ミスビードル号の復元機がやってきた!
今日のニュースで嬉しいニュースが今年9月の三沢基地航空祭での再現飛行計画が延期されたミス・ビードル号の復元機が12月5日から、県立三沢航空科学館で一般公開される。機体は既に、保管場所の米国東ウェナッチ市から海上輸送で横浜港(神奈川県)に到着。計画を立案していたミス・ビードル・フライト実行委員会は「来年には再現飛行を実施したい」と話している。 9月時点で実行委は米空軍機による空輸を想定していたが、軍規定に抵触するため断念。その後、現地で復元機を保管する市民団体「スピリット・オブ・ウェナッチ」(SOW)が民間海運業者を手配、今月10日に米シアトルを出発して、23日に横浜港に到着した。 機体は現在、同港で通関手続き中だが、来月1日には陸路で三沢航空科学館に到着予定という。SOW関係者4人も三沢入りし、組み立て作業を行う。 機体の借用期限は2011年10月までだが、実行委事務局長の中村健一・市政策推進監は「(11年の航空祭での再現飛行など)市民が盛り上がる方法を考えたい」と話した。 ミス・ビードル号は1931年10月、同市の淋代海岸を離陸して世界初の太平洋無着陸横断飛行に成功。11年は偉業達成80周年に当たる。【写真説明】米国東ウェナッチ市に保管されているミス・ビードル号の復元機三沢航空科学館に三沢市が復元した展示機も有るのです 三沢・淋代海岸から離陸し、太平洋無着陸横断飛行に成功したミス・ビードル号の復元機です。 ミス・ビードル号は、アメリカ・べランカ社製の単発5人乗りの旅客機の後部座席と機体底部を燃料タンクに改造して長距離飛行に備え、太平洋無着陸横断飛行に挑戦しました。 約3,600L=ドラム缶18本分の燃料を積んだ機体は、約1,800m滑走して地上を離れました。また離陸後、飛行中の空気抵抗を減らして燃料の節約をはかるために、車輪を切りはなせる構造になっていました。約41時間後、ワシントン州ウェナッチバレーに胴体着陸して、太平洋無着陸横断飛行を成し遂げました。 BELLANCA CH300緒元全幅:551インチ/14.122メートル全長:331インチ/8,420メートル高さ:133インチ/3,376メートル翼面積:25.4平方メートルエンジン:P&W Wasp 450HPプロペラ:調節ピッチ機体の周辺には、復元過程を記録した「甦るミス・ビードル号」やウェナッチでの胴体着陸を収めた「栄光へのラストチャンス(ダイジェスト版)」を上映しています。さらに、「飛行世界記録あれこれ」で世界の様々な飛行の記録についても紹介しています。マルチメディアAVホールでは、ミス・ビードル号の離陸から着陸までをモデルアニメーションで描いた「ミス・ビードル号の大冒険」と「栄光へのラストチャンス(通常版)」を上映しています。なかなかチャーミングな機体館内は多少暗くて撮影には工夫が必要です。ブログ村が内閣みたいに黄色信号ポチっと支持率上昇にご協力を!にほんブログ村来年の秋空にミスビードル飛んでほしい!絶対に見に行くぞー!!