ミシン購入か?(続編)
昨日ミシン屋に行って、欲しいと思っていたミシン(8,800円)を見せて貰った。店員のおばちゃんに色々質問するが、どうも回答が的を得ない。「これって、厚地縫いモードがあるってチラシにありますよね?」と聞いても、にっこりして首を傾げるだけ。・・・何とか言えよ。どうにも釈然としなかったが、「この店員が頼りないだけか」と思い直し、そのミシンを翌日持って来てもらうことにする。本日、昼過ぎミシンセールスのおっちゃん登場。どんなものが縫いたいのか?と聞くので、準備してあったスリング2つを出し、これを、と切り出す。ひとつはakoakoさんで購入したデニム地のリングなしスリング。娘が4ヶ月の頃に購入したのだが、その後、私の体重が落ちたためサイズが合わなくなっていたのだ。もうひとつは自作のリングありスリング。今年の夏前に夏用の薄手のものが欲しくなり自作したのだが、間違えてDカンのリングを使ってしまったため、縫い直すのが面倒でお蔵入りになっていた。これに丸カンのリングをつけ直したい。「縫えません」・・・へ?いやそれは、デニムは無理かもな~、とは私も思ってましたけど、こっちの薄手のは・・・・?「縫えませんね」・・・ああ、畳んで何枚も重ねてる厚いところは・・・。(3枚重ねてあるところを指して)「ここでも無理です」曰く、この布は、薄手でも目が詰まっているのでこのミシンでは縫えない。このミシンではモーターが弱いため、光にかざして光が透けるぐらいに荒い布でないと、針が通らない。・・・なんだよ、それ。こんなに薄い布も駄目なんじゃ、意味ないって。実際、ミシンを出して試して見せてくれたが、本当に駄目だった。「こういう布を縫いたいんだったら、1万前後じゃ無理。3,000円のミシンでないと・・・」「は?」1万で無理なのに3,000円って、どういうことだ?と突っ込みたくても、凄い勢いで喋り始めたセールスのおっちゃんは、こっちに口を挟ませる気はないようだ。しばらく聞いていると、どうも「月3,000円のローンで買えるミシン」を売り込みたいようだ。「今日はたまたま、そのミシンにキャンセルが出たから、車に1台積んであります。今から持ってきましょう」「その前に、月3,000円のミシンの値段、教えて下さい」「いやだから、月に3,000円で・・・」「何年払うんです?値段知らなくちゃ、怖くて実物見れませんよ」「・・・21万円です」おいこら。桁が違うやんけ。しかも2つも。ええ、その月3,000円のミシンは見ないまま、帰っていただきました。実は、前もってミシンの迷信というHPを教えて頂いて(Rillewさん、有難うございます~)、こういう商法のミシン訪問販売(1万円前後のミシンでチラシを出しておいて、実際には20万円以上するミシンを売りつける)がある、とは知っていたのだ。だから、唐突に8,800円のミシンを貶し始めたときに、「これは!?」と思って、その後の21万のミシンの話が出たときも、「来た来た来たっ」とちょっと面白がってもいられた。どっちにしても予算は2万円だったので、21万円は論外だったのだが。それでも、心の準備が出来ていた、というのはかなり大きかった。本当にRillewさんに感謝感謝!!この日記でミシンのこと書いておいて良かった~!!それでも、やっぱりミシンが欲しい私。ミシンの迷信によれば、20万は高すぎるが、それなりのミシンを買おうとすればやっぱり15万円前後はする。また、こういった訪問販売でも、ミシンそのものは詐欺ではない、とのこと。おっちゃんが、帰り際に言った、「中古なら、3~5万円で(21万のミシンと同じランクのものが)ある」と云うのが、ちょっと気になっていたりして・・・。これも騙しだったらどうしよう・・・?それにしても、ミシンをお持ちの皆さんは、皆そんなに高いミシンを購入していらっしゃるのか?凄いなぁ・・・。