猫の目が光るのは・・・/猫写のココロ
暗いところでは、猫の目はピッカリ光る。写真を撮ろうとフラッシュを光らせると、目だけがピッカリ目立つ。それは、人間の「赤目現象」より目立つ。「この、ピッカリが、困るのよね」というヒトもいる。でも、それは、猫の目のつくりがそうなのだから、しょうがない。僕のピッカリ↓ ヒトの目の「赤目」は網膜反射と言われている。いきなりの光に、瞳孔の収縮が間に合わないヒトがなる。だから、カメラの「赤目軽減モード」では、最初に2,3回プレで軽くフラッシュを光らせることによって、目を慣らしてから撮るようにしている。猫の目は、ヒトより光を感じやすい。ハンターの目だから・・・・。だから、明暗を感じる細胞が多く、そのかわり、色を感じる細胞が少ない。さらに、僕らの網膜の後ろには「タペタム」という細胞層があって、これが光を反射するようになっている。いちど網膜を通り抜けた光をもう一度反射して目の中に戻してるんだ。一粒で2度おいしい・・・・じゃなく、一度取り入れた光を2回使うという、省エネなんだ。だから、猫の目のピッカリは、タペタムのせい。目の作りがそうなっているんだから、仕方ないよね。「では、ピッカリさせないで写真を撮る方法は?」まあ、ないことはないけど・・・・。次回は、「猫の目ピッカリと付き合う方法」って、ことで・・・。【よくわかったヒトはポチッとね→人気blogランキング】