テーマ:道の駅(275)
カテゴリ:新潟観光日記(イベント編)
さてまた時期外れと思われるかもしれませんが、
道の駅わしまの吊り雛のお話です、まあもともとこの吊り雛の展示自体が3月3日は過ぎてますし、このような節句は旧暦を基準という場合もあるので気にしないでおきましょう。 旦那さんの転勤でタイに引っ越したブロ友さんに、4月4日は「おかまの日」と書いたら 「え~、本当に(疑いの眼・・・)・・・」 まったくも~、くそまじめな私は本当のことしか書ないでしょうが・・・ え?いつも適当なことばっかり書いてるって?、おかしいな~~ 3月3日は上巳の節句、女節句と言われています、 5月5日は端午の節句、男の子の節句、ではその間の4月4日は「おかまの日」と昔からいわれていたのですが、 1999年性同一性障害の自助グループ、TSとTGを支える人々の会がこの日を「トランスジェンダーの日」として制定して問題となりました。 もともと「おかまの日」と言われていた日に制定したため「おかま=トランスジェンダー」ではない、誤解を招くと、 当事者から日付の変更を求める声が上がっています。 おかまの日と重なるから日付を変更しましょうというのだからやっぱり4月4日は「おかまの日」・・・ っとこれはどうでもいいね・・・ 吊り雛、吊り雛・・・ 道の駅わしまでは毎年3月に吊り雛の展示を行っています。 これは吊り雛が和島で有名というわけではなく、この道の駅にたまたま吊り雛を飾っておいたところ、 作り方を教えてほしいという希望が多数寄せられ、それならばと吊り雛教室が開催されるようになりました、 その人数は年々増え続け、教室で作った吊り雛を展示するようになったのが、このわしまの吊り雛の始まりでして・・・ なのでここの吊り雛は皆一般の人が教えてもらって作ったものなのですね。 さてこの吊り雛の飾り・・・ ある程度は決まった型があり、それぞれに子の成長を願う親の願が込められています。 今回はその代表的なのをいくつか紹介しましょう・・・ これは三番叟・・・ 三番叟は伝統芸能の一つでめでたい出し物の一つです、三番叟は農事と密接にかかわり五穀豊穣を願う出し物です、 子が食べ物に困らないようにという願いが込められています。 羽子板・・・ 羽子板は女の子が生まれた家に贈られる縁起物、羽子板には災いをはね飛ばす力があると言われています。 子供の災厄を祓い、無事成長するようにという願いが込められています。 俵ねずみ・・・ ねずみは大黒様の使い、これに五穀豊穣の象徴である俵が加わっています。 子が食べ物にも金にも困らないようにという願いが込められています。 這い子人形・・・ はいはいをたくさんする子は丈夫に育つと言われています。 子供が健やかに育つようにという願いが込められています。 しあわせ巾着・・・ 晴れ着を着てお祭りや祝い事の席に着くときに使う巾着には、将来の夢を詰め込むという意味があります。 巾着に幸せをいっぱい詰めて、願い事が叶いますようにという願いが込められています。 座布団・・・ これも子の成長を願う物で、 座布団の周りでたくさんはいはして、早くお座りできるようになりますようにという願いが込められています。 鳩・・・ 鳩は神の使い、平和の象徴、 赤ちゃんが乳をよくのみ、元気に成長しますようにという願いが込めれれています。 草履・草鞋・・・ これも子の成長を願う物、 早く歩けるようになりますように、健脚で働き物になりますようにという願いが込められています。 亀・・・ 亀は万年生きると言われる長寿の象徴、亀のようにゆっくりでも一歩一歩たゆみない努力を願い、 子の長寿と幸福を願う思いが込められています。 猿・猿ぼぼ・猿子・・・ 災いが去る、病が去る・・・ 子が幸福で元気に成長しますようにという願いが込めれれています。 蛤・・・ 蛤は分かれても元の貝としか合わないと言われています、貞操の象徴、 悪いホストに騙されませんようにという願いが込めれれています(笑) さて吊り雛の飾りには他にも大根・人参・鶯や梟、おくるみ人形や毬など様々なものがあり、それぞれに親の願が込められています。 吊り雛は近年大人の雛飾りとして人気が高いのだそうです・・・ さて、もうはいはいはしないしね~、どんな願いが込めれれているのでしょうね・・・ ボケて徘徊しても無事家に帰ってこれますように。。。 さっき食べたご飯が覚えていられますように。。。 頻尿・尿漏れが治りますように・・・ う~ん・・・ なんだか急にちっとも可愛らしく無くなりましたな・・・ 今日は道の駅わしまの吊り雛のお話・・・ 道の駅わしまは良寛の里として有名なところです。 返コメ、訪問はこれから順番に・・・ ではまた・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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