思えば遠くへ来た私

[義母] カテゴリの記事

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• 義母マジック

  随分前から今日、つまり11月6日には私は一人で朝からでかけることになっていた。なので義母に頼んで息子と娘を預かってもらうことにしていたのだけど。直前に言って泣かれても困るので5日くらい前から「今度の火曜日はママは朝から昼まで出かけるけど　おばあちゃんがうちに来て遊んでくれるからね」と子ども達に話して見たら息子は「わかった」と頷いてくれた物の2歳の娘は「ママと一緒に行く！！」だの「行かないで」だのとその話をする度に大泣き。でも泣かれたからと言って予定を変える訳にも行かずとうとう今日と言う日になってしまった。そして今朝。義母が7時半に来ることになっていたので6時に旦那に起こしてもらった私。そっと起きたつもりだったのにそのもの音で子供達も起きてしまいまたまた娘がグズグズ言いだした。「行かないで！！」「一緒に家にいて！！」と鼻水を流しながら泣く娘を見て少しは不憫に思った母だけどそう思った所でどうにもならない。そしたらいくら言っても私が聞く耳を持たないためかなんと娘、ついには「今日じゃなくて明日にして！！」なんて言いだした。「どうせ明日になっても同じ事を言うんでしょう」なんて答えながらも時間もあまり無かった為ちゃっちゃと外出の用意を進める私。そうこうしていたら7時半の約束だったのにいつものごとく7時15分に義母がやって来てしまった。そしたらなんと。さっきまで泣いていた娘が「おばあちゃん！！」とニコニコ顔。そして、そのすぐあとに仕事に行った旦那にもご機嫌でいってらっしゃいのチュッ。そして、そのあと私が出て行こうとすると私にもご機嫌でチュッ。・・・さっきまで行かないでって泣いてたくせにさ。・・・なんか、淋しいじゃんさ。・・・おそるべし、義母マジック！！blog ranking

  November 6, 2007

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  うちの義父と義母について

  これまで義母に付いては何度もこの日記に書いて来たけど義父についてはあまり書いたことが無い。義母が素晴らし過ぎて義父の陰が薄いのが一番の原因だと自分でも思う。今日はそんな義父と義母の関係に付いて少し書いてみようと思う。さて、今日は義母の仕事が休みだったのでお昼を御馳走になりに義母の家へ。バスで彼らの家のすぐ近くに付くといつも義父がバス停の近くでニコニコしながら私たちを待っている。こういう風に書くととっても優しい義父っぽいが実はとっても頑固でもある。今でもとっても頑固だけど若い頃はもっと頑固だったらしく彼の武勇伝を聞く限り「とんでもない爺だな」と思わなくも無い。でも私や子ども達にはとっても良いおじいちゃんなので特に娘はじいちゃんが大好きだ。そんな義父と義母のやり取りを見ているとついつい笑ってしまうことがある。彼らが結婚したのは二十歳そこそこでとても若くしてうちの旦那を産んだ義母。その後も二人も男の子を産み落とし3人の腕白坊主の母となった。義父は昔気質の人で義母が働きに出るのは反対だったらしく義母は旦那が10歳の時にやっと義父の反対を押し切って働きだしたのだった。そのことで彼らの間はケンカが多かったらしく一度なんて怒った義母が義父の頭をフライパンで殴り義父が気絶をしたので驚いて救急車を呼んだこともあったとか。そんな義父も今は義母の仕事を誇りに思ってるようで私と旦那の結婚式の時に結婚の保証人になってくれた私の友達にまで義母について誇りに思っているなんて事を話したようだ。そんな義父もお酒を飲むとちょっと意地悪になる。頑固な所ももっともっと強力になり手がつけられないことも。そんな時は義母も「はいはい、アンタのいう通りよ」と諦めて軽く受け流すようにしているのだが今日はちょっと様子が違った。ご飯を食べて義両親と私と旦那とでトランプをしていた時のこと。退屈した息子が暖炉の上にあったポプリを触っていたので私が「イタズラしないでね」と注意をしたら「ああ、そうそう、そのポプリはあなた達のなのよ」と私にひとつくれた。それは先週の土曜日に結婚した旦那のいとこの披露宴で配られた物だったらしく新郎新婦の名前が書かれていた。それでその結婚式の話題になり義母が嬉々として話し始めた途端義父が一言「新郎は全くかっこ良く無かったし　意地悪だったぞ」と言った。ちなみに新郎は義母のお兄さんの息子。自分の親せきを馬鹿にされた義母は勿論面白く無かったようで「ほとんど会ったことも話もした事もないくせに　なんでそんなことを言うのよ！！」と怒った。それに対する義父の答えは「意地悪そうな目付きで歩いてたじゃないか」そう言いきった義父、その旦那のいとこの歩き方の真似を何度もして笑いころげる。・・・所詮義父の見方はこんな物。彼の話に本気で耳を傾けてはいけないと今日は私も思い知りました。その後は義母も義父の一番上のお兄さんは意地悪だとかすぐ下の弟はどうしようもないとか色々逆襲してたのが笑えた。実際の話、義父の兄弟内で遺産相続のゴタゴタがあっていまだに彼らの両親の家は放置されたままなんだとか。彼らが生きてるうちには絶対解決しないと周りの皆はもう諦めてるみたい。まあ、そんな風に義父と義母の言い争いでトランプも中止になり5時過ぎまでお邪魔した後義母の車でうちまで送ってもらうことに。私たちが車に乗り込んでいる間義父は車の前で私たちが出発するのを見守ってたんだけどいざ出発しようと義母が車を発射させた途端目の前にいる義父を見ながらこう言った。「・・・轢いちゃおうか」・・・ひええ！！勿論冗談に決まってるし私も思わず笑ってしまったけどこの義父と一緒になった義母の苦労は本当に大変な物だと思うのでもしかしたら0.001％くらいは本気が入ってたかも、なんてちょっと思ってしまった私でした。写真は義両親の家で遊ぶ子ども達。こんな義両親をうちの子供達は大好きなのだ。・・・勿論私もね。blog ranking

