読書録5-7 沈まぬ太陽 山崎豊子 2-5
沈まぬ太陽(2(アフリカ篇・下))沈まぬ太陽(3(御巣鷹山篇))沈まぬ太陽(4(会長室篇・上))【古本】沈まぬ太陽 5 会長室篇 下/山崎豊子いいGWだった。一気に5冊を読み切った。ストーリーは深くは追わないが、結局、正義感ある、清濁あわせ飲めない人間は、いくら才能あったとしても、大組織では生きて行けないのかな、というのが正直な読後感。その意味では、官僚、政治家、業界のトライアングルも、この小説では航空業界、運輸省、政治家だったけど、こわさないと、こういう真面目な人が浮かばれない。如才ない人間ばかりが跋扈する社会。これをなんとかするのは、このトライアングルの一つ、政治から変えていかないといけないとも思ったね。