カテゴリ:新潟観光日記(イベント編)
え~と今日はですね、地元のイベントのお話。
この時期のイベントと言えばですね、 凧合戦です、 三条の凧合戦はですね、 その昔三条には村上藩の陣屋がありましてね、 この陣屋の子供たちが凧揚げをしているのを見て、 鍛冶屋の子供たちが陣屋の子供たちに姿を見せず、巧みに凧を操って、 陣屋の子供たちが揚げている凧の糸切って落としてしまったのが始まりと言われています。 いつしかこれを見ていた大人たちも参加し、やがて大人たちが凧で争うようになりそれが定着して武士と庶民が公然とう争う凧合戦となったのだそうで・・・・ 全国に凧合戦ってさまざまあるんですけれどね、三条の凧合戦の特徴は地絡めはしないこと、 地絡めというのは最初から凧に細工して凧同士が絡むように仕掛けがしてることで、三条の凧合戦ではこういうのはしなくてですね、 揚がっている相手の凧に、こちらの凧を絡ませその糸を切りあうのが見どころです。 凧自体はそんなに大きくはないのですがそれでも畳2枚半くらいの大きさの凧となります。 それと形がちょっと特徴的でしてね、こちらで使われる凧は三条市発祥の六角凧という六角形の凧でしてね。 1本の縦骨と2本の横骨をキ形に組んだ形となっています。 なぜこんな形かというとですね・・・ この凧縦骨を抜くとですね、巻いて収納できるんですね、 使わないときは巻いておいて、揚げるときにはこうして縦骨を入れて揚げるわけです。 巻凧とも言いましてね、使わないときにはこうしてコンパクトになるわけです。 まあ収納にももち運びにも便利な構造でして・・・・ さて凧合戦はですね、たくさんの凧組が赤白二組に分かれて争います、 それぞれ赤組は白組の凧を、白組は赤組の凧を落とします、 まあ要は相手の凧を落とせばいいんですが・・・ ただ相手の凧を落としただけでは1点しか入りませんが、 相手の凧の糸を切って落とすと3点入ります。 これをですね、空中の高いところで切って相手の凧を空中を舞いながら落とすと5点入ります。 単なる引っ張り合いではなくテクニック勝負の凧合戦なんですね。 優雅に待っている上空とは裏腹に・・・・ 下の方は慌ただしく、三条弁で罵倒が飛び交うのも恒例でして・・・・ まああんまりきれいな言葉ではないので。。。。 職人町ですからね、例えがちょっとお下品だったりね・・・・ 例えばですけれどね、凧合戦で凧同士が絡んで重なり合手操作できなくなくなることをこちらではベッチョと言います。 これですね方言でいわゆる(性)行為のことでして。。。。 まあ凧と凧が絡んでる様を男女のそれに例えたわけでして・・・・ でこうして互いに凧を落としあってですね。 赤組の勝ち、白組の勝ちってことでなくてですね、最も多くの得点を稼いだ凧組が優勝となります。 で、総合優勝が出なかった組の中で最も多くの得点を稼いだ組が組優勝となります。 白組、赤組のチーム分けは毎年変わるのですが、 凧組自体は地域ごとにありましてね、 やっぱり凧揚げが盛んな地域とそうでもない地域があって、強い凧組はある程度決まってましてね。。。。 特に強いのがですね「東三条皐月会」今年も優勝して9連覇。。。。 他にはですね、上町組、謙信組、嵐南組、大町組景清、三条越路組、まあこのあたりが比較的競合の組・・・・ で今年の組優勝は三条越路組。。。。 それぞれの組を代表するような絵柄の綺麗な凧ってあるんですけれどね、 やっぱり痛むからなのかこういう綺麗なのはそんなに揚げない・・・ 東三条皐月会で良いのがこの菖蒲が描かれた凧なんですが。。。。 揚げないね~~ さて昨年からこの凧合戦に合わせてマルシェが開催されています、 昨年はミニマルシェだったんですが今回はミニでない普通のマルシェに昇格。。。。 ということで食い物に事欠かない。。。。 ステーキハウス「さるーん」が出店を出していてハンバーガーを売ってました。 凧合戦に合わせてのマルシェなので凧合戦終盤になると割引・・・・ 安くなったので買ってみました、 ステーキハウスだけにハンバーグがしっかりしてますね。 ちょっと待ったらステーキも割引に。。。。 ということで今日は三条凧合戦のお話・・・ ではまた・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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