  September 9, 2007

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  義母よ、あなたはすごすぎる・・・

  昨日の事。一週間前から土曜日には義母の家でバーベキューをやろうと言う事になっていた。なので私たちもいつものようにお昼過ぎのバスに乗って義両親の家へ。実は、身内には8月に誕生日がある人が3人いる。義父が4日で、義母が18日、そして義妹が20日だ。義父のお祝いは前に旦那が子ども達を連れて彼らの家に行った時にやったらしいので昨日のバーベキューは義母と義妹の為だった。私たちが義母の家に着いてすぐに義弟Mがやって来たが、旦那のすぐ下の弟F一家はいくら待ってもやって来ない。業を煮やした義弟Mが電話をするとなんと、彼らは今日のバーベキューは彼らの家でやると思っていたらしい。ちょっとの間義母と義弟Fとで電話で怒鳴り合っていたがFはすでにバーベキュー用に火をおこして用意を進めてしまっていたため結局私たち全員が彼の家に移動する事になってしまった。ここからの義母はすごかった。前菜用に用意したサラダやおつまみをテキパキと入れ替えあっという間に用意を整え車2台に皆で乗り込み30分後にはFの家に到着。ソーセージと串焼きは勿論美味しかったので私が文句のあるはずも無く。ところで、自分の家でも良く動く義母だが自分の息子の家でも動きまくり。私は場所を移動した後は娘の面倒を見るのも億劫で息子といとこのJが遠くで遊んでいるのもほとんど放ったらかし状態。娘がお兄ちゃん達と遊びたいと言っても面倒だから「ここにいて」と強制してたし。食後にケーキを皆で食べ終わった後はせっせと片付ける義母を見てさすがに気が引けて少し後片付けを手伝ったけどそれが私の限界だった。義妹はと言えば自分の小さな息子L（一歳）の世話をしながら男どもと話をしていたけどお隣の家畜の世話を頼まれていると言うので子供達と義母と私で見学に行く事にした。勿論、男どもは興味を示さず木陰で優雅にトランプに熱中。ま、いいけどさ・・・。さて、お隣さんの家畜は、まずガチョウ・・・。他にも兎や鶏。少し離れた所には鳩まで飼っていた。それの餌やりと水やりを義妹は頼まれていたらしく息子のJと一緒に大雑把に用事を済ませていた。その間に義母はLの面倒を見ながらうちの息子や娘の世話まで焼く。本当にいつもすみません・・・。だって私、なぜか昨日は滅茶苦茶疲れていたものだから。これって貧血だからかしら？それとも急にまた気温が上がった為かなあ？ちょっと前まで涼しくててっきり南仏の夏はもう終わりだと思い込んでいたけど昨日、一気に気温上昇。全く変な気候ですわ。さて、その後ですが。義妹が仕事に行くと言うので（彼女は夜から朝にかけての仕事をしているのです）我々は義母の家で夕食をとる事に。ずっと前に義弟Mと旦那と息子とで釣りに行った時に結構な魚を釣ったらしくその時の魚を下処理して冷凍しておいた義母、魚のスープを作っておいてくれたのでした。義弟Fも嫁さんが仕事に行った為か幼い子供二人を連れて泊まりがけで義母の家に来る事になりまたまた二手に分かれて義母の家に帰る事になったのはいいんだけど。男ども、まだトランプを続けたかったらしく義母と私に「子供を連れて先に行ってて」なんて言う。なので私と義母でFの子供達とうちの娘を連れて先に帰って来たはいいけど奴ら、一時間待ってもやって来ず・・・。さすがの義母も怒りまくり。でもその義母、怒りながらも用意を完璧に整えデザートのフルーツサラダまで作り終え。