2005年までのジーコの成果を簡素に
以下の問題点が2005年には既にジーコジャパンにおいて解決されたと思われる。------------------------------------------------- 日本選手の評価 談話 アスカルゴルタ(元横浜Fマリノス監督)・ 誰かの言うことを聞く「従う準備」は非常に良く出来ており、しかし、それによって自分自身で決定を下すことが苦手でもある。・ 方眼紙に言われた通りに書くのは得意だが、白紙に自由に書いても良いと言われると何を書いて良いのか分からないと困惑してしまう。・ パワーの面でも悪くはないが、もっと優れているのはやはりその瞬間的な速さだ。そして体力向上のためには如何なる犠牲もいとわず、苦痛に耐える能力は恐ろしいほど強い。そのためか選手1人1人の即興性というか臨機応変さに欠ける気がする。・ 何をするのかは知っているがそれをいつするのかを知らない。・ 華麗なプレーが大好きで、そのせいか時々魅せるためだけのプレーすることがあり、本来何のために相手を欺くのかという本質を見失っていることがある。・ ドリブルの能力は高いが、ロングパスとシュートの精度が極端に低い。それからヘディングの技術もこれから向上していかないといけないだろう。・ 自分で決断を下すことが嫌いで、誰かに指示されることを好む傾向にある。試合もポジションから全部指示しなければいけない。・ なんでも監督に服従する選手が多く、それも、また異常なほどである。記者会見でこう言ったことを覚えている「私は日本人に命令に背くことを教えたい」とね。・ 私が思うに日本人が自分で決断する力を身に付ければ、すぐに世界の強国の仲間入りすることは間違いないし、あの勤勉さを持ってすれば、それがそう遠い未来でないことは確信している。 (元ブログ 翻訳)-----------------------------------------自分で考えてプレーできる選手でなければ海外で活躍できないだろう。その環境の変化・食物・生活の変化にも対応できないだろうから。 そしてJ1リーグにおいても、チームの中心・クラブの顔のような一流選手(1チーム2,3人程度は最低でも存在する)は2005年時点で自分で考え、自分でタイミングを計らってプレーを選択できるようになってきた。 天皇杯をみていてもその個人レベルのプレー選択の独自性がみられる。 セレッソVSガンバの森島のシュート選択は試合を決定したし、エスパルスの兵藤もルーキー離れ(日本人離れ)した冷静で精確な攻撃を見せた。代表に至っては、ジーコ監督の何も指示しない?と言われ批判された環境に自ら考え決定したプレーに自信を持って試合を戦っている。 アスカルゴルタ監督の予言によれば、日本は世界の強豪となるらしい。それは2006年か?グループリーグ突破の可能性は25%と大方のサッカー評論家の意見ではあるが。グループリーグは何処の強豪国だって苦労するのだから。自信を持ってがんばれ日本としか言いようがない。 それにしてもガンバの宮本は監督のいうことを聞かない場面が。特にラインの上げ下げでは宮本独自の信念を持っているようだ。これが宮本監督といわれるゆえんか・・・。ジーコ監督も西野監督もそれを信頼しているところがレベルアップの証拠かもしれない。