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カテゴリ:保護者問題(親問題)
ケース【6】 「家に帰ったら部屋に入って、ずっとパソコンで誰かと通信しているんです」 懇談会や家庭訪問で、毎年何人かの保護者がこういって嘆きます。 「簡単です。通信料払わないとか、解約するとか。」 前回同様、実にイージーな問題だと思います。と、言いたいところですが(笑)、そこは我慢、前回エントリーと同じような話をします。 対処 前回エントリーしたゲームと同じような話ではあるものの、前回に比べると、難易度は高いかもしれません。ゲームも遊び相手との兼ね合いが難しいものではありますが、メールやパソコンでの通信は、もろに相手が存在するだけに、踏ん切りがつきにくいでしょうし、付き合い上、一方的にやめにはしにくい場合が多いと思います。 「メールぐらいしないと、友達ができないよ」 という子供の理屈もわからないでもないです。 しかし、自由を与えすぎることには問題があると思います。少なくとも、若いうちの大切な時間をどこまでも自由に使えると子供が考えているようであれば、それは改めさせるようにしないといけません。 もっとやることが、やるべきことがあるでしょう!子供に、やるべきことを、しっかりと考えさしてください。 特にパソコンを自由にさせてしまうのは、 まずいでしょう。 パソコンを子供部屋に置くのではなく、大人が通る場所に置くべきだと思います。 その前に、子供部屋を大人が通る部屋にするべきだと思います。例えば、ベランダに出る部屋にしておけば、洗濯物を出し入れするときに必ず大人が通りますよね。 その前に、子供部屋と呼ぶのはやめて、子供の権利意識が膨張しにくいように心がけることも必要だと思います。子供部屋を与えているのではなくて、たまたまその部屋に勉強机があるだけで、家の所有者はあくまで親なのだということを認識させる必要があると思います。私は、わざと「子供机のある部屋」とよんでいます。「子供部屋」と言ってしまったときにはわざわざ「子供机のある部屋」と言いなおさせます(又は、言い直します)。 子供に既得権を与えすぎないように注意深く、育ててください。 そもそも、中学校の間は携帯もパソコンも与える(又は自由に使わせる)必要など無いのではないかというのが、私の考えです。ビルゲイツも娘にはパソコンは30分しか使わせないそうですし。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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