私はと言うととにかく疲れて動く気になれず娘といとこJを見張ってる振りをしながら庭で涼んでただけでした。やっと男どもとうちの息子がやって来たのは8時過ぎ。またまた前菜から始まる食事の間中義母はあれこれ休む暇もなく動きっぱなし。・・・すごすぎる。はっきり言ってうちの義母、もう還暦は過ぎてます。なのによくもまあ、こんなに動き回れる物だわ！！私なんて昼過ぎ頃からほとんど動いてなかったかも。そう言えば息子が夏休みにはいって最近めっきり動かなくなってるから運動不足なのかしら？それともやっぱり貧血のせいかなあ？なんにしてもいつも感心させられる義母にまたまた感心しまくった私でした。夕べ家に帰って来たら10時半。もう疲れて疲れてシャワーも浴びずにとっとと寝てしまった私です。・・・体力作り、した方がいいかなあ？blog ranking

  August 26, 2007

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• 義母の欠点

  今日の午後、義母が来た。ここの所午後のPCタイムをゆっくりと満喫出来てない私は昨日電話でそう言われた時にちょっとだけガッカリしてしまったが嫁の私に勿論イヤだと言える訳も無い。思えば彼女は日曜日も度々働いているしだからうちの子ども達に会う機会もあまり無いしこうしてたまに休みの一日の午後を割いてわざわざうちまで来てくれる訳だし何より義母が来ると子ども達が喜ぶので私の身勝手な都合だけで断わったり出来ないのだ。そう言う訳で午後2時にやって来た彼女、おやつの菓子パンとチョコレート、旦那用にオリーブのニンニク漬けも忘れなかった。はしゃぐ息子と娘にまとわりつかれながら私と世間話に花を咲かせ子ども達とクッションを投げ合って遊び私の最近のちょっとした悩みを聞いてくれた後最近撮った子ども達の写真を見たりしてるうちにいつの間にか1時間半がたち3時半にはさっさと帰って行ってしまった。変に長居しない所も助かるのよね。ちょっと嬉しかったのは今日来た義母が身につけていた薄手のセーターとピアスとネックレスが私達がクリスマスや誕生日にあげた物だったこと。大事に使ってくれてる様子がわかって何か胸にじ～んときてしまった。そんな私だけど実はいまだに彼女と一対一で話をする時はちょっと緊張してしまう。大好きな義母だけどそれとこれとは関係ないらしい。そして彼女が去った後そんな義母についてしばらく考えてみた。奇麗好きで料理も上手で優しくて寛大で公正で仕事もバリバリこなし休みの日には趣味のガーデニングに精を出すので彼女の庭はいつも花でいっぱい。そんな彼女の欠点って・・・？あったっけ？そりゃ人間だからどこかしら短所はあるはずだけどしばらく考えても思い浮かばなかった。あ、そう言えば、うちの子ども達に色々買ってくれるのは嬉しいけど来る度お菓子を持って来るのはイヤかな？・・・子ども達と一緒に食べてしまう私が言えた義理でもないか。それじゃあ、えーっと、たまに義父と口喧嘩をするのは・・・あの頑固な義父が相手だと誰でも喧嘩になってしまうのは仕方ないかも。あ、旦那が前に義母が運転する車に乗ると怖いって言ってたなあ。でも私はそんな風に思った事無いか・・・。じゃあ、他に何か、私が義母について気に入らない所となると・・・う～んう～んう～んう～ん、ああ、やっぱり思い浮かばな・・・あ、あった！！私がやっと思いついた義母のダメだと思う所はずばり、長男の育て方を失敗した所！！これしか無いですわ！！blog ranking

