思えば遠くへ来た私

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  そら豆のクリームパスタ

  自慢じゃないけどそら豆を使った料理を作ったのはこれが初めて。ちょっと前に日本から帰って来る時成田空港の本屋で何も考えずに買って全然目を通してなかったオレンジページを昨日パラパラめくっていてこのレシピが載っているのを見つけ突然作りたくなったのだ。今日早速そら豆を買って来て作ろうと頑張ったのだけど。いつもより遅く帰って来た事もありそら豆をいちいちさやから出したりゆだったそら豆の薄皮を剥いたりしていたらすっごく時間がかかってしまった。見かねた旦那が薄皮をむくのを手伝ってくれたので何とかいつもの時間より15分遅れで夕食を始める事が出来た。レシピでは平たいパスタ、フェットチーネが二人分150gとあったけど私が買って来たのは550g。ちょっと多すぎるかなと思ったが旦那が「腹減ってるからいっぱい食べる」なんて言うので熱湯の中に全て投入。ちなみにうちは旦那と私ともうすぐ五歳の小食な息子そして15ヶ月の娘が一人。はたして550gのパスタを全て平らげる事が出来るのか・・・？幸い旦那が大食いなのでほとんど完食したんだけど小食の息子がどうしても後ちょっとを食べきれず結局ほんの少し残ってしまった。私ももう限界だったし。美味しかったけどこういう物ってちょっと作ってちょっと食べる方が美味しさが増すみたい。大量に作って詰め込むのとはやっぱり気分が違うんだよね。

  May 16, 2006

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  苺のババロアでおもてなし

  前日旦那の一番下の弟Mカップルが今日の夕食を食べに来ると旦那が突然言い出したので今日は朝から食事作りに追われていた。週末じゃないので簡単で良いと旦那は言うが義弟Mには旅行の時の送り迎えなどとてもお世話になっているので一応頑張って作ってみた。と言ってもそんな大した物ではないけど。煮込むだけで良いビーフシチュー。混ぜるだけで良いシーザーサラダ。一番手がかかったのはやっぱりデザートの苺のババロアかな。特に作ってる最中昼寝中の娘が起きてしまいあやしながら作り続けたので冷や汗をかきながら仕上げたのだった。さて、19時にはやって来ると言っていた義弟M実際に来たのは19時半だった。まあいつもの事だけど。食前酒を飲みながら談笑。食事が始まったのは20時半。息子と娘にお土産まで持って来てくれていつもの事ながら優しいカップル。特に娘は義弟Mがとても気に入ったようで彼の膝から降りようとしない。食事が始まったから邪魔だろうと娘においでと言って見ると頭を横に振って拒否。それでもやっぱり邪魔なので娘の意向を無視して抱き上げると足をバタバタして抵抗。そりょあ義弟はカッコいいけどさ。そんなに気に入るなんてその歳で良い男がわかるなんて我が子ながらすごい奴。そんな娘がミニーの耳を付けてご機嫌な所。結局彼らが帰ったのは11時過ぎ。息子は当にソファで果てていて娘もおっぱいで眠った後だった。いつも子供達と9時前に寝てしまう私が山盛りの洗い物をほっぽり出してさっさと寝たのは言うまでもない。

