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カテゴリ:海外ネタ
新型インフルエンザの水際撃退検査については、検疫を受けた渡航者などの「騒いでいるのは日本だけ」「ここまでする必要がない」といった意見を引用しながら、コメンテーターが「過剰反応は慎みましょう」「冷静な対応を」という意見を述べています。
しかしどうも何が「過剰反応」で、どうすれば「冷静な対応」なのか明確でないように思います。 「診療拒否」に関する報道も情報不足。実際に発熱外来などの新型インフルエンザ対応が出来る大病院、総合病院なのか、個人診療の町医者・クリニックでの対応なのかで「診療拒否」と判断するか、二次感染を防ぐ「適切な対応」と取るのか異なるはずです。 また「マンパワーを使ってもっと検査の時間を短くすべきだ」というのも? そもそも誰にでも出来るはずのない防疫を最小限の人員で、自衛隊の応援を得つつもシフトもろくに組めずにスタッフはくたくたになっているのですから、早く家路につきたいとはいえ、多少の我慢は家族や同僚、近隣の人々を危険にさらさないためにも必要と考えるのが国民の責務でしょう。 政府は昨年度末に新型インフルエンザに対する行動計画とガイドラインを策定済みで、それに基づく対応をしていますが、今までのところ麻生内閣はまずまずの対応を取っているといえるのではないでしょうか。 欠けるとすれば、国民に対する啓発・周知徹底が必要ということになりますが、この点はNHKを始めとする公共放送の役割が重大です。 (以下転載) わざと感染して免疫?「インフル感染パーティー」米で話題…保健局は危険警告 5月12日8時3分配信 スポーツ報知 新型インフルエンザの感染が拡大している米国で、わざと感染して免疫をつけようという「感染パーティー」が話題になり、米保健当局が10日までに「個人と子どもを危険にさらす」と警告する事態になった。 専門家によると、こうした方法は感染第2波に対する免疫がつく確証がない上、個人の健康状態によっては重症化したり、家族や同僚に感染を広げたりする恐れがあるという。 ニューヨーク・タイムズ紙などによると、この種のパーティーは近所で水ぼうそうなどに感染した子どもが出た際、ワクチン接種を嫌う親が子どもに免疫をつけさせるためにわざと感染させる集会で「チキンポックス(水ぼうそう)パーティー」などと呼ばれる。 米国では、新型インフルエンザの感染確認が10日までに2500人を超えたが、大部分は軽症で回復しているとされている。1918年に出現したスペイン風邪のように秋に第2波が再来し、強毒に変異している可能性があるとの専門家の予測も広く知られ、インターネットなどで「今のうちに感染したほうがいいのでは」と話題になったという。 疾病対策センター(CDC)のベッサー所長代行は記者会見で「大きな間違い。(全体の傾向と)個人への影響は別だ」と述べ、危険なパーティーを試さないよう呼び掛けている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年05月12日 11時56分43秒
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