  April 27, 2007

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• 正しい義母。

  今日の午後義母がうちに来た。ここの所日曜日にも仕事をしているのでなかなか会えない孫の顔を見に来たのだ。3時前にやって来た義母早速おどけて娘を油断させプレゼント攻撃で彼女の気を引きすごい笑顔で抱っこに成功。初めはちょっと恥ずかしがっていた娘ももう何度も会ってるからか彼女に抱かれても泣きもせずなにしろ真剣に遊んでくれるのでいつの間にか義母のペースに巻き込まれていた。息子は幼稚園に行ってるので一緒に迎えに行ってそのまま帰ると言うのでじゃあ、それまで時間もあるし娘は義母と一緒でご機嫌なのでこんな時こそPCに没頭したい所だがまさか義母が家に居るのにそれも出来ないので結局いつものように買い物へ出かけた。いつもベビーカーがあるので重たい物を買うのには限りがあるのだが今日は水にビールにオレンジジュースにと飲料水の大量買い。勿論カディと呼ばれる買い物車を持って行っての買い物だ。帰って来て今度は娘の離乳食と夕食の用意。こんな機会は利用しない手は無い。娘は義母に散々歩かされとっても満足した様子。でもあまり上手く歩けなくてたまに滑って転けそうになる。そこで義母が言う事にゃ「家でも靴を履かせた方がいいのよ」娘には土足を認めようと思ってはいたのだが最近公園でも歩かせるようにしていたので外を歩いた靴を履かせるのはやっぱり少し抵抗があって家では靴を脱がせていた。義母がそういって靴を履かせて歩かせたらなんと娘一人でひょこひょこ歩き出した。ああやっぱり子供を3人育てた人にはかなわないな。そのまま靴を履いて一人で何とか歩き出す娘。義母はそんな彼女のあとをついてまわり転けそうになるとすごい良いタイミングで捕まえる。いつもながらに感心する事しきり。そんな娘につき合ってるとあっという間に迎えの時間になり3人で幼稚園に向かって歩き出す。義母が迎えに来てくれて息子もとっても満足そうだったが残念ながら義母はそのまま帰らねばならず道で泣き出す息子をなだめるのに困った。まあ彼女が持って来てくれたお土産があったので「家に帰ったらプレゼントが待ってるから」という私の言葉に現金にもすぐ泣き止む息子。子供って正直ねえ。プレゼントは子供用楽器セット。息子には笛と縦笛娘にはタンバリンとマラカス。これはちょっとまずかったかしらと義母が心配していた通りさっきから息子は狂ったように縦笛を吹きまくり。いつも正しい彼女だけどこればっかりはちょっと迷惑だったかも。