  May 9, 2006

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  洋梨のクリームパイを持って義母の家へ

  義母の家に行くのにどんなケーキを焼こうかと悩んでいたら旦那が洋梨のパイを焼けと言う。夕べは友人の家にお呼ばれだったので朝きっと時間がないと思いパイ生地は買って来た物を使うことに。案のじょう朝起きたら9時過ぎ。でもパイ生地はもうあるのでのんびりクリームを作り始める。でもまさかアーモンドクリームがこんなに膨れるとは思ってなかった。せっかく形良く並べた洋梨がまるで見えないじゃん。しかも又時間ギリギリになってしまい焼けたパイをさます暇もなく出発。今日は義弟Fとその嫁といとこJも来ていた。いつもの通り素晴らしく美味しいごちそうを食べた後皆あまりにも食べ過ぎたので少し休んでデザートを食べる事に。でも今日はなぜか義妹もアイスクリームのケーキを持って来ていて私のパイとアイスクリームを皆がちょっとずつ食べる事になる。埋もれていた洋梨がやっと姿を現しました。食後皆で庭に出てくつろぐ。娘がいとこJと仲良くしてる所をパチリ。ところで義母の家にはいつ行っても色んな花が咲き乱れている。それはたとえ真冬でも同じで冬には冬に咲く花を上手く咲かせている。でもやっぱり今の時期が一番キレイかも。あんまりキレイだったので写真に撮ってみた。でも数があまりにも多かったので撮りきれず。多分70種類くらいはあったんじゃないかしら。息子は自分の好きなイチゴが青い実をつけているのを見て水やりに精を出す。娘はと言えば外階段の上り下りにはまったようで旦那がつき合わされて20往復くらいしていた。私は食べ過ぎて苦しかったので勿論替わってなんてやりませんでした。

  May 7, 2006

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  この期におよんでクロスステッチ

  夕べ子供達が眠った後しばらく放っておいたクロスステッチに取りかかった。ほとんど終わったけどバックステッチが少しだけ残ったので今朝時間を見つけてやっと仕上げた。ちゃんと写真を撮ったつもりが布がすごい感じに撮れていてちょっとビックリ。第二弾だけど一番初めの物より目が大きかったからかとても簡単だった。トンボとてんとう虫の所だけ一目ずつステッチだったのでそれだけ大変だったかな。でも実はすごい間違いを3つ犯してしまった。じょうろの位置が一目左になってしまった。その横のカタツムリの家の色も間違えたし。もっとすごいのは左下にあるピンクの花の位置を間違えて帳尻を合わせたので変な形に。出来上がったら額に入れてこの間私に同窓会のときの写真をアルバムにして送ってくれた友達に進呈しようと思ってたけどこんな駄作はあげられないのでうちの玄関にでも飾っておく事にしよう。第三弾は旅行から帰って来てから。いよいよ明日出発だけど実はまだまだやる事が山積み。本当に無事に出発できるのか・・・？

  April 7, 2006

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  復活のレモンタルト

  朝頑張って焼いたレモンタルト。でも見た目が何とも不格好なのでこのまま写真を撮るのもつまらない。何かごまかす小道具は無いかと色々考えていると旦那がベランダの花を切って持って来てくれた。と言う訳でその桜草と一緒に撮ったのが上の写真。お昼に義母の家に呼ばれていたので作ってみたが時間がギリギリで結局味見もしないまま持っていった。だって起きたらサマータイムに変わっていて7時半が8時半になっていたのだ。余裕で作れると思っていたのにまたまた焦って作ったので生地はちょっとこげ気味でレモンクリームも煮すぎたみたい。“復活”と言うのはやっと娘のインフルエンザも良くなったようだし私の節々の痛みも治ったようだから。でもなぜか今日はとってもだるくて義母の家でクスクスを食べた後も娘の世話をしながらソファで横になったりしていた。デザートのレモンタルトを食べる時になって旦那が「食べるだろう？」と訊くのでどうしようかと一瞬考えてたら義妹が「作った本人が食べないんなら　毒が入ってると思って　誰も食べないわよ」といつもの憎まれ口を叩いてくれた。「勿論食べるわよ」と言って席に着く。食べてみると生地は心配したほどこげても無くてレモンクリームもさっぱりと美味しかった。レシピより砂糖を少なめに入れたからちょっと酸っぱすぎたらどうしようとも思ったが丁度いい甘さと酸っぱさで我ながら上出来かも。見た目は悪いけど。その後娘が眠くて愚図りだしたので「寝かしつけて来る」と階下に降りて私も一緒になって1時間半も寝てしまった。寝て起きたらなんだかとってもスッキリ。何の事は無いただの寝不足だったようだ。それと言うのもここの所友達に借りた本が面白くて毎晩子供たちが寝静まった後深夜すぎまで読書に没頭。夜中に何度も起きる娘にもつき合わなければならず寝不足になるのも当たり前かも。私がとてもだるそうにしていたので心配した義母がビタミンの錠剤をくれた。「授乳で痩せたから身体に力が入らないでしょう。　ビタミンを取らないとダメよ。　毎朝オレンジをしぼって飲むのもいいんだから」そういわれたので明日から頑張ってオレンジジュースを飲む事にしよう。昼寝から起きた娘。お兄ちゃんといとこが庭で遊んでいるのを見て自分も遊びたそうにする。庭に座ってちょっとおすまし。そうしていたら息子といとこJもやって来た。この後男の子2人は庭中にある小石を投げ合って大はしゃぎ。義母に言われて植木に水をやったり耕す必要の無い所を耕したり。本当に子供って泥とか石とか水とかで遊ぶのって好きだよな。はしゃぎすぎて服が汚れてしまったけど楽しそうに遊んでる所を見ると汚すななんて言えなかった。義母の家に来ると子供たちもとても嬉しそうに遊んでくれるので親の私も嬉しい。特に今日は静かに昼寝が出来たのでなんだかとっても満足のいく一日だった。

