テレビ政治ショー(2)
とにかくいま自民党が浮上するのは、敵失しかないから、とにかく鳩山問題をたたくんだけど、二者択一、○か×かの選択眼しかない視聴者には受けが悪い。小沢一郎のときのように、(正しくはないんだけど)お金もらって工事をまわしてたんだな、悪いヤツ、古い自民そのものじゃんというきわめて単純な理屈があったけど、鳩山の場合、死んだ人が献金というのは「?」だが、それがなぜ誰の脱税になるのかひとひねりしないとわからない。単純じゃない。だから支持率にはあまり影響しない。まだ、二階さんとか、与謝野さんのほうが古式ゆかしい自民党政治そのものでわかりやすい。でも、それは政治ショーではつっこまない。いま、政治ショーのターゲットは民主党だから。「死んだ人の献金なんてどうやってしらべるの、カネも人手もかかる....」と亀井が言おうが無視してすすめる。あげくの果ては「私も政治献金をしている」どこの政党に献金しているのかしらないが、いやしくもジャーナリストを名乗るなら、献金なんてすべきじゃないのでは?自民党なら自民党への献金としよう。自分のお金を献金してるんなら軸足はそっちへ移動する。こういうことってアリか?そりゃあ、自民党の応援団やるもいいが、そこまでコミットすることないんじゃないか?田原総一朗さん