  March 2, 2006

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  頼もしい義母

  （義母の家にて）恒例の義母の家で過ごした日曜日。今日は弟Mとその彼女の長男である15歳の少年Kがいた。当の彼女は次男が入院するとの事で付き添う為に北仏の町まで行っていると言う。この長男K、これからは母親である彼女と一緒に暮らす事になったらしい。という事は弟Mとも一緒に暮らすという事。いつもながらなかなか複雑な話だがフランスではもう当たり前の事になりつつあるらしい。というわけで揃って食事。今日も調子に乗って食べまくる私。一月という事もあってこの間日記にも書いたガレットがあったがなんと義母の手作り。いつもながら本当に感心してしまうできばえ。ええ、もちろんお変わりしましたとも。義母の家に行って嬉しいのは食事はもちろん一番の理由だけど息子をちゃんと怒ってくれるのも実はとても嬉しい。義母は自分で3人の男の子を育てただけあって孫がかわいくて甘やかしてばかり何て言うおばあちゃんではない。息子が我がままを言うととても正しく呵ってくれる。例えば息子が「He！」（おい！）何て言おう物なら「ここには“おい”何ていう人はいませんよ！」と息子にがつんと言ってくれるので私はそんな息子はほったらかしで自分の食事や娘の世話だけしていれば良い。息子が何か悪さをしても母親の私は責められることもない。義母が自分の子供のごとく呵ってくれるのを横目で見てるだけで良いので気が楽だ。時々旦那が間の抜けた反論を義母にする事がある。一度は食べると言ったのでせっかく義母が用意した食べ物を息子が残したときとか。義母は「食べるって言ったんだから　ちゃんと食べないとダメでしょう」と息子に意見するのだが旦那は「どうせ食べないんだから　初めからやる事はなかったんだ」なんて自分の母親に言っている。どう考えても旦那の言う事の方がおかしい。もちろん私と義母の意見が同じなので旦那に勝ち目があるわけがない。このように息子のしつける時にも邪魔な旦那を一括してくれる義母。頼もしい事この上ない。一緒に住むとなるときっと何かと問題があるのだろうがたびたび会う分にはとてもありがたいのでこれからも頻繁に彼女の家に出かける事だろう。

  January 15, 2006

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• まあ、こんな日もあるさ

  今日はいつものようにルンルン気分で義母の家に行ったのだがちょうど彼女の家に着いた時義妹が出て行く所に出くわした。どうやら仕事に行く為に自分の息子Jを義母に託したらしいのだがという事は今日はうちの娘の世話は一体誰が見てくれるの？と素朴な疑問が頭をよぎる。もちろん義母は一人しかいないので私がやるしかないのは目に見えている。なにしろ義妹の1歳4ヶ月の息子Jは良く動く。義母がランチの用意をしている最中は頼りない義父がなんとか相手をしていたがランチの間中は義母がお昼を食べさせたりどこか遠くに行かないように見張ったり変な物を触ったりしないように気を使ったりとうちの娘の世話なんて出来るはずもなく私は運悪く愚図りだした娘を抱えて大好きなクスクスを食べるはめになる。いつもなら娘の世話は義母に押し付けるのだがJがいるとなると話は別だ。せめてJの父親でもいればいいのに彼は上の息子のサッカーの試合を見に行ったらしく今日は旦那の一番下の弟となんと、よりを戻したらしい黒人の彼女が来ていた。息子の世話はその彼女が色々見てくれて助かったが旦那は両親の家では娘の事など気にしもしないのでやっぱり私がずっと抱いてるしかなかった。一番下の義弟がやって来たのはどうやら義母がクスクスを作ったかららしい。彼女のクスクスはとても美味しいので私も大好きなのだが義弟はなんとタッパまで用意して来ていたので家に帰って夕食にも食べるつもりらしかった。みんなが食べ終わった頃旦那のすぐ下の弟もやって来てやっぱり義母のクスクスを山盛り食べだした。今日はヤギのチーズのパイとデザートにアプリコットのタルトもあって私も娘をあやしながらもおかわりまでしてお腹いっぱい食べたので夜になっても全然お腹が空かなくていいがとても楽しみにしている義母の家に行く日に娘の相手をするはめになってなんだかとても損をした気分になるのは私が嫁としてこれまで恵まれすぎていたのだなとあらためて思い知らされた。まあ、こんな日もあるさとは思うのだが出来れば今度彼女の家に行く日にはJにはご遠慮していただきたいと切に願う心の狭い私だ。