  March 26, 2006

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  結婚記念日のスフレチーズケーキ

  朝起きた時今日が結婚記念日だった事を思い出した。私は記念日大好きなのでいつもなら忘れたりしないんだけど最近なんとなく心を占めている事があってすっかり忘れていたのだ。試しに旦那に目配せしてみたが何の事だかさっぱりわからないらしい。「今日は何の日でしょう」とハッキリ言っても「今日は、今日は、えーっと、四月の・・・」・・・天然もここまで来るとすごいね。「今が四月だったら、　今頃日本へ行く用意をしてなくちゃならないでしょう！」「あ、そうか。じゃあ、三月か」じゃあ三月ってなにさ。「3月17日！！」「あ、あ～、ああ、え？」それから1分くらい考えてやっと思い出した旦那。あんまり期待はしてなかったけどさ。「記念日だからケーキを焼くよ」と言ったら「ティラミス作ったら」と言う旦那。ティラミスねえ、いいな。フィンガービスケットを買って来たら簡単だし。でもよく考えてやめる事にした。鳥インフルエンザで騒がれてるこの時期にいくら卵は大丈夫とは言っても生で食べるのはやっぱり怖い。卵を使うんなら焼かなくちゃ。でもいったん頭の中がマスカルポーネになったのでじゃあ同じチーズのケーキを焼く事にした。朝、娘が大人しいときを狙って作る。ちょっと表面がこげてしまったので粉砂糖で隠してみた。イチゴに比べてケーキが小さいようだけど18センチの型で焼いたケーキ単にイチゴがでかいだけ。旦那が帰って来るまで待とうかとも思ったけど午後のお茶と一緒にどうしても食べたくて我慢できずに一人で食べる。中はしっとり焼けていて甘さ控えめで美味しかったけどこの甘さ控えめ旦那にはどうやら物足りないらしい。食べてる間中「甘くないなあ」とうるさかった。ところで日本ではクリームチーズと言えばクリームチーズだけどフランスにはクリームチーズは存在しない。（そういう名前のチーズが無いと言う事です）チーズ大国のこの国でなんでクリームチーズくらい無いのさ！と頭に来たけどそれらしい物は何やらあるので今日は“白いチーズ”と言うのを使ってみた。割といけた。・・・又食べ過ぎた。

