・11当日のこの建物から撮影した映像を説明してもらいながら見ます。 ホテル周辺とホテル内。 今はここの最上階にある部屋が研修施設として使われています。 この高台にホテルは再建する計画も作られているようですが、いろいろブレーキもあるようです。 建設という視点から見た田老の津波、防潮堤でした。間違いなく防潮堤の構造は世界一といわれるほどのものではなかった。防災面からは仮に構造が強くても、まずは逃げるということを再度教えてもらった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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