国家の財布と家計の財布は根本的にたがうのは確かだ
財源の裏付けというけれど、これ、家計ならわかる。月の収入がいくらで、ボーナスがいくら入るから、だったら、これを買おう、これをしよう、旅行にいこうとか.......でも、国家の場合は、入ってくるのは税金で、その金額は決まっているわけではない。景気がよくなれば各企業の利益も出て、税収もふえる。逆はまた、税収の減となる。つまり、財源の先細り。結局は、いかに世の中の金回りをよくするかが、ポイント。もちろん、赤字国債乱発は論外だが、金回りのために財政を支出するのは、いいような気がする。その意味で、生活して行く上での不安を除去することが、貯蓄率の高い日本人の金回りをよくすることにつながるんじゃないかな。道路やハコモノは、もうたくさんだよ。