みなさま、大変ご無沙汰しております。
皆様、お久しぶりです、エンゾーです。もう長いこと、まったく更新していないにもかかわらず、毎日1000人近い方に巡回して頂いており、ありがたく思うと同時に、大変申し訳なく感じています。ここのところ業務が多忙を極め、お返事すらままならない日々が続いておりましたが、色々とご報告しなければならないことも溜まってきたので、思い切って復活した次第です。まず、ボディスーツに関して。現在、DP3 Merrill用、RX1用、X20用、X100S用、そして極秘の◯○用ボディスーツを製作中です。DP3用は、実は1・2にも使用出来る形でリリース出来そうです。ご要望が「死ぬほど」多かった、三脚穴対応型です。また同様に、トップカバー上をまたぐブリッジも復活し、密着度の向上を計っております。たいへんお待たせしてしまっているRX1用ボディスーツは、設計上の都合でかなり難航中ですが、5月にはリリースできると思います。そして、思わせぶりな「○◯用」の正体は・・・ごめんなさい、今のところ公開出来ません! ひとつ言えることは、ついにユリシーズも、「守秘義務」というものを守らなければならないメーカーになった、ということです(笑)。それからもう一つ。構想四年、着手から一年半が経っている、メッセンジャー型カメラバッグ「チクリッシモ」のプロジェクトが大詰めを迎え、遂に公の場で動き出すことになりました。資金調達は、生まれたばかりの和製クラウドファンディング「kibidango(きびだんご)」上で行われます。既にご存じの方も多いかとは思いますが、クラウドファンディングとは、平たく言うと「WEB上で、面白いアイデアを持っている人のプレゼンテーション動画を見て、そのアイデアの実現に力を貸しても良い(製品の場合は、その製品を買いたい)と思った人は、投資する(予約する)」というシステムです。海外ではKickstarterやindiegogoなどが有名ですが、ユリシーズは、その日本版である、「kibidango(きびだんご)」にプロジェクトをUPすることにした次第です。なぜ先行している「CAMPFIRE」や「READYFOR?」ではないのかについては、またおいおいお話します。さて、ここまで聞かれて、アパレル業に就かれている方なら、「たかだかバッグひとつ作るのに、何でそんなに時間がかかるの?どうして自己資金では賄えないの?」と不思議に思われるかもしれません。僕も、当初はもっと簡単に考えていました。ストラップや、ボディスーツという高難度のカメラケースが作れるくらいだから、バッグも同様にできるはずだ、と。しかし、やればやるほど思い知らされたのは、「常識的な価格で、良い物を作る」というたったそれだけのことを、今の日本で実現することが、いかに難しいかということでした。これから少しずつ、そういうお話を公開して行きたいと思います。