空から降ってくるものは…-「明日の国」その5-
曲の続きは、こんな感じです。(歌詞は、一つ前の日記をチラチラと見てみてね。)この曲がほぼ形になっていた先月の末に、実はとても大事な出来事がありました。小さいときからずっと身近な場所にいたわたしの叔母(わたしの母の妹)が、天国に旅立っていきました。叔母は、叔母であると同時に、幼稚園から中学ぐらいまで、わたしにピアノを教えてくれた先生でもありました。たぶん、わたしにとっての音楽とのファーストコンタクトは叔母が教えてくれたピアノだったと思います。週に一度のレッスンがちょっと憂鬱になるぐらい、厳しい先生だったし、結局途中でやめてしまったけれど、あの頃ちゃんと「基礎」になることを叩き込んでくれて、自分で音を奏でることの楽しさを教えてくれていたからこそ、今頃になって「音を作ってみよう」なんてことになっても、抵抗なく鍵盤の前に座ることが出来たのだと思います。もう10年以上前から入院したり退院したり…去年ぐらいからは、ずっと病院のベッドの上でしたが、もうそこにもホントにいなくなってしまったんだなぁと思うと、まだ少し信じられません。ただ、4月の始め頃にお見舞いに行った時、“ミニミニ君”に録ってあった何曲かを叔母の耳元で初めて聴いてもらったことがあって、「おばちゃんが教えてくれたピアノ、今こんなことに一役買ってるんだよ!ありがとうね。」って言うことができたのはせめてもの救いでした。一番最後の日、もうあと数時間でお別れかも知れない…って、病院と待機場所のホテルを夜中に行ったり来たりしていた時も「明日の国」のピアノは“ミニミニ君”に録音されてわたしのバッグの中にありました。直接聴いてもらうことはなかった曲だけど、あの日の夜空もほんのすこし、飲み込んで存在しているかもしれません。さてさて、だからといってこれは、もともと悲しい曲ではなかったし、今も同じです。一見、「誰もいない明日の国」は、実は「見えない何か」や「気付かない誰か」にちゃーんと見守られているようです。最初に「苦いセリフ」を言っていた「あなた」も、ホントはため息をつきながら、待ちくたびれながら、ちゃんと後ろから見ててくれるみたいです。歌の中の「わたし」に、そんなことに気付いてほしくて書いた詞でした。以上。もう寝ます。(たぶん、今日も蚊に刺されながら><;)一気にアップしてしまいましたが、好きな時に勝手に聴いてくださいね。竹善さんファンのみなさまは、あくまで「INDIGO」優先で☆(←「言われなくてもそうしてるわ~ッ」って、突っ込むトコ!!)とは言え、ここまで長々読んでくれてありがとね~。おやすみりん☆(みりんって…★><)