|
カテゴリ:保護者問題(親問題)
自分の子どもたちが大きくなってきて、抱きしめるようなことは、できなくなってきました。2人とも息子だし、アメリカ人でもないのにそんな事をするのは、さすがにお互いキモチワルイです(笑)。 小学生低学年だった頃までは、よく、抱きしめてあげていました。私は男親で子どもも2人とも男ですが、4年生ぐらいまでは、膝の上にのっけて本を読んであげたりもしました。 小学校の高学年なら、肩や頭を抱きしめてあげたものです。わざわざやると言う感じではなく、すれ違いざまにハグ、という具合です。 両親共働きで忙しくて、孤児のような生活をさせていたので(苦笑)、いっしょにいる時間が極めて少ないのなら、せめて時々は、ちゃんと愛情表現をしようと・・・
・・・畠山鈴香被告のニュースを見ていて、ふと思いました。 長い人生、たくさんの人と出会いはするものの、人を抱きしめるなどという機会は、なかなか、それほどないんだろうな、と。
人生、けっこう孤独だな、と。 まあ、自分はそこそこ愛情には恵まれてきたと思うので、よしとするとして(笑)。気にかかるのは、今年のクラスの子どもたちの多くが、なんだか孤独の影をひきずっていたことです。彼らは物理的にも、気持ちの上でも、あまり抱きしめてもらえるようなことがなかったのではないかという気がします(今年の子に限ったことではありません)。代わりに担任である私が抱きしめてあげたいような気もしますが、高学年なのでたちまち問題になりますので、やめておきます(苦笑)。 ---------------------------- 「甘やかせ」という意味ではないです。「甘やかしはしませんが、ちゃんとあなたを大事に思っていますよ」という親の姿勢、メッセージが希薄なような気がします。というか、下手をすると、その逆のメッセージを送っているのではないかとさえ思います。 人と人とのつながりが薄れる中、せめて自分の子どもぐらい、10秒でもいいから、しっかりと抱きしめてあげればいいのに・・・
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[保護者問題(親問題)] カテゴリの最新記事
|
|