本命登場か?ポケットWiFi
もうずいぶん前、ウィルコムから「どこでもWiFi」が出ると決まった時、エンゾーはこのブログのエントリで小躍りして喜びました。「これで、我が家のiPod TouchがiPhoneに化ける日が来る!」エネループ仕様で経済性も良く、ホットスポットの少ない福岡では願ってもいないツールだったので、発売と同時に飛びつくことにしていました。えー、その後どうなったかというと…導入していません(^_^;。いや、実際ウィルコムの門は叩いたのです。店員さんに話も聞きました。しかし、その店員さんが「どこでもWiFi」に関してちっとも積極的ではない。「間違っても、これでフルブラウザを楽しもうとか、そういうことはお考えにならない方がいいですよ」「えっ、そうなんスか?」「ま、通信型ゲームをするお客様向けですかね」確かに、下り最大204Kbpsと言ったらISDNクラスで、今の世の中ではネットサーフィンにも苦労しそうな感じです。人の言葉に影響されやすいエンゾー、急激に関心が薄れてしまい、そのまますごすごと店を後にしたのでした。さて時は流れ、すっかりiPod Touchの常時接続端末化に興味を失っていたところ、先月になって思いもよらぬ情報が飛び込んできました。イーモバイルが、同じようなサービスを開始したというではないですか。その名も「ポケットWiFi」。ウィルコムのコンセプトはそのままに、通信速度を大幅に向上させ(首都圏では最大21Mbps、それ以外の地域では最大7.2Mbps)、大きさもふた周りも小型になってデビューしました。 店頭で触ってみた第一印象は、とにかく小さくて薄いということ。名前に偽りなく、これなら胸ポケットに入れていても大丈夫そうです。肝心のスタミナ面は、連続使用4時間・待ち受け12時間とのこと、半分の性能だとしても実用には必要十分です。また、重さの面でも262gある「どこでもWi-Fi」とくらべ、80gしかないという軽快さ。プランはたくさん用意されていますが、その中でもお得そうなのが、長期契約割引「にねんM」との組み合わせで、本体代5,980円にデータプラン(4,980円)かスーパーライトデータプラン(1,400円~5,380円)。長期契約をしない場合は本体代が39,580円と跳ね上がってしまうので、ここは素直に長期契約したほうが無難でしょう。月単位で契約プランを変更できるので、使わない時はスーパーライトデータプラン、出張が多い時などはデータプランと小まめに使い分けると出費が少なくて済みそうです。いずれにしても、「ポケットWiFi」一台で5台までの端末を登録できるので、持ち出し用のネットブックも普段使いのiPod Touchも、完璧にフォローできるわけです。これは近々、逝ってしまうと思います(^_^;。ただ唯一の弱点と言えば、人口カバー率かな?