ジャム作りのお話をもう少し。
長野の方から今年の
杏が届いたのは7月のはじめ。
ちょうど私が
ベルギー、パリへの旅 の準備で最もどたばたしていた頃です。
(いつもながら、締め切りギリギリにならないと動き出せず、出発一週間前くらいから情報収集のため、パソコンにはりついていました
)
3種類の
アンズ 左から
「
信山丸」 シロップ漬け・生食向け(ジャムでもOK)
「
在来」 酸味が強いので生食に向かずジャム用
「
昭和」 シロップ漬け・砂糖漬け(ジャム、生食でもOK)
去年の感じからすると6月中には
杏が届くかな、と楽観的に考えていましたが、なんといっても相手は「生き物」。
樹木の上で完熟したものを送っていただきますので、こちらの都合で「速く熟して!」と言ってもそうはいきません。
ああ!残念
半割りにした
シロップ漬けも作りたかったのですが、ジャムよりも神経を使うこの作業をする余裕は、この時の私には全くありませんでした~。
届いたのは旅行の5日前。
というわけで、この三種類の
アプリコットは、全てミックスして
ジャムに。
グラニュー糖をかけて、一晩おき、水分が出てから煮はじめます。
これは“コンフィチュールの妖精”
クリスティーヌ・フェルベールさん方式。
届いた日にここ↑までして、翌日、法要で丸一日外出をし、その晩に一気に作ります。
火にかけて煮詰めていきます。
酸味があり、煮詰め具合もほどよい
ジャムのできあがり。
美味しい~!と評判が良いと嬉しくなります♪
今田美奈子お菓子教室分室コース
シャルロット・ロワイヤル
周りに細巻きのロールをはりつけていますが、ロールに塗っているのが、この手作り
アプリコットジャム。
市販のジャムを使った時よりはるかに“濃い”味わいです。
生徒さんには、このジャムを一瓶ずつ差し上げます。
アプリコットジャムは、数あるジャムの中でも、最もお菓子作りに利用しやすいですね。
先日作った
プルーンのタルトの底にもこのジャムを塗っています。
この、丁寧に育てられた「杏」は、樹上完熟というブログでその実り方が随時紹介され、わけていただける時には不定期に募集があります。
ご興味のある方は、こちらのブログをこまめにチェックして下さいね。
「プルーン」も、同じサイトの方から送っていただいています。
たとえば
あんずの収穫情報の写真
木の上で熟している
「プルーン」の写真
など、とても愛され、大事に育てられ収穫されている様子をリアルタイムで見ることができます☆
木の上で完熟した果物は貴重!と思われた方は
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