  March 17, 2006

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  春のフルーツタルトレット

  なんてタイトルですがぶどうもプラムもオレンジもキウイも春のフルーツじゃないですね。まあイチゴがあるので勘弁。夕べ義母からの電話で急遽今日のお昼に彼女の家に行く事になりデザートを作って行きますと言っては見た物の。さて、何を作ろう？この間の不細工なクッキーもあるしここは一つ見栄えのする物をと思ったのでフルーツタルトレットを作る事にする。今朝6時半に起きてタルト生地を練り日曜日も午前中だけ開いてる店に行って色んなフルーツを買って来る。こちらは果物はほとんどが量り売りなのでキウイ一個とオレンジ一個とプラム一個とぶどうを一握りなんて買い物も出来るのが嬉しい。帰って来てから冷蔵庫で寝かせておいた生地を型に敷き又冷蔵庫で寝かせている間にカスタードクリーム作り。クリームを冷やしている間にフルーツを切ってタルト生地をオーブンに入れてる間にゼラチンシロップを作る。旦那に昼前には出ないといけないと脅され「大丈夫に決まってるじゃない」と笑って答えた物の本当は間に合うか心臓がバクバクしていた。出発する5分前にやっと全て終わり箱に入れてなんとか家を出る。義母の家で昼食をとった後皆で雑談をしながらコーヒーと一緒に私のタルトを食べる。味見をしてなかったので不安だったが自分で言うのもなんだけど結構美味しく出来てて満足。でも息子はやっぱり食べてくれず娘はイチゴをバクバク食べてて私のタルトは大人ばかりが食べて終わった。まあいいか。娘ももう少し大きくなったらきっと喜んで食べてくれるようになるに違いないし。というかそうなってくれるといいな。

  March 12, 2006

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  ちょっと哀しいチョコロールケーキ

  今朝、日本の母から電話があった。私が出たらすぐ父に代わったので何事かと思ったらすごく哀しい言葉が続いた。母が少し前に入院していたのは知っていたがどうやら大きな手術をしたらしくまだ身体が良くなっていないらしいのだ。なので後一ヶ月に迫った私たちの帰国をもっと先に延ばせないかという電話だった。とてもショックで言葉を失う私。母の事も勿論心配だしそれに私が買ったチケットは発券後には変更も払い戻しも出来ないと買う時点で言われているのだ。延期なんて無理に決まっている。それでも一応旅行会社に聞いてみると言っていったん電話を切った。勿論旅行会社でも払い戻しは無理だと言うので結局その旨を伝える為に父に電話を掛け直した。そしたら来てもいいけどこっちじゃなんにも出来ないからと言う父に勿論世話をかけるつもりは無いからと言うのが精一杯だった。遠く離れて暮らしているのでせめて孫の顔を見せてあげたいと今回の帰国を決めたのにこれじゃあ迷惑をかけに帰るみたいでとっても落ち込んでしまった。実家にいるのは１０日ほどの予定だがあんまり長居して病気の母に気を使わせるのも気が引ける。でもきっとずっと孫の顔を見たいと思っていたはずなので数日でいなくなるのも可哀想な気もする。一体どうしたら良いのやら。哀しいのでケーキを焼いた。そして焼きながら思った。私もケーキなんて焼いてる場合じゃないんだわ。なにしろ娘を妊娠中妊娠糖尿病になったんだから少しは甘い物を控えないと真性の糖尿病になりかねない。人間からだが資本なのにこの年で身体を壊してしまったら子供達にも申し訳ない。作って食べながら決心した事。もうケーキは焼かない。自分の為にはね。もちろん誰かの誕生日とか義母の家に行く時とかクリスマスとか幼稚園でバザーをやる時とかはその限りじゃないけれど。今日のように自分の為に焼いて一人でバカ食いするのはもうやめよう。せっかく数日前に電動泡立て器を買ったけど自分の身体には替えられない。親が病気だと子供もつらいのだ。自分のエゴの為に子供達に哀しい思いをさせるのはやっぱりしてはいけない事なのに違いないのだから。

