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カテゴリ:保護者問題(親問題)
教育問題を書いていると、 「はて、ブログでこんなことを書くことが何かを変えるかな?」 という単純な疑問が何遍も頭をよぎります。 例えば、 「この文章が影響して、例え1人の保護者でも、子供に携帯を持たすことをやめたり、持たしたとしても携帯に関するルールを考え直したりすることが実際にあるのだろうか。・・・ないだろうな」 と、無力感に包まれてしまうことがあります。公私にわたって忙しかったこともあり、夏休みと言うのに更新もままならず、どーでもいいやって気分になりかけていました。 それでもまあ、こうして文章を書くことが、自分の考えを整理する機会になることは、確かです。多くの文筆家や心理学関係の方が 「こうして文章を書いたり、人とのつながりを見出そうと悪戦苦闘することは、結局は自分を救う作業でもある。」 と、言っています。 「情けは人のためならず」 を、このブログで何度も引用していますが(しつこいな>自分)、この諺は、 「誰か人に与えた『利益』が回り回って自分の「利益」となる」 というように、「実利」が「自分」に及ぶという表面的な理解のされ方もしていますが、それに加え、もう少し深い意味で、 「たくさんの人が情け深くなることによって、幸せな世の中にしていくことは、結局のところ自分たちのためである」 という捉え方もできると思います。
なんてことのない作業が回りまわり回り回って 今 僕の目の前の人の笑い顔を作っていく と、 Mr.Children も歌っています。まあ、ミスチルファンでもないのですが(苦笑)、その通りじゃないかと。 それと同時に、「自分とは何か」という、人間存在の捉え方も、大切なのだと思います。 「他人は、本当に他人なのか」 と、言うことです。それは、実に難しくて宗教的かつ科学的な話になってくるのですが、現代人には人間がつながっているということを、根本的に問い直す必要があるように思います。 30年を一世代のサイクルと考えても、2人ずつ子孫を残せば810年後に2の27乗となり、自分の子孫は1億人を突破します。2の累乗というのは、実に大きな数を産み出します。※ 自己・自子中心主義がこんなにはびこっていいのでしょうか??
※この計算は、子孫同士の結婚を全く計算に入れていないので、実際はこんな数にはならないのですが、それにしても、まあ、すごい数です。
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