K-20 (怪人20面相・伝)
November 6, 2008“これに行くと睡眠時間が減るけどなあ”とは思いつつ、むりやり映画の試写に参加してきた。「K-20」(ケイ・トウェンティ)。配役とそれを演じる俳優名、ストーリーを把握しておかないと自分が仕事で困ると思ったからだ。小学生のころ、学校の図書館で借りて江戸川乱歩の明智小五郎シリーズはほとんど読んだ。「三丁目の夕日」のスタッフがつくるというし、当時のレトロな街並みなどが映像で見られるのかなと思って行ったが、そういうほのぼの映画ではなかった。舞台も東京をベースにした架空の町という設定だ。だって当時そんな組織も建物も東京にはなかったもん、ということのオンパレードだからだ。日本の各地や外国でロケが行われたらしい。何度もどんでん返しがあって脚本だけでもおもしろいし、アクションもすごい、ロケやCGもすごい。豪華なキャスト・スタッフでつくり上げた現代大活劇といったところだ。主演の金城武など、とうにジャッキー・チェンを越えた気がする。そして最近見る映画は必ず知り合いが何人か関係しているのだが、この映画もスタッフロールに知り合いの名前を2人見つけた。ゆっくり注意してみればあと3人くらいはいるはず。上映中から“こんなスケールの大きい映画をつくるのに、どれだけのスタッフが関わっているのかなあ”と考えていたが、個人名だけでも1,000人くらい流れていたのではないだろうか。映画の仕事ってスケールが大きいなあ。そんな仕事に関わっている、知り合いのあの人やこの人もすごいなあ。「崖の上のポニョ」と比べたら「20世紀少年」は35倍おもしろいと言っていたが、「K-20」は「ポニョ」比63倍くらいおもしろいと思う。さらに「20世紀少年」より海外ウケすると思われる。一般公開は1か月半後の12月20日。1,800円払っても損はしませんからーっ。K-20 http://www.k-20.jp/■日刊ちょいスポ(No.557)■「朝青龍休場」11月9日から始まる大相撲九州場所で、横綱朝青龍は休場を表明し、連続3場所の休場が決まった。相撲ファンならずとも不満はたくさん寄せられている。ボクシングでもゴルフでも1試合出て勝ってナンボの世界だ。地位だけ残って給料が出るのでは、つらい稽古も頑張っている力士が気の毒だ。プレゼン・コンシェルジュNOVOの辛口web日記はただいま【第1607号】