渋沢栄一邸
東京・渋沢栄一邸旧渋沢栄一邸が青森県から東京潮見に移築されています。一般公開はまだされていません。青森県小牧温泉にご縁があって東京から移築され再度、清水建設が小牧温泉から潮見に移築したところです。今回、建物の中、外を見学しましたが一般公開は未だなので隣の建物からの外観だけ写真にアップします。近い将来、一般公開もあるとのことです。JR潮見駅から徒歩、5分ほどの場所に建っています。有形登録文化財とに指定されています。小牧温泉に移築されたのは、渋沢栄一氏の秘書の方が小牧温泉のある地域の生まれで、解体される渋沢邸の保存のために移築したとのことです。地図です。1階平面図、パンフレットからこれは当方も好きな写真です。明治初期、第一国立銀行を清水建設創業者が建てた当時の完成写真、和洋折衷の不思議な建物です。渋沢栄一は後にここの責任者となるのですが、それが清水建設のご縁の始まりのようですね。 さらに今回清水建設が渋沢邸を移築したのは、清水建設と渋沢栄一は明治初期から深い関わりがあってその縁から、小牧温泉では保存が難しくなり清水建設が移築、保存となったようです。何度か改築していますが今回は出来るだけ、部材を新しくしないで、傷んだところを交換、修復して明治時代の造りを残しています。それがまた、江東区有形登録文化財として評価されているようです。