  March 10, 2006

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  復讐のアップルタルト

  別に毒が入ってる訳じゃありません。旦那がアップルタルトが好きなので嫌がらせに作ってみました。昨日からなんか腹が立って今朝も冷たく見送った私。ここは一つケーキでも焼いて気晴らしをしようとまたまた昼食と同時進行でタルト作り。でもタルト生地は市販品なのでとっても簡単に出来ました。なんで嫌がらせかって言うと奴には絶対やらないと誓ったから。なのに。息子を幼稚園に迎えに行く15分前に帰って来た旦那。シャワーを浴び始めたので娘を連れて行く用意をしてたら「置いて行けば？」と昨日とは打って変わった態度。意地でも連れて行こうと思ったけど実は今日もお昼に幼稚園に行くのを嫌がった息子家を出る時から泣きっぱなし。ちょっと風邪気味で疲れているようだけど熱を測ったら36.7度と平熱。こんな事で幼稚園を休ませて癖になっても困るので心を鬼にしてやっぱり連れて行った。でも最近あんまり構ってやってないかも。こうなったら娘を置いて行って息子と二人だけの時間を少しでも作った方が良いのかも。そう思ったので旦那の言葉に甘えて娘は置いて一人で幼稚園に。冷蔵庫に入れたアップルタルトには触れなかったけど旦那の事だからきっとめざとく見つけて勝手に食べるかなと思っていたら案のじょう帰って来たら4分の1消えていた。まあ今日は歩行器にも入れず娘のめんどうをちゃんと見ていたようなのでもう許してやろうかなあ。いつもこの調子でなし崩し。でもこうじゃないと夫婦なんてやってられないのかもね。

  March 7, 2006

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  すっごいクッキーで祝うおばあちゃんの日

  今日はフランスではおばあちゃんの日。彼女は今日仕事なので本当なら会う予定は無かったのだけど旦那のすぐ下の弟Fが自分の誕生会をすると言うので今夜彼の家へ行く事になった。勿論義両親もやって来る。今夜息子に電話をかけさせてごまかそうと思っていたけどそう言う訳にも行かなくなり急遽クッキーを焼く事にした。焼いては見た物の。すっごい不気味な代物が出来上がった。こんなのあげるのイヤだなあ。でも旦那は義母はいつも誰かの為につくってばかりなので自分の為に誰かが作るのはきっと嬉しいに違いないと言う。笑われるのを覚悟であげる事にしようと思う。・・・でもイヤだなあ。作り直してる時間ないし。このリベンジは必ず！！

  March 5, 2006

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  キャロットケーキと鳥インフルエンザ

  無謀にも今日のお昼昼食と同時進行でケーキを焼いた。アーモンドパウダーがあったのでキャロットケーキをふいに焼きたくなりお昼の親子丼ぶりと交互に作った。メレンゲを角が立つまで泡立てるのはやっぱりつらくて電動泡立て器の必要性を痛感。何とかオーブンに入れたあと型にパウダーを振っておくのを忘れた事を思い出す。あ～あ、やっちゃった。案のじょう焼けたあと型から外すのに手間取った。お昼ご飯の親子丼ぶりを全部平らげた息子珍しくケーキも食べると言ってくれた。彼が食べてくれるなんてこんな嬉しい事は無い。こうなったらもっとちょくちょくケーキを焼く事にしようかな。でも今とても気になる事がある。フランスにも鳥のインフルエンザがやって来たらしい。近くの植物園で全ての鳥が保護されてビニールハウスのような物に隔離されたと夕べのニュースでやっていた。さっきのニュースでもモナコの鳩がいっぱい捕獲されたと伝えていたし旦那なんて「もう鶏肉は買うな」と怯えているほどだ。まあ私もしばらくは鶏肉なんて買う気はないけどとっても気になるのはじゃあ、卵はどうなんだろう？鳥がダメならやっぱり卵もダメなんじゃないの？だって鳥が生むんだもの。そう旦那に言ったらしばらく考えたあと「少しは控えた方がいいかもな」という返事。少しは、と言う事はちょっとは買ってもいいってことかな。だって卵がダメとなると卵が入っている食料品もダメだもの。それはちょっときついなあ。第一こうしてケーキも焼けないしその辺で売ってるケーキもダメってことになるし。お菓子にはだいたい卵が入ってるからお菓子好きのフランス人には絶対無理。と言う事で我が家でも卵は多めに見てもらう事にしよう。ちなみに今日食べた親子丼ぶり。使った鶏肉は半月くらい前に料理した時に残った物を冷凍庫に入れておいたもの。これはいくら何でも大丈夫よね。・・・ちょっと不安。

