カテゴリ:たべる
最近しばらく元気がありませんでした。
心が沈みがちで重い、なんだかダルくて頭が痛い、いつものように元気が出ない、特に何もしていないのに疲れる、何してても楽しくない、何食べてもおいしくない・・・ こどもと過ごすのもいっぱいいっぱい。 やる気が起きないのでブログも控えめだし、うちはTVも見ないから電子機器による影響でもなさそう。 夜は早く寝ているし、こどもと一緒に(私は普段しない)昼寝までして、疲れもないはずなのに? 原因が分かればいいんだけれど、分からない。 分かればもう少しラクになるのに。。 ずーっとこんな感じが続いていて、特に食べることに関しては、食べても食べても食べたりなくて、吐き気がするくらいの暴食を繰り返してしまいました。。 だんなに話すと、だんなもそうだったようで、お弁当食べても目眩がするとか疲れやすいとか夜中こっそりコンビに何か買いに行こうかと思ったこともあると言っていました。 * * * * * * * * * * でもやっと気づいたのです。 昨日、夜中にふと目が覚めて原因が分かりました。 「白米」だったのです。 うちでは普段、玄米を食べています。 玄米食を始めて約1年。 慣れるまでは白米と玄米を交互に食べたりしていましたが、このところは玄米のみでした。 ところが、この10日間ほどは白米を主食にしていました。 友人からたくさんもらったので、ありがたくいただいていたのですが。 「なるほど~・・・」 深い納得がありました。 私たちは健康のため、そしてよりおいしい母乳のために玄米食を始めましたが、どれほど効果があるのかはいまいちよく分かっていませんでした。 玄米食と言っても、うちでは肉・魚や卵など動物性のものも少量は食べますし(だんだん摂取量は減ってきていますが)、控えているのは牛乳と乳製品くらい(これも完全ではなくたまには食べます)です。 基本的には砂糖控えめの薄味の和食ですが。 特に深く勉強したわけでもない、かなり適当なマクロビオティックです。 それでも体と心はマクロビオティックになじんでいたのですね。 「食」は侮れませんね。。 身体を健康にするだけでなく、同時に人の性格や考え方も健康にしてくれるというのがマクロビオティックなのです。 * * * * * * * * * * 病気とは、自らの内に蓄積された「過剰なるもの」が外に排出されないために、あるいは何とか排出しようとする過程であらわれる現象です。人は身体一如(心と身体は切り離せないもの)なので、この現象は肉体にも精神にも影響します。この「過剰なるもの」とは、量的過剰(食べ過ぎ)と質的過剰(偏食。ことに肉食、動物性食品、甘いものの恒常的摂取、あるいは有害物の摂取)によって蓄積されます。 ~中略~ つまり、人体に備わった自然な排出作用の限界を超えて「過剰なるもの」が蓄積されると、心と体が同時に病気へと進んでいくわけです。 マクロビオティックでは心身両面にわたる健康が損なわれていく状態を、広く「病気」だと考えています。 したがって、病気はまず「疲労」から始まります。 単に体が疲れるということだけでなく、心の不安定もまた病気の表れなのです。 心身ともに健康な人は、よく働き、自然な疲れを感じてぐっすりと眠り、翌朝は完全に疲労回復して、新たなそしてさわやかな気分で、困難な問題にも全力で挑戦しようという気持ちになるものです。 これとは逆に、快い眠りにつけず、いつまでも身体のだるさ、心の重さが残ったまま、一向に仕事への意欲が湧かない人は、慢性疲労に陥っていると言えるでしょう。この症状の原因は、運動不足であるとともに、暴飲暴食にあります。 (久司道夫著『マクロビオティックをやさしくはじめる』を参考にしました。) * * * * * * * * * * この数日間、我が家では白米を食べていました。 玄米食に切り替えてから、白米を食べるとことはあっても「毎日毎食食べ続ける」ことはありませんでした。 白米は玄米に比べ、たんぱく質・脂肪・ミネラルが少ないので、どうしてもそれを補おうと自然に余計なものが食べたくなります。 さらに白米は玄米より噛む回数も減り食事時間が短くなる→満腹感を感じない→さらに食べる・・・ということを繰り返していました。 しかも今回はストレスが溜まりすぎて、食事ではなく間食で足りない分を補おうとしていました。 玄米食、奥深いです。 昨夜このことに気づいたので、今日はいつも通り元気に過ごすことができました。 まだ白米は残っているのでもちろん食べるつもりですが、「気づく」ことって本当に大切なんですね。 それだけで気分がこんなに違うなんて。 原因が白米にあるなんて考えもつきませんでした。 パソコンやりすぎかな~とか、子育てのことや友達のこといろいろ考えすぎかな~とか思っていたのですが。。 まあ、それも原因のひとつだとは思います。 ブログって書くのも読むのも結構疲れます。 自分と相手の深~い考えに触れることになるので、それを深~く理解することはとっても労力を使うのです。。 * * * * * * * * * * 参考にした本のカバーにこんな言葉が書いてあります。 「何をどのように食べるかは、その人の人生に大きな影響を与える」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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