  November 6, 2005

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• 便利な義母

  昨日義母から電話で今日の午後来るという事だったのでどうせ又3時半くらいに来るだろうと息子を幼稚園に連れて行って帰って来てからマドレーヌを頬張っているとなんと2時前に義母が来てしまった。早過ぎますよお義母さんと突っ込みたかったが普段とてもお世話になっているため失礼な事も言えない。彼女の説明に寄るとこの間うちに来た時にどこを探しても駐車場所が見つからずちょっとだからいいかと思って配達車用スペースに車を止めていたらレッカー車で車を持って行かれてしまい取り戻すのに97ユーロもかかったらしく今日はバスで来たかったのだがちょうど義弟がお昼に寄ったので連れて来てもらったという事だった。それにしても2時前はつらい。私は義母は大好きだがなにしろ共通の話題が無い。娘は眠くて愚図っていたのだが義母の執拗ないないいないばあにやっと気を許して笑った物だから機嫌を良くした義母が娘を見ててくれるという。という訳でこれ幸いと一人でスーパーに行く事にする。うちの近くのスーパーはとても安いがいつも人でいっぱいなので時間の無いときはイライラしっぱなしなのだが今日は思う存分待てるのでたとえ前に20人並んでいようと苦にならない。帰って来てからも奇妙な歌を歌って娘をあやしてくれているのでいつもやろうと思って出来なかった冷蔵庫の掃除をする事にした。バカンス中に旦那が冷蔵庫を掃除したと偉そうに言っていたがそれは外側だけの話で中は全然手がつけられていない事にこの間気付きいつかはやらなきゃダメだよなあと思っていたのでとても助かる。おかげで忘れられていたイチゴジャムや不味くていつか捨ててやろうと思っていたドレッシングや奥にくっついて凍っていたバゲットの残りを始末できたので義母には感謝してもしきれないほどだ。息子を幼稚園に迎えに行くのにもつき合ってくれご機嫌なまま帰って行った義母だが本当にこんな便利な義母はいないとこっちまでご機嫌にさせてくれるので又すぐにでも来ていただきたいものだ。

  September 26, 2005

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• 義母の家のキウイの木

  昨日、久しぶりに義母の家にランチに呼ばれる。昼過ぎに着いてみると子供達のいとこである少年二人と旦那の一番下の弟がいた。こうして出て来た所を見ると黒人の彼女との片がついたのかとも思ったが誰もその話題には触れないので私もあえて訊かずにおいた。リビングに行くと義弟はテレビでテニスを見ていた。見ると今日もモレスモが試合をしている。義母の作ったタマネギとアンチョビのパイを食べながら私もテレビに釘付けになるがお昼の用意ができたとの義母の声で泣く泣くテーブルにつく事にする。義母は料理上手で来る度違う物を出してくれるがその日のメインは私が2年前に食べて以来又食べたいと思っていたパスタ料理だった。トマトとなすとパルメザンチーズとパン粉をコトコトと煮込んだとても美味しいソースのパスタで今年になってやっと義母からレシピを教えてもらったのだが一度作ってみて大失敗した。義母は私にレシピを教えた事を覚えていて作ってみた？と訊いて来るので嘘もつけず作ったけどあんまり上手くいかなかったと苦笑いしていたらあんまりどころか全然だめだったんだよなと旦那がよけいなことを言ってくる。うるさい、黙ってろ、と言ってやりたかったがかぶっている猫を脱ぐわけにはいかずハハハと笑ってごまかしておいた。パスタがおいしくて食べ過ぎたため次のローストビーフがちょっとしか入らずとても損をした気持ちになったがデザートのアイスクリームはお変わりをしたのでまあ、満足だった。娘は食べてる間中ベビーラックでいい子にしていたが食べ終わる頃には渡されたおもちゃにも飽きて愚図りだしたのでこれ幸いに娘を抱いてあやす振りをしながらテレビの前にたどり着いてテニスを見る事に成功した。残念ながらモレスモは負けてしまったがちょうどその頃義母が片付けを終えてやってきたので娘の世話を押し付けて一人で庭をぶらぶらと歩き回る。義母の家は決して大きくないし庭もそんなに広くはないが家の横に畑を作りトマトやナス、ピーマン、キュウリ、ズッキーニ等色んな季節の野菜があり今日も帰る時にもらえると思うと嬉しい。でも私にはそれよりも楽しみな物がある。彼女の家にはキウイの木があって数えきれないほどの実がなっている。日本にいた頃はキウイはそれほど好きじゃなかったが彼女の家のキウイはなぜかとても美味しい。食べごろはまだ2ヶ月くらい先のようだがいつもいっぱいくれるので今からとても楽しみにしている。息子もいとこと水鉄砲ではしゃぎ回りとても嬉しそうだった。帰りには雨に降られてしまったが義母の家に行った日はとてもいい日曜日を過ごせたと思えるので近いうちにいや、出来れば早めに又行きたい。