  February 28, 2006

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  慰めのチョコレートファッジプディング

  今日も郵便物が無かった・・・。という訳でチョコレートファッジプディング。もともとお菓子作りは好きなので作ってるだけでなぐさめになる。なんでチョコケーキかと言うとそれはズバリ旦那が嫌いだから。この間作ったバナナマフィンは6個中4個は旦那に食われた。なのでチョコケーキは私用。がっくり来てる時は甘い物に限る。今朝は図書館に行ったあと公園によって息子を遊ばせて少し遠くのスーパーに買い物に行ってもう絶対郵便屋が配達を終えたと思える昼過ぎに期待しながら帰って来たのになのに郵便受けは空だった。はあ～～～～～～～～。やっぱり一度市役所に行った方がいいのかなあ。ケーキを作ってる間は少し気がまぎれてたけどこうして考えてしまうとまたまた暗くなってしまう。ところでこのケーキ本当ならチョコソースがたっぷりかかっていたはずなのに型に紙を敷いて焼いたためかソースが紙に吸われてほとんど残らなかった。今度焼く時は注意しよう。夕方帰って来た旦那チョコケーキを見て「食べるよ」と言うので8分の一あげたら食べ終わったあと自分で又8分の一切って食べていた。チョコケーキ嫌いじゃなかったの？まあ、今回はいっぱいあるからいいけどさ。そういえばうちの息子私が焼いたケーキは食べない。というかケーキはあんまり好きじゃないようだ。イチゴのケーキはイチゴだけ食べる。作りがいが無いったらない。このチョコケーキだって出来立てのを見せたら「気持ち悪い！」なんて言ってくれた。そりゃあ見た目は悪いけどさ。普通のチョコは好きなのになんでチョコケーキはダメなのかな。こうなったら娘にはぜひケーキ好きに育ってもらって週に２回は私のケーキを「おいしい、おいしい」とむさぼり食ってもらいたい物だ。

  February 22, 2006

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  鬼の居ぬ間のバナナマフィン

  今日は義母が息子を一日中預かってくれたので本来ならとても楽が出来たはずなのに息子が居ないんならと張り切って遠くのスーパーまで出かけた私。帰って来たらもうお昼過ぎですぐに買って来たサバを焼いて昼食を作って食べる。その後疲れた身体にむち打ってかねてから作りたいと思っていたバナナマフィンに取りかかる。実はマフィンを焼いたのはこれが初めて。ちょっと焼きすぎたかも。帰って来た旦那に味見をさせたら「おいしいよ」と食べてくれたが「朝食に食べたいから毎日焼けば」という言葉には正直むかついた。そんな毎日焼いてられるほど私がヒマだとでも思ってる訳？全くちょっとしたひと言に思いやりという物が無い。今日だって私はねえ、と訴えようとしている所に息子が義母に連れられて帰って来た。彼は祖父母に甘えられるだけ甘えて「メリーゴーランドに乗ったんだ」と嬉しげに一日の報告を始めたので私の攻撃から免れられた旦那。この次は覚えてろよ。

