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May 19, 2009
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家族は大切であると思います。遺伝子的に自分に最も近い人たちを大事にすることは、自分を大事にすることと同様に、大切なことだと思います。自分や家族を大切にすることは、他人も大切にすることの第一歩だと思います。

家族を大切にする、それはそれでいいのですが、前回のエントリーで書いたように、メディアで家族愛や絆・つながりが強調される裏には、家族の崩壊や人のつながりの崩壊がそうとう進んでいることの証なんだろうなと思います。

孤立・孤独への不安を、家族賛歌や友達賛歌が映している部分もあるのだろうと。

我が身の孤立感・孤独感を埋める存在に過度の期待を寄せてしまっているようなところがあるのでは。期待を子供に求めたとき、何かしらひずみを生んでしまっているのではないかという気がしてなりません。特に親にとっては子供が自分の孤立感や孤独感を埋める対象になりやすいのではないでしょうか。

学校に対してひどく否定的な態度を示す母親が増えています。子供に対する些細なトラブルにも神経をとがらせ、自分の子供に少しでも不利な状況があると、居ても立ってもいられないという様子で、クレームをつけに来ます。

現行犯で掃除をさぼっていた子供を叱ると、
「どうしてうちの子供だけ叱るのですか」
と、電話がかかってきます。まるで子供と同じ反応です。
「いや、私が見たのはN君だけでしたので、まず、N君を叱りました。その後、まわりにいた児童にも、クラス全体にも同じような行動をしている子供がいるようだから、お互いに注意をしていくように、指導しました」
と、話をしますが、納得ができないようです。


昔はこういう親の態度は、単にわがままになっているのだろうと思っていました。でも、今はそれだけでもないのかもしれないと、思っています。

「叱られたこと=立ち直るいいきっかけ」と、とらえることができず、子供の痛みをわが痛みの如く感じてしまって、その苦しさに耐えきれなくなってしまう母親。もちろん、父親にもこの傾向はあります。

親の孤独化も進んでいるため、必要以上にわが子に対する絆を感じてしまい、いつの間にか子供に自分を投影して、自分と子供を同一視しているのではないかというような気がします。

そうなると、ついつい子供に負荷をかけることを避けるようになってしまいます。この辺りのことは「保護者問題」のカテゴリの中で、けっこう延々と書いていますので、興味があったらご覧ください。

現代子育て事情1「子供の荷物をしょってしまう」

孤独な殻に閉じこもって自分を防御することに重きを置いてしまうと、子供は自分だけのものではなく、社会的な財産であるのだという客観的な視点から物事を見ることができなくなってしまいます。

子供と自分を同一視してしまう親の数も度合いも、年々増えていく気がしています。

 






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Last updated  May 22, 2009 08:48:56 PM
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