アウトドア～な温泉日記

不定期に拍車のかかり始めた私のブログ、
実際の時間とのズレはよくあることで・・・

長岡祭り大花火大会の翌日・・・
私の地元三条市の花火大会がありました・・・


さすがに前日に長岡の花火を見た後では・・・
ちょっと迫力が・・・



しかも地元の花火は会場ではなく離れた場所で見物していましたので・・・
なおさら・・・
写真も気がないのでこんなのばっかりですね・・・

今年は何度か花火の撮影にチャレンジしましたが・・・
花火の種類によってきれいに写るものとそうではないものがあるようです。
「菊」や「冠菊」の方がきれいに写ります「牡丹」はきれいに写らない・・・

花火にはいくつかの種類がありますが、良く見かけるのが「菊」と「牡丹」
光が尾を引いて延びるのが「菊」、光りながら移動するのが「牡丹」ですね、
ちなみに尾を引いて下がものを「冠菊」といいます



これらは一般に割物と言われる種類で他に型物、土星とか・・・、リングとか・・・
それに椰子なんかの半割物・・・

これは基本的な形の種類、そこに芯の形状、小玉に多い平割、平割の中にもう一つ小さい花火を入れる芯割、それが幾重にもなった八重芯、時間差で小さな花火がいくつも開く千輪、などなど・・・


三条の花火は打ち上げ数８０００発ほどで、田舎の花火大会では特に少ないというわけではありません、長岡の花火と比べても１日分の打ち上げ数では大きくは違わないでしょう（長岡の花火は１日１万発強ほど）
ではどこで迫力の違いが出るのでしょう・・・

まず一つ、一つ一つの玉の大きさの違い・・・
長岡に限らず名の通った花火大会というのは尺玉以上の玉数の比率がとても高いのですね、花火大会の迫力の違いはまずこの尺玉以上の玉数がどのくらいあるのかで大きく異なりますね。

次に演出力の違い・・・
広い範囲に同時に複数の花火を連続して打ち上げると、空いっぱいに花火が広がりとても迫力のあるものになります、
まあこれも一定以上の大きさの花火が相当数集まってこそできる芸当ではありますね、
当然一つ一つの花火の精度も高く芯割、八重芯などのこった花火が多いわけですね。
昇り竜、昇り小花などの登り曲が付けられたりもしますね・・・

さてさてここで問題・・・次の花火、どんな花火か分かりますか？

１．昇り小花付八重芯変化菊（のぼりこばなつきやえしんへんかぎく）

２．昇り曲導付錦冠菊小割浮模様（のぼりきょくどうつきかむろぎくこわりうきもよう）



光君も一緒に考えま～す・・・

答えは・・・
１．小さな小花ををいくつか咲かせながら昇り、同心円状に幾重かに花火が広がり、色は赤から緑などに変化しながら開く菊（尾を引きながら四方に広がる花火）の花火・・・
２．音や光を発しながら昇る、芯なしの明るいオレンジ色の冠菊（長くスーと垂れてくる花火）の花火、芯がない代わりに小さな花火がいくつか中で開く花火・・・

分かりました～？


そんなのは知らない・・・

まあ花火は打ち上げ数だけでは判断できないということですね～

花火のお話はここまで、

ちょっと長くなりますがついでにもう一話・・・
翌日に各小学校の凧囃子がありました、


凧囃子は三条の名物六角凧にちなんだお祭りの踊りです、
祭りの踊りも「囃子」「甚句」「音頭」「松阪」「おけさ」色々ありますね～

このイベントの凧囃子は歌も踊りも小学生が行います・・・


三条名物　凧揚げばやしは　
元禄五年の　男の節句に
陣屋さむらいの　トントンたちが　
揚げるイカみて　鍛冶屋の小僧め　
負けてなるかよと　ぼろイカ揚げりゃ
親があとから　ヤレヤレヤレと　
小屋の空樽　引きずり出して
ボッコレル程に　はったきながら　
勢声かけたが　この囃し　ソレッ



とんびトロロよ　おお風だせや
あとで豆炒って　くれるゾエ
ア　ヤーレコーリャドッコイショ
ソラ勝った方がいい

とんびトロロが　大風だした
吹けや揚がるぞおらが凧
アヤーレコーリャドッコイショ
ソラ勝った方がいい



飛んだ奴凧一里も二里も
おらが六角凧の力見よ
ア　ヤーレコーリャドッコイショ
ソラ勝った方がいい

守門おろしを　かたせに受けて
揚がる六角凧は　越後一
ア　ヤーレコーリャドッコイショ
ソラ勝った方がいい



まあ今日はこの辺で・・・

ではまた・・・