ワークショップの上にも3年
お蔵入りになる前に、オンタイムで出せなかった写真いろいろを、この際一挙公開!!(写真)京都公演ベルリンで一時消えたオブジェたった2回ポッキリだからと、2003年11月に気軽に始めた「コンドルズ ダンスワークショップ」が丸3年に。(“5回だけの無料講座だから”と公民館で始めて、15年以上もバトンをやっていたのにかなり似ている)自分のところのレッスンを休んでまで、私もよく継続できたものだ。私の場合、前勤務先の健康増進補助制度で、2年に渡り、受講費を負担してもらっていた。[J社に感謝]昨夜は、「ワークショップ2」という名の、初級を受けたメンバーだけの上級ワークショップが開かれた。といっても、何か変わったことをやるわけでもないのだが、冒頭の良平先生からの話でしんみりした。私がずっと疑問に思っていたことを、一気に話し始めたのだった。“遅すぎる。そういう話はもっと初期にしてくださいよ、先生”それでも、3年の中で一番尊い時間を過ごさせてもらったと思う。このクラス、初回は44人だった。時にはアシスタントも来てくれていたが、爆発的に大きくなることはなく、「2」クラスは20人ほど。自己紹介もなければ、忘年会などの交流があるわけでもない。メンバーでパフォーマンスするわけでもない。名前やプロフィールも知らない同士がほんの2時間だけ集まって体を動かして解散、というかなり刹那的なものが脈々と続いてきたのだ。このワークショップに皆勤なのはおそらく私を含めて3人だけだろう。一度は私も仕事で行けない日があったが、ちょうど台風で順延され振替日に参加できた。とにかく私はワークショップの全てに参加したのだった。そして、3年もかけて、私がこのダンス(?)ワークショップで何を得たか・・・自分のダンスに変化はないと思う。床に飛び込むのが怖くなくなった。床と仲良しになった。もしかすると、インプロ=即興力はついてきたのかもしれない。音楽を「1,2,3,4・・・」ではなく、「やんぱららー」とか「すっちゃっちゃ」とカウントするようにもなってきた。自分がやりたいことはすべてやってみてよい・・・そして、会社員はやめた。来月から、4年めがスタート。ワークショップの存続は、講師と受講生の根比べになるだろう。