  September 19, 2005

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• おいしい義母

  今日は朝から大雨と雷で、行く予定だった義両親の家に出かけるのはおっくうだったので、「やめよう」と旦那に言ってみる。前日、義母の誕生日が数日前に過ぎた事を思いだして、旦那にそう言ったら、「あんなに忘れるなって言ったのに！」と私に理不尽な怒り方をした旦那は、「でかい花束を買って行かなくちゃ」と聞く耳を持たなかった。義母には日頃ずいぶんお世話になってるし、これからもお世話になる予定なので、がっかりさせるのは都合が悪い。幸い家をでる頃には雨は上がっていたので、花屋によって一番見栄えのする花束を買い、彼女の家に向かった。私の義母はとてもいい人だ。他の言い方を考えたが、そうとしか言えない。おまけに料理好きのきれい好きで、気が利いて、寛大で、旦那とは似ても似つかない。似ているのは顔くらいだ。今日も昼過ぎに着いた私たちを待っていたのは、食べきれないほどの手作り料理だった。3週に1回は彼らの家に行くが、行った日は夕食を食べられないくらいお腹がいっぱいになる。普段ぐずる娘を抱きっぱなしの私は、娘の世話を義母に押し付けて久しぶりにのんびりできた。旦那も自分の両親の家なので何の遠慮もないし、息子は自分用においてあるおもちゃで遊べてご機嫌で、いい事尽くめである。義父は義母に比べて影が薄いが、定年退職をして気ままな毎日を送っているようで、別に害のないおじさんだ。初の女の孫なので、娘にメロメロのようである。私が授乳やおむつ替えをしてる間に、義母はちゃっちゃと後片付けをして、手が空いたら息子や娘と遊んでくれて、帰る時にはいつものように余った料理や庭で取れた野菜、息子と娘には洋服のお土産までくれた。私の事は息子の嫁というよりも孫の母親として大事にしてくれる。自慢じゃないが義母の家で何か手伝った事は一度も無い。何かやった方がいいと思った時には全てが万全で、あれが欲しいと思った時にはもうそれが目の前にある、といった案配だ。家に帰って来て旦那に、あんないい義母はいないよね、と言ったら、「嫁として見習え」と言ったので怒ったら、「嫁として運がいいって言ったんだ」と、とぼけられた。出来る事なら義母には旦那より長生きして欲しいものだ。

  August 21, 2005

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• やさしい義母。

  私の旦那はイタリア系フランス人。フランス人にありがちの、自己主張の強い性格。でも、まあ、慣れればなんてことないかも。奴と結婚してわかったこと。義母が当たり！！やさしい、気が利く、何でもくれる。今も、彼女は孫の顔を見に来て、6ヶ月の娘にワンピースのお土産。ありがとう、義母！庭で取れた野菜と、大量のクロワッサンもありがたい。車で30分かけて来たのに、20分くらいで帰って行く。それもありがたい。長くいられると、こっちも気を使うし。本当にできてる人。フランスで暮らしてて、マジギレすること多い毎日で、彼女は私の、たった一人の強い味方。旦那は、、、敵に近いかも。腹立つことの多い毎日なので、今日からここで愚痴らせてもらいます。

  August 11, 2005

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