大河津分水公園に行ってきました
光君の散歩がてら燕市(旧分水町)の大河津分水公園に行ってきました、大河津分水公園は大河津分水河口堰の周りにある公園で、この河口堰から先の大河津分水路は人間の手によって掘られた全長9.1kmの河です、かつての信濃川は越後平野に稲作に必要な豊富な水を提供する半面、たびたび氾濫を起こす暴れ川でもありました、1896年に現燕市横田地区で堤防の300mが決壊、被害面積は18,000ha、床下・床上浸水が合わせて43,600戸で、そのうち家屋流出は25,000戸と膨大被害を生む大災害となりました、この災害により大河津分水建設の声が高まり1909年より13年の月日と多くの犠牲者を出しようやく完成したのが大河津分水です、河口堰の周りはこのように公園として整備されていますがこの公園、2000年に完成した新たな河口堰により不要となった旧河口堰の周辺にあり、旧河口堰を使用していたころは川底だった場所です、これが不要となった河口堰(旧洗堰)これは産業遺産として国の登録有形文化財となっています、新しい河口堰はこちら信濃川はここから先本来であれば蛇行を繰り返し、燕、加茂、田上と通り新潟市の関谷浜近くで海とつながります、その間、刈谷田川、五十嵐川、加茂川などの川と合流を繰り返していき、分水路から先約50kmの長さを流れていくこととなります。大河津分水はというと、ここからほぼ最短距離で海まで掘り進められており、ここから先、9.1km、寺泊、野積方面で海とつながります。新潟はまだ桜も椿も咲きませんが、公園にはたくさんのつくしが生えていました春の訪れを感じますね、公園内でこんなものも発見しました。水車になにやら機械が取り付けてあります、たぶん河川発電の実験機でしょう、河川発電もクリーンエネルギー、何の研究をしているのかは知りませんが頑張ってほしいものですね、で、肝心の光君はというと・・・公園に向かう車の中からこの調子、ドライブも大好きなんですね~、鼻だけ出して風に当っています、一度走っている車から脱走したことがあり、危ないので窓はあまり開けない・・・たっぷりと遊んだ後は・・・のどが渇いたようです・・・今日は光君のお散歩日記でした・・・ではまた・・・