円形庁舎、大崎市田尻、ワークショップ
円形庁舎の解体か利活用保存か 新田尻総合支所建設も考えて 今朝も暑い。昨日、とうとう梅雨明けしましたが、今年は空梅雨でしたね。畑の野菜も、もちろん人も悲鳴をあげています。水田のコメは元気です。昔なら雨ごいが必要だったでしょうか。そんな暑い中、26日、田尻総合支所、RC3階建ての円形庁舎ワークショップが開催されました。町づくり協議会の主催、宮城県建築士会大崎支部の共催による初めての会でした。参加者は23名程度。確定人数が少し怪しい。1階ロビーに集合して、いよいよ建物の見学会がまずはスタート築57年になる日本でも珍しい円形庁舎になります。 3階、屋上です。360度の視界あります。防水工事も時々継続していますので、普段は屋上に上がることはできませんが、この通り立派なビヤガーデンにもなりそうな屋上です。 外部。避難用の階段ありました。普段目についていません。腐食が厳しいのは当たり前でしょうか。昭和33年にこの建物は役場庁舎として供用がスタートしました。人口19,000人台のころです。3つの町、村が合併した昭和の大合併です。床面積は800平方メートル台。決して大きくはない。議会議場は会議室と兼用だったそうです。議会が行われていない時は、会議室として使用されていた。リーズナブルな庁舎でした。創建当時、窓枠は木製の白、今はアルミサッシですが、当時は木製。建物全体が白色でした。今も白が基調です。場所を変えてワークショップ円形になって意見の交換今回のワークショップはいつもの紙とマジックを使用したものとはチョット違う。創建当時の上空からの写真周囲は田圃でしたか。駅の周辺には町がありましたが、役場周辺はまだ田圃でした。 仙台から今回のワークショップにご協力、ご指導をお願いした宮城高専の相模准教授、宮城建築士会、町づくり委員会委員長、ヘリテージマネージャーの大竹さんの2人をリーダーに、この資料を基にして意見交換しました。有効にこの建物が保存でき、利用されるのならという条件付きで、残して利活用という意見が多かったようですが、必ずしもこの意見が、旧田尻全体の意見もない。町づくり協議会内部でも大きく意見に隔たりがあります。これから話し合いが続きます。