外注できる家事
たまに休日があると、掃除、洗濯等に没頭する。床のマットやシーツを洗ったり、たたんだりしていたらあっという間に夕方がやってくる。専業主婦の方は毎日こんなことをして、さらに育児や介護などされているかと思うと、本当に素晴らしい。今週の月曜は2週間前に出した毛布をクリーニング店に受け取りに行った。以前はやや遠くのチェーン店に出しに行っていたが、ごく近所の独立系の店が案外安いと分かって切り替えたのだ。ある週の土曜の午後に出しに行ったら「うちは午前なら3割引になるからたくさん出すならまた来週来て」と言われた。“3割引になんかならなくていいから、この重い毛布を置いて帰らせて”と思ったが、結局は持ち帰った。こういう店はきっちり12時から13時に昼休みを取りそうな気がして11時半くらいに行ったら、午前3割引狙いのお客さんが行列を作っていた。私の前の人はワイシャツを7枚出していたが、会計は900何十円と聞こえた。えっ、そんなに出して千円以下?普通が189円で、午前3割引だと137円になるのだそうだ。やっす~。そんなに安いなら、クリーニングに出したほうが得なような気がしてきた。私はしばしば家事労働を時給換算してみるように言われる。仮に私が時給2,000円の社員だとすると、2時間奮闘して4,000円。4,000円分家事をしたほうが得か、その分お金を出して済ませたほうが得か…。人から言われるまでもなく、私がやっている全用事のうち、私にしかできないことは私がやるべきだ。でも、例えば郵便の宛名書きとか、コピー取りとか…、私でなくてもできることは誰かにやってもらうという選択肢もある。どうやらアイロンがけは外注したほうがお得そうだ。電車の中でも襟や袖にノリがきいたビジネスマンのワイシャツはすぐにクリーニングに出したものと分かる。お金をたくさん稼ぐ人になったら、まずはアイロンがけを外注したい。というか、そうすべきだろう。仕事関係の方は「アイロンがけなんかする暇があるんだったら、うちの仕事早く終わらせてくださいよ」と怒り出しそうだから。しかし3割引クリーニングにもネックがある。平日、午前中に行列に並ばないといけない。さらにその店はパートさんがおそろしく段取りが悪くて、非常にモタついている。そんなものに並ぶ暇がある人はそもそも家事を外注なんかしませんわー。■ 日刊ちょいスポ(No.731)「野村監督 通算1,500勝」きょうは祝日のため楽天vs日ハムはデイゲーム。楽天が2-1で日ハムを下し、野村克也監督は通算1,500勝に達した。1,500勝は史上5人目。長期間監督の座にいなければ出る記録でもないし、チームが勝ってくれないと無理。野村氏、幸運の人だ。プレゼン・コンシェルジュNOVOの辛口web日記はただいま【第1781号】