  February 20, 2006

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  くるみ入りバターケーキ

  本当はチョコケーキを作りたかったんだけど旦那がチョコレートケーキが嫌いなので無難なバターケーキを作ってみた。でもまあフランスではバレンタインだからといってチョコレートを贈り合う習慣は無いので別になんだって良いのだ。特にうちの旦那はバレンタインデーが14日だって知らなかった大たわけなので特別に作る事も無かったんだけど実は作りたい訳があったので口実が出来たので作っただけ。というのも仏のスーパーでいくら探しても見つからなかった薄力粉自然食を売ってる店でようやく見つけたのだ。これまでケーキを作る度「粉が悪いんだ」と出来の悪さを粉のせいにしてたので先日旦那が「そんな特別の粉は普通のスーパーじゃなくて　自然食の店に行けばきっとある」とこう言った。薄力粉が特別の粉だなんて思ってなかったのでそんな風に考えた事もなかったがもしかしたらあるかもと試しに行ってみて本当に見つけた。早速買って来てはみたがケーキを作るとなると気力がいる。何も無いのに作る気にはならない。そこにバレンタインデーと言う格好の口実が出来たから今日作って見ただけの事だ。ところでうちの旦那だが本当にバレンタインデーがいつか知らなかった。この間の土曜日の朝に友人のKの所から帰って来るなり「今日何の日だか知ってるか」と偉そうに言う。「知らない」と答えると「バレンタインデーじゃないか！」とすごい笑顔。「・・・・・」あきれて物が言えない私。でもどうにか抜けた力を振り絞って「バレンタインデーっていつか知ってる？」と訊くと「・・・12日？」と大とぼけ。ちなみにその日は11日。「今日は11日だしバレンタインデーは14日だよ！！」「ええ～っ！！」そんな驚く事かいな。「だってKが今日だって言ったんだ」アンタといいKといい物知らずにもほどがある。似た者通しってアンタ達の事だよね。でも日本でこれだけポピュラーなバレンタインフランスではそれほどではないのも確かだ。特に私たちはこれまでバレンタインだからといって何かした事無かったし。でも今日作ったこのケーキ粉が良かったせいか仏に来て作ったケーキの中でやっぱり一番美味しかった。上手くできると欲が出る。もっと美味しいケーキを作りたくなる。こうなったら息子のバカンスの間にあと3つくらいはケーキを作ってみようかな。

  February 14, 2006

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  やっと出来た、クロスステッチ！間違いはどこでしょう？

  このところ体調が悪くて放ったらかしになっていたクロスステッチがやっと終わった。やってみると思ったより大変だったけどどうやら私が選んだキットは初心者用ではなかったようだ。こんな物は説明書通りにとにかく正しい所にステッチすれば済む事だなんて思ってたけどなんのなんの考えていたより奥が深いのに気がついた。数日前に他のキットを買ったお店で小さなサンプルを見つけて裏側を見たらとても奇麗に仕上げてあってその頃もう真ん中の部分がほとんど終わっていた私は自分が今やってる最中のクロスステッチの裏側の糸があっちに行ったりこっちに行ったりしてるのを思い出しこれじゃいけないんだとやっとわかった。どうすれば裏側もすっきり奇麗に最小限の糸を使ってステッチできるのかとかどこから始めてどこで終わるかなんて言う事を常に考えるようになったのでやってる最中にまるで囲碁で次の手を考えてるみたいだと思えて笑ってしまった。囲碁なんてやった事無いんだけど。それでどうにかこうにか出来たのが上の写真。でも実は間違えた所が3つほどある。とても小さな物なのでキットに付いてたサンプルと見比べてもわからないけど。やってみて思ったけど自分にはむいてるみたい。でも今の悩みはこれをどうやって飾るか、という事。普通に額縁に入れても良いけどせっかく手作りなんだから額も段ボールかなんかで自分で作ってみたら面白いかもしれないな。

