プロの着付け
先日、少しフォーマルな場所で着物を着る機会があったので、義母のすすめで着付けとヘアメイクを某所にお願いすることになりました。久しぶりに着付けをお願いして、プロの着付けなのであたりまえなのですが、自分の着付け方との違いがわかり、長襦袢の着方から衿抜き加減、帯の締め方までいろいろ教えていただき、とても勉強になりました。一番驚いたのは長襦袢。自分で着るつもりでいたので、長襦袢の半衿もつけていたのですが、きれいに細かく縫い直してありました。そして、半衿の芯は自分の持っていった衿芯ではなく、和紙を重ねて入れてあったのです。こういう細かいところがきれいに着るコツなんだろうなと思います。帯幅もいつも締めている幅より3cmくらい幅広で、持参した帯板ではなく厚紙を使用。帯前だけではく、かなり後ろまできっちり入れていました。訪問着の時はこれくらいの幅広の方が栄えるとのこと。着心地も良くまったく着崩れしないので、なおす必要もなく帰宅後も着崩れていませんでした。いくら着慣れているからといってもとてもまねできるものではなく、やっぱり違うなあと感じさせられました。少しお金はかかりますが、一日着崩れのことを気にせず、快適に過ごせることを考えると大事な日には、着付けをお願いしようと思いました。ヘアメイクもある程度自分で出来るのですが、やっぱりプロのメイクは違いますね。たまにお願いするとその違いがはっきりわかって勉強になります。 きものまわりの小物