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カテゴリ:保護者問題(親問題)
心身が妙に疲れてブログに手が回らない状態です。細々と書いてきた保護者シリーズ、ひとまず最終回です。こだわって長々書いてきたことをまとめると、
1.モンスターペアレンツも困るが、プチモンスターペアレンツが子供を劣化させている影響を見過ごしてはいけない。 2.保護者と子供が友達化している。保護者が子供の奴隷に近いような関係に陥っている場合もある。 3.保護者に子供を教育しているという「当事者意識」がない。 4.子供がかなり悪くなっているという、「病識」がないので、有効な手立てを打てない。 5.保護者に子育ての責任や面倒くささから逃げようという意識が働いている。 6.保護者が子供を教育する際に「覚悟」を持たなくなった。 バラバラとまとまりなく書いてきましたので、まとめもまとまりません(苦笑)。他にも色々書きたいことはありますので、ぼちぼち書いていきたいと思います。 結局のところは、保護者が子供をあくまで「個人の子」として「王子様」のように弱弱しく育ててしまい、いつの間にか奴隷に成り下がってしまっているのではないかと思います。 休み時間に使ったクラスのボールを、自分が教室まで持って返るのは「損」と感じるらしく(ドッジボールがどれだけ重いというのか!)、チャイムが鳴った後にボールの押し付け合いをしている風景を見る事が多くなりました。 社会構成員の大事な一員としてとらえて、たくましく育てるという発想を持てなくなった保護者たちの子供たちは、明らかに劣化しています。 「家庭」という孤立した密室の中で延々と続けられる小さな勘違いは、いつの間にやら大きく軌道から外れてしまっており、収集が付かない状態になってしまっています。 ほとんどの人がそれといって宗教を持たず(私も無宗教)、しがらみから逃れる方向へと社会が流され続け (学生運動がそうだとすれば40年間) てしまったままで、これからどうやっていくのか??「善か悪か」よりも「損か得か」に重きを置いた判断基準をしてしまう不気味な子供達は、残念ながら、ますます増えていくような気がします。お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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