  January 27, 2006

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• 幸せの値段

  少し前から始めたクロスステッチがとても面白くてここの所毎晩夜更かしをしている。と言ってもまだ3分の一も終わっていない。でもこのままだと後一週間くらいしか持たないのも事実。なので今日は前から目を付けていた手芸店に行ってみた。思った通りセール中。娘もベビーカーの中で寝ているしこれ幸いとクロスステッチのキットをあさる。散々迷っているとなんと娘が起きてしまった。それに息子を迎えに行く時間も迫っている。ふと見ると、少し離れた所にセール対象外のキットがあった。手に取ってみると何ともかわいい。焦ってる事もあって即購入。息子を連れて家に帰って早速まじまじと見てみるとそれは私が欲しかったクロスステッチではなくやった事も、やろうと思った事もない普通の刺繍のキットだった。ああ、やっちゃった！！すぐに取り替えに行きたかったけどひとまず息子にお昼ご飯を与えなくては。はやる心で昼食作り。全然手が込んでないパスタ料理。それでも残さず食べてくれた息子にはお礼を言いたいくらいだった。1時半に息子を又幼稚園に連れて行き早速さっきのお店に来てみると心配していた通りお昼休み。仕方なく近くの開いてるお店で時間をつぶし午後の開店時間である2時まで待つことに。でも実は私がとても心配だったのは朝買った時にレシートをもらい忘れていた事。レシートなしでちゃんと交換してくれるかなあ？ダメって言われたらどうしよう？さっき来たばっかりなんだからまさかそんな意地悪な事は言わないよね？でもここはフランス日本人の私には想像できない事だってありえるし。いちゃもん付けられたらもうこんな店来るもんか！！ってタンカ切ってやる！！私の独りよがりな想像も頂点に達した頃やっと2時になったのでまたもやベビーカーの中で眠り込んだ娘を連れてお店の前まで来てみるとお昼休みから帰って来たお姉さん達が店を開けていた。入ってすぐに事情を説明すると「じゃあ、他のを選んで下さい」とあっさり言われる。私の中の仏人像とはかけ離れた優しい言葉。な～んだ、心配する事なんてなかったじゃん。安心してまたまたキットをあさる私。たっぷり20分は迷って結局さっき払ったより高いお金を払って2つのキットを手にして帰った。一つはなかなかの大作なので8月の義母の誕生日までに完成させよう。もう一つはちょっと小さめで色も華やかで私のお気に入り。今度帰国する時に先日私に同窓会の時のアルバムを送ってくれた友達にお土産として持って帰られたらいいな。という事で今日の私の幸せは84ユーロで買えました。

  January 16, 2006

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  初めての刺繍、Broderies au Point de Croix

  今日からフランスではセールが始まった。という事で前から目を付けていた物を買おうと子供達を小児科に連れて行った後ショッピングセンターまで足を伸ばした。目指すは最近出来たお店、Loisirs & Creation。この店には色んな手芸用品とか手作りに関する物が多々売られている。ちなみに日本の折り紙200枚が7.5ユーロで売られてもいる。でも私が欲しいのは刺繍に関する本と簡単なキット。もう数年前から興味だけはあったのだが子育てとか何かと忙しくて真剣に取り組もうという気にはなれなかったのに数ヶ月前この新しいお店に偶然足を踏み入れてしまったため私の中の刺繍熱と言うべき物がむくむくと大きくなってしまったのだ。でも普通に買うとこのキットなんだかめっぽう高く付く。それならセールが来るのを待とうとずいぶん前から首を長くしてこの日を待っていたのだ。ああ、それなのにそれなのに店に一歩足を踏み入れて驚いた。他のお店にはセールの文字が飛び交っているというのにこのお店ではセールのセの字もない。少しの値下がり商品はあったがほとんどの物が正規の値段のまんま売られている。がっかりしたけどせっかくここまで来たし何より今日こそ買えると勇んで入店していたためどうしても手ぶらで帰る気になれず結局書いてあるそのまんまの値段を払って上の写真の本とキットを買って来た。買って来たは良いが刺繍などやった事がない。はたして全くの初心者がわかりづらい仏語の本の説明と図柄だけできちんと完成できる物なのか？何かをコツコツやるのは好きだが上手く最後までやり遂げられるか不安。でも出来た暁にはきっと写真をアップしますから。こんな風に宣言してしまったらやり遂げないわけにはいかないな。

  January 11, 2006

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