テーマ:今日のお出かけ ~(8129)
カテゴリ:新潟観光日記(イベント編)
ちょっとアップが遅れましたが、これも小正月の日記です、
三条市には小正月に大きな蝋燭を奉納する献灯祭という行事があります、 今日はその日記・・・ 蝋燭を奉納しそれを灯す行事ですので基本的には夜の行事ですね。 会場は三条八幡宮と隣接する金山神社です、一般的にはひっくるめて八幡様と呼ばれておりますね、神社に他の神社の分霊を祀る枝社があるのは珍しいことでもないですしね、 まあここの金山神社は御祭神を祀る本殿に付帯する枝社としては大きすぎますので隣接する別の神社と考えるのが正解かもしれませんね 最初の写真の蝋燭はさすがに上部を除いてハリボテですがこちらは本物の蝋燭です、 大きいでしょ~ 神社の中はこの大きな蝋燭で一杯・・・ 境内にはこのように屋台が出ております、 え~、買い食いは・・・、ご想像にお任せします。 隣接する金山神社の中も蝋燭で一杯・・・ 御社が八幡宮よりもだいぶ小さいので蝋燭もちょっと小ぶりになりますが、 これでも普通の蝋燭よりはかなり大きい・・・ この献灯祭は江戸時代から行われてきた伝統行事で蝋燭は高さ1mもある巨大なものが使われます、人々の繁栄と幸福な前途を照らす灯明がこの蝋燭・・・ 三条八幡宮は総本社は大分県宇佐市の宇佐八幡宮 御祭神は品陀和氣命(応神天皇)・息長帯比売命(神功皇后)・比売大神の三柱、 この品陀和氣命が八幡神、武士たちから武運の神として崇められた神様ですね。 神仏習合によって八幡大菩薩と呼ばれることもありますね。 八幡宮は全国いたるところにありその数は1万とも2万ともいわれ、その数は稲荷神社に次ぐ全国第2位、御祭神から八幡信仰に分類される神社は全国で約7800社あり全国第1位の数を誇ります。 一方金山神社は・・・ 金山彦神・金山毘売神を祀る神社で鍛冶、鉱業を司ります、 岐阜県不破郡垂井町の南宮大社がその総本社と言われておりますね。 金山様の御再審の2柱はイザナミが迦具土神を産んだ時に火傷を負い苦しみ、その時の吐瀉物から生まれた神様です。 三条も金物の町、鍛冶、鉱業を司る金山様が祭られているのは自然なことなのでしょうね、 ちなみに・・・ イザナミは迦具土神を産んだ時の火傷が原因でその後亡くなるわけですが、 吐瀉物から金山彦神・金山毘売神を産み、大便から波邇夜須毘古神・波邇夜須毘売神の2柱を(どちらも土の神様、トイレの神様と言われることもありますが・・・) 尿から水波能売命(水の精、灌漑用水の神、井戸の神)、和久産巣日神(穀物の生育を司る神)の2柱を その死体から八雷神(大雷・火雷・黒雷・折雷・若雷・土雷・鳴雷・伏雷)を産み出しました。 先の日記で道切りの儀式のお話を書きましたが、道というのは目的地があって初めて存在するもので、どこまでも果てしなく延ばしたり、途中で切ってしまってはならないものなんですね、 途中で切れた道、塞がれた道というのはこの世とあの世をつなぐ黄泉路につながり縁起の悪いものとされるのですね、 まあこのお話は書き始めるとまた長くなるのでこの辺で・・・ 今日は献灯祭のお話・・・ 光君も行きましたよ・・・ まあほぼ抱っこだけどね・